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第九話「学園祭の日」
ついに学園祭の日がやってきた。僕たちのクラスは、「宇宙カフェ」を開くことになった。ミカは「宇宙カフェ」のメニューや装飾を考え、僕たちはそれを実現するために一生懸命働いた。
「お兄ちゃん、これでいいかな?」とミカが僕に尋ねた。彼女は手作りの星形のクッキーを持っていた。それはとても可愛らしく、きっとお客さんに喜ばれるだろう。
「それ、すごくいいね!きっとみんな喜ぶよ!」と僕はミカに答えた。ミカは僕の言葉を聞いて、嬉しそうに笑った。
学園祭が始まると、僕たちの「宇宙カフェ」は大盛況だった。ミカの作った星形のクッキーはすぐに売り切れ、僕たちは追加で作るのに大忙しになった。
その日、僕たちは一日中、笑い声と楽しい会話で溢れる「宇宙カフェ」で過ごした。