表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/6

冒険者登録

よい目覚めだ、ちゃんとしたベッドで寝たので

背中が痛く無い、岩蔵で寝た痛みが多少残っては

いるのだが…。

よく背伸びをし体の柔軟運動をする

体からはポキポキと骨の音がなりすこし痛い

革の鎧を着て、上から防具を付ける

ナイフを腰元に付け、棍棒に紐を通し

ベルトにくくり付ける

とりあえず、今日はギルド登録でもしに行くか。

階段を下り ロビーに出る、

宿は今のところ2泊する事にしているので

そのまま外に出る。

まだ早朝とあり街を歩く人は少ないが

屋台の人が準備をしたりしているのは見る

ギルドは中央に近い場所にあるので

中央に向かう

ギルドに出入りする人が居るため

もうギルドは開いているのだろう。

すこし薄暗い中よく頑張る物だ、

何故俺が早朝にギルドに来たのかというと

やはり新人イジメがあるだろうし

人が多いのはあまり好きでは無いからだ、

早速扉を開け中に入る

中には素材を換金、鑑定する施設やカウンター、

酒場もあるようだ、

カウンターの女性職員に声を掛ける

「冒険者の登録はできますか?」

「はい、もちろんできます」

受付嬢は営業スマイルでそう言う、

「登録をしたいのですが…」

「ではこちらの部屋にどうぞ、」

そう言われ俺は奥の小部屋に連れて行かれる、

その小部屋には木製のテーブルと椅子が

二つ置かれていた

受付嬢は奥の椅子座り俺も手前の椅子に座るよう

誘導される

「ではあなたが冒険者にふさわしいか、簡単な試験を行います」

試験と言われすこし驚いたが

試験と言っても簡単な質問に答えるだけだった。

今まで犯罪歴が無いか、何故冒険者になろうとおもったか?、

そして出身地はどこか、と言う質問だ、

出身地の質問は前本で見た、アルト村と言う

小さな農村を言っておいた、

ド正直に別世界と言う訳には行かないしな。

「……わかりました、それではこのカードの魔印まいんの中にあなたの血液を垂らして下さい」

俺は腰元のダガーを手に取り、

指の先に切り傷を付け、血を垂らす

すると魔印が妖しく紫に光り、

俺の情報が登録されて行く、

これで俺の体とこのカードが接続リンクし、

盗難時に盗難者に攻撃魔法を展開したり

俺のステータスを自動的に更新してくれたりと

非常に便利なカードなのだ、

「…? 名前が出ない…」

…? 何故だ?…………………俺が名前 なしだからか?

「俺はもともと名前がないんです

だから名前が無いのだと…」

このカードは俺にとって自分の名前の記憶から

カードに名前を表す、

俺はこの世界に来る前の名前も覚えていないし

こっちに来てからも名前はない。

恐らくそれが原因なのだろう、

俺の名は… 

ふと自分の中で俺の名前を思いつく

キルダ・ヴァイリスと言う名前だ、

何故この名前が出たかはわからないが

俺の名前はキルダ・ヴァイリスだ。

するとギルドカードにもその名前が浮き出る。

「キルダ・ヴァイリスさんですね、承諾しました」

そうして俺は依頼クエストを受けれる

冒険者となった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ