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インテグレイション オブ ワールド  作者: アサム
○▼※△%章
175/190

175、ズルい女⑩▪️め の る▪️

私たちはウィンちゃんと再開して、ミトさんとも仲間になった。


そして、翁くんと杏奈とも仲間になったんだ。

翁くんは何故か以前から知っているような気がした。

どこで会ったのだろうか?

考えてみたが全く記憶になかった。


私たちは一気に大所帯になった。


私は元の地球でも、親友と呼べるような人はいなかった。

友達はいた。学校も楽しい。異性ともそれなりには話す。

でも本当に心を許せるような関係は築けなかった。


しかし、このAEの環境がそうさせるのか、ここで会った仲間はみんな信頼する事ができたんだ。


翁くんたちと出会ってすぐに黒の組織の幹部との戦闘になった。

相手はピテルと桜だった。

翁くんたちは何かしらの因縁があるようだった。


この2人の強さは異常だった。

私たちはウラヌスという幹部との戦闘経験がある。

しかし、ウラヌスみたいに相手を惑わしながら、有利な状況を作っていくのではなく、この2人は単純な戦闘力が高いのだ。


私たちは二手に分かれて戦った。

桜に因縁の深い翁くんと四宮さん。

勇くんとウィンちゃんと私はピテルと戦った。



「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。

トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされ、翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんはすぐに起き上がれない。


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていって、

「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」

と言うと、桜のトリアイナが翁くんの胸を貫いた。


「翁くーん!」

杏奈の声が響いた。




「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。


「えっ?」


トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされた。


翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんは起き上がれない。

戻っている?


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていって、

「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」


「あっ!まって!」

と言うが、待ってくれるわけもなく、桜のトリアイナが翁くんの胸を貫いた。


「翁くーん!」

杏奈の声が響いた。





「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。

やっぱり戻っている。


でもどうして?

いや今はそんな事よりも、翁くんを助けないと。


トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされ、翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんは起き上がれない。


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていく。

私は自分の戦線を離れて、翁くんの救出に向かった。


桜が倒れている翁くんにトリアイナの刃先を向ける。

私は桜のトリアイナに掴み掛かろうとした。


グザッ

しかし、桜はトリアイナで私の腹を刺した。


「今は翁くんとの蜜愛の時間なの。邪魔するんじゃないわよ」

と腹に刺したトリアイナを抜きながら吐き捨てると、


「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」

と言って、翁くんの胸を刺した。

その姿を雪の上に這いつくばって、痛みに視界を歪めながら見送るしかなかった。


「翁くーん!」

杏奈の声が響いた。



ハッと気がつくと、


「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。


戻ってきた。。。

お腹の傷は、、、無い。

傷は無くなっているが、脳が覚えているのか違和感があった。


トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされ、翁くんは地面に体を強打してしまう。

翁くんは起き上がれない。


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていく。

私は自分の戦線を離れて、翁くんの救出に向かった。


桜が、倒れている翁くんにトリアイナの刃先を向ける。


私は桜のトリアイナに向かって糸を出した。

糸がトリアイナに巻き付く。


よし!このまま引っ張って、、、

と思った瞬間に桜のすごい力で逆に引っ張られた。


「今は翁くんとの蜜愛の時間なの。邪魔するんじゃないわよ」

と地面に倒れた私を見下ろしながら吐き捨てると、


「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」

と言って、翁くんの胸を刺した。

私はまたしてもその姿を見送るしかなかった。


「翁くーん!」

杏奈の声が響いた。



「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。


戻ってきた。。。

桜を止めるのは無理だ。

翁くんを逃すんだ。


トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされた。


またしても翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんは起き上がれない。


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていく。

私は翁くんに向かって、糸を出した。

糸が翁くんに巻き付く。


翁くんを引っ張ろうとした時、

シュパッ

桜が糸を切断した。


「今は翁くんとの蜜愛の時間なの。邪魔するんじゃないわよ」

と吐き捨てると、


桜が倒れている翁くんにトリアイナの刃先を向ける。

「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」

と言って、翁くんの胸を刺した。

私はまたしても翁くんを助けることに失敗した。


「翁くーん!」

杏奈の声が響いた。



「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。

トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされた。


翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんは起き上がれない。


戻ってきたが、どうすればいいのかわからない。

私は呆然としながら、これから起こるであろう悲劇を見ている事しかできなかった。


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていって、

「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」

と言うと、桜のトリアイナが翁くんの胸を貫いた。


「翁くーん!」

杏奈の声が響いた。




「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。

もう辞めて。。。


トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされた。

もう辞めて。。。


翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんは起き上がれない。

どうすればいいかわからないの。。。


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていって、

「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」

と言うと、桜のトリアイナが翁くんの胸を貫いた。

何度も私に翁くんを()()()()()()。。。


「翁くーん!」

杏奈の声が響いた。




「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。


「もう辞めて!」

と私は声を上げた。


ウィンちゃんが、

「大丈夫?」

と声をかけてきた。

そうだ。ウィンちゃんなら助ける事ができるかもしれない。


トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされた。


翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんは起き上がれない。


「ウィンちゃん。お願い。翁くんに回復魔法をかけて」


「えっ?わっわかったよ」

ウィンちゃんがすぐに翁くんの所に向かう。


「あら?やり過ぎちゃったかしら」


桜は翁くんに近づいていく。

桜はトリアイナの刃先を翁くんに向けた。


「ハイケア」

ウィンちゃんが翁くんに回復魔法を使った。

翁くんの傷が癒えていく。


「さようなら翁くん。あまり感じさせて貰えなかったわ」

しかし、そんな事にはお構いなく、桜のトリアイナが翁くんの胸を貫いた。


さらに桜は、

「お前邪魔よ」

と言って、翁くんに近づいたウィンちゃんの首をトリアイナが斬り飛ばした。


「・・・」

杏奈は声も出せずに呆然と立ちすくんでいた。




「うふふ。そう急かさないで。私たちの蜜月をじっくり楽しみましょう」

と桜の声が聞こえた。


「ウィンちゃん!翁くんを回復して!」


「えっ?」

ウィンちゃんは私の言っている意味が理解できない。

当然だ。()()翁くんは負傷していないのだから。


「後で話すからお願い!」

私は説明する時間を惜しんでウィンちゃんにお願いをした。


「わっわかったよ。姫姉の言う事なら。。。」

と言って、不本意ながらもウィンちゃんは翁くんの回復に向かってくれた。


トリアイナを押し切って、翁くんを後方に飛ばす。

桜は槍投げのように翁くんに向かってトリアイナを投げた。

翁くんは何とか剣でトリアイナを防ぐが、後方に吹き飛ばされた。


翁くんは地面に体を強打してしまった。

翁くんは起き上がれない。


しかし、すでにその場にはウィンちゃんがスタンバっていた。


「ハイケア」

ウィンちゃんは即座に回復魔法を唱える。


翁くんの体が、緑色の光に包まれた。


ウィンちゃんは、

「気をつけて」

と言って、こちらの戦線に戻ってきた。



「腑抜けていたぜ。出し惜しみなんかしてらんねぇ」

翁くんも持ち直したみたいだ。

何とかこの戻りも回避する事ができた。


「イグニッション」

と翁くんのスキルを発動する声が聞こえた。



しかし、結果的に私たちは負けた。

柱の開放には間に合わなかったのだ。

ピテルと桜は柱の開放が済むと、戦闘も途中で撤退していった。

桜は不服そうであったが。。。

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