50過ぎなのに転職フェアに行ってみた
先日、都内の転職フェアに行ってみました。
50過ぎて定年までの年数を意識し、このままでいいのか疑問に思ったこと、社内の知り合いで20代から50代まで幅広く転職者が続いたこと、など、転職に興味はあったのですが、転職未経験でなかなか手が出ていませんでした。午前中、奥さんと一緒に電車に乗って出かけて、午後は特に予定がなかったんですが、電車で転職フェアの吊り広告をみた奥さんの「今からちょっと行って来たら?」の一言に押されて、急遽参加してきました。
自分は通常ならこういうのは事前にいろいろ調べてから参加するんですが、今回はそういうの一切なし。なので、「転職ってどう?転職フェアってなに?」「自分の市場価値は?50代にニーズがあるの?」という二点を意識して、いざ会場へ。
受付に行ってまずは登録。事前登録するとサクッと入場できるようですが、10分くらいかけて個人情報をいろいろ記入。TOEICの点数とか入社年数とかうろ覚えな項目が多数ありましたが、ちょっと間違ってもいいのでできるだけ多くの項目にわかる範囲で正直に記入しました。ここで記入したものは「訪問カード」として印刷され、訪問先の会社に渡すことになります。
ちなみに、自分はずっと社内IT部門所属で、インフラ、サポート、開発など幅広く経験させていただいています。
で、胸に経験分野を示すシールを貼っていざ入場。中に入ると展示会と同じ雰囲気。広い会場で各社が屋台みたいなスペースをとって自社をアピールしてます。あとでぐるっと回ってみましたが、客引きさながらの勧誘でびっくり。熱気があります。
まず、自分とマッチしそうな会社を紹介してくれる相談コーナーに行こうと思ったんですが、満席。並ぶ気もしなかったので、とりあえず目についた会社の人とお話。印象が良かったのでそのままブースに入って席に座って会社紹介を受けました。詳細は省きますが、30分くらい話をさせていただきました。
自分としては、相手の会社が伸びそうな業界かどうか、自分の経験が生かせそうか、50代の自分で大丈夫かといったことを聞きました。今回、転職に興味があって参加したが、まだ具体的には活動していないということを前面に出していたので、相手も情報提供という感じでした。午後も少し回ったころに入場したので三社しか回ってないです。
最後にプレゼントがもらえるアンケートに回答して会場をでました。
参加してよかったです。転職エージェントに登録するのはまだ躊躇しますが、転職フェアならまた参加してみたいと思いました。転職について情報はもっていたもののまったく実感がなかったんですが、転職フェアに参加して、見聞きできたのが大きかったようです。次回は、働きたい職場・働きたくない職場、やりたい仕事・やりたくない仕事、希望の年収や勤務時間、勤務先を少しイメージし、転職フェアに参加することでそのイメージがはっきりしていくと転職しやすいように思いました。また、転職がこれまでより具体的に見えたことで、「どんなに嫌でも定年まで今の仕事を続けないと無職になるかも」という不安が和らぎました。自分の職務経歴はそれなりに説明できましたが、転職フェアで手軽に面接のような経験が得られるのも大きいです。
背中を押してくれた奥さんにありがとうって伝えました。まじで。
転職未経験で転職に興味がある人に転職フェアはおすすめです。