みぃちゃん
短文どうぞ。
ほこりかぶった足で出歩くみぃちゃん
コンクリートで塗り固められた道はでこぼこしてて気持ちがよさそう。
でもお空を眺めながら歩いてたから、ペットボトルのふたを踏んで泣いちゃった。
泣き虫みぃちゃん、足裏をみてびっくりしたみたい。
一体どうしたんだろう。
ちょっと近づいてみよっか。
おや、これは,,,,,,どうやらペットボトルのふたにほこりがついて足の裏がきれいになったみたいだね。
泣き虫みぃちゃん、前見てさらにびっくり。
この前、お兄さんの家への道が無くなっていたんだ。
なんで見えなくなったんだろうと、みぃちゃん、まわりをキョロキョロ。
まわりは大きくて赤い壁をしたおうちに囲まれて、なんか怖い感じがしている。
みぃちゃんの目の前には、三つの道があるみたい。
いつもなら、道は一本道のはずなのに今日は三本道に増えちゃったね。
みぃちゃん、ちょっと目をつむってうーん,,,と考えてる。
あれれ? みぃちゃん、目つむったまま足を前に出したみたい。
みぃちゃんはどうやら、目つむったままで行くみたいだね。
うんうん。たまには運に身を任せて歩いてくのもいいかもしれないね
でも、いいの? みぃちゃん。
そこ、あしのふみばないよ?
おしまい。
みぃちゃんがどうなったかは
皆さんのご想像にお任せします。
お読みいただきありがとうございました。