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プロローグ

埜上和乃(のがみかずの)………通称ずのっち(クラスメイト命名)こと私には幼馴染がいる。

まぁアレだよね、幼馴染と言うと乙女ゲーで言うところのメインヒロインの王様、最強の萌えキャラだよね。

多分今私の事を見ている神様みたいな誰かはこう思っているに違いない。

『チクショウ私には幼馴染なんていないぜ!』ってさ。

でも安心してほしいんだ。


私の幼馴染はお世辞にもイケメンとは言えないし、性格も取り立てて良いと言えるほどじゃない微妙な奴だから。

そう、なんというか『あー、いるいる、いるわー。確かにこんなやついるわー』と思うような男なんだよ。

でもかくいう私もお世辞にも美少女とは………言えなくもないと信じたいけどそこまで可愛くはないんだけどね。

酷い話だよ。美男美女の幼馴染コンビであれたならきっと私もこいつも色々お得な人生だっただろうに。まぁ現実でそんな美男美女の幼馴染なんてめったにいないだろうけどさ。

これでも進学する度にみんなのいない学校に進学しているから分かるんだけど、実は結構知り合いになった人数の多い私であってもいまだ一組しか見たことがない。

し、か、も。そいつらは今私が通っている高校に居て、同じクラスで、席が嫌でも目に入るような目の前にあるもんだから毎日毎日イチャイチャして見せつけてくんだよコンチクショー!とか考えつつ帰路につく、ある日の放課後。

なんで私はモテないんだろうとか今更思わないけど、いつか理想的な異性が現れて結婚を前提に付き合ってくれないかなぁ(願望)。


「おいどうした和乃。お前はただでさえ顔が良くないんだから悩ましげな顔をしていると余計に酷く見えるぞ?」

「あぁん?ケンカ売ってるの?今なら言い値で買うよ?単位はダースで勘弁してあげる!」


………で、今とんでもなく失礼なことを言ってきたのが、私の幼馴染である生田勝城。名前はカッコいいのに顔は残念な奴である。

ハッキリ言って私はコイツに良い感情を持っていない。

なんたって顔のレベルは私とそう変わらない癖に異性からの人気が無駄に私を圧倒しているんだよ、生意気にもね。

この野郎少しで良いから私にその人気を寄越せ、モテさせろ。

ただそれでも私がコイツとの腐れ縁を続けているのは………生田勝城という人間が実は見た目と口と性格の3つが悪いことさえ目を瞑れば相当な優良物件だからだ。


まずコイツは中の上程度に頭が良い。たしか点数は5計で430とか言ってたっけ。

中々に難しいと有名なウチの学校のテストでこの点数なんだから多分相当に頭が良いんだろうね。

残念なことに私の通う学校にはオール100を出す特待生やらもっと頭のいい奴がそれなりに居るからあまり目立たないけど。

ついでに言うなら私自身はあまり頭がよろしくない方なので、何気にコイツに毎回助けられていたり………小学校どころか幼稚園の頃からずっと同じ学校に通ってるおかげで弱点とか知られてるからやたらと分かりやすい説明をしてくるのがちょっとムカつくよ。


そんで、なんとコイツは頭がいいだけでなく文章力がやたら高い。

聞いた話では推薦を受けた時、小論文に関してだけ言うならぶっちぎりのトップだったとか。

本人曰く『だって俺親が出版社の係長だぜ?それで文章力なかったら終わってるだろ』らしいけどねぇ。

私だって親の片方は作家ですよ?そんな私は推薦の時小論文が悲惨だったんですけど?ねぇねぇ、教えてよコノヤロウ!


「ちょ、お前さっきから様子がおかしいぞ。とうとうバカが知性だけじゃなくて精神の方にまで侵食しちまったのか?嘆かわしいことだ」


うっせー!私は今お前の(無駄にある)長所を紹介してやってんだぞ!なのにその態度はなんじゃあ!

お前本当に昔からデリカシーないよね!?

そういうことを言って許されるのはイケメンだけだっての!

あーあ、本当に嘆かわしいよ!私だってお前がイケメンならいくらなじられても乙女な反応を返してやれるってのにさ!

私は心中で小5の頃から続くコイツの憎まれ口にイラつきながらも、黙々と道を歩くのであった。


………遥か天空より迫ってきて、今やあと10mもない距離に近付いている『冷奴(ひややっこ)』に気付かないまま。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


そして現在。死後の世界こと神の間にて。


『ちょww君達冷奴で死ぬとか面白すぎw』


私………と、残念なことにここでも腐れ縁が保たれている勝城は神と思わしきウィンドウに草を生やされていた。

あ、ちなみに草を生やすってのはネット上において笑った時の表現である『w』が草っぽく見えることから生まれたらしいよ。どうでも良いね。


それにしても私たち、本当に冷奴で死んだのね。

いくら柔らかい豆腐であっても、私たちが思ってたよりもとんでもないサイズだったし、とんでもなく高い場所から落ちたらそら死ぬだろうけどさ。

ただ私的にはアレだね、出来れば死ぬならカッコいいお兄さんの腕の中で息絶えたかった。

でも現実問題、私が死んだのはカッコいいお兄さんの腕の中ではなく、冷奴の下だった。

完膚なきまでに冷奴の下だった。


『ちなみにあの冷奴、ボクが定期的にある目的で君たちの世界に落下させてるんだけどさー、分かるかい?その目的が!』


「異世界転生ですね分かります」


あぁもう、なんてこったい。なんで神様は私に冷奴の下で死ぬ運命を与えてくれやがったんだよ!


『せいか~い♪んじゃ、ボーナスを決めるためのクイズをするよ?』


………クイズ?なんじゃそりゃ。というかなんで突然クイズなんて話に?

私はとりあえず、話を聞いていることだけは間違いない勝城に話を聞こうと肩を叩いて聞いてみる。

コイツ、伊達に付き合いが長くないからか私に対しての説明が恐ろしく分かりやすいんだよなぁ。

だからこういう時は頼りになるんだけど………今回は状況が状況だし、多分無理だろうね。

でも聞いちゃう辺り実は私コイツに頼ってるのかも。悔しい。


「ふむ、それじゃ簡単にまとめるぞ?ここは神様が人間を転生させる場所で、俺たちの死因である冷奴は神様が転生させる奴を選ぶためのツールで、そして今転生時のボーナスを決めるためのクイズをしようって言ってるんだ」


ふむふむ………つまりこのクイズに答えるとボーナスがもらえるってことかな?

だったら頑張らないとだね。

それじゃ任せたぞ勝城!


「おいおい、んなこた俺にできるわけな………」

『それでは代表として勝城くんに問題です、君たちを殺したあれには名前があるんだけど、それはどんな名前かな?

1.転生豆腐

2.絶対冷奴(ぜったいれいど)

3.そもそも名前なんてない』


そしてウィンドウの前にキーボード的な何かが現れた………うわぁ、こんな問題分かるわけないじゃん。しかも1/3の確率ってただの賭けだよ。賭け。

でも私は大丈夫だよ。だって責任を勝城に押し付けられたからね。これで勝つる………って言うのかな?

さぁさぁ、一切の責任を押し付けたから戦々恐々としながら頑張ってくれたまえよ。

私としても、あまりこんなこたぁしたくないんだがね。しかし勝城、お前は私に比べてこういうなぞなぞみたいなクイズに強いんだし、頼んだよ?

正解出来たらちょっと崇めてやっても良いぞ………一応ね。


「正解はこれだろ」


私が勝城に少し期待していると、勝城は何やら全力でウィンドウに変なものを打ち込んでいた。

ただ、ちょっと叩いた回数がなにやら10回前後だったんだけど、気のせいかな?

確かあのなぞなぞは1~3の番号が書いてあったし、それをどうやったら10回くらいキーボードをたたく結果につながるのかな?

多くても普通は1、2回だよね?数字の半角全角を変更することを計算に入れたとしても。

………いや、もしかしたら勝城のことだから私には考え付かないようなすごい答えを導きだしたのかも。コイツはデリカシーはないけど知能はあるしさ。

でも何を答えに選んだのか気になったので、私は横から入力された言葉を見ることにした。

そしてその言葉を見て………絶句した。あるいは呆れてものが言えなくなった。

冷奴ひややっこ』ってわざわざ日本語で入力するバカがいるかなぁ!?いくら私であってもそんなやり方はしないよ!?

あぁもう、コイツはいざという時に頼れるとは思っていたのに、こんな人生のかかっている時に限って………


『∑(`□´/)/ ナニィィイイイ!?正解ダトォォォォォ!?………congratulation!halleluiah!Tempus rectam responsum primus homo es!』

「ゴメン英語とラテン語は読めない奴居るから日本語で」

『おめでとう!そして褒めたたえよ!君は初めての正解者だ!』


ウソダドンドコドーン!

………いやマジ?勝城正解しちゃったの?

思わず隠れた趣味である特撮のネタが出ちゃったけど、本当にこれで正解なのかと疑いたいよ?

もしかしたらここから『で・す・が………』的な繋ぎ方で延長されたりしないよね?


『で・す・が………正解されたの悔しいんであと一問!』


あ、やるのかよ神。大人げないよ神。むしろここで落ち着いて対応してる勝城がいつもより大人びて見えるくらいに大人げないよ。

それにさっきの問題の答えがあれであってる理由も聞いてないのに次の問題とか、酷いよ………


「………とりあえず次のやつで間違っても正解数がリセットされず、次のやつも正解したらボーナスってのが二倍になるってんなら。あとさっきの問題の答えの理由を教えてやってくれ」


でもそこにすぐさま勝城のフォローが入り、私に解説をしてくれるように頼んでくれた。

ひゃっほい、さっすが幼馴染。分かってるねぇ、以心伝心だねぇ。

でもちょっと私がバカだと思われているようで悔しい………事実には違いないんだけど。


『それじゃ説明だよ。さっきの問題は………最初っから番号で答えろとか言ってないし、ボク最初に冷奴だって言ってたよね?ww』


………いや待ってよ、それってつまりただのひっかけで正解させる気ないってことじゃん。

酷い、酷いよ神様!?今回は勝城が相手だから良いものを、私が相手だったら正解不可能じゃないか!

くっ………これが優しさを温かみを失った人の姿だって言うの!?

醜い、醜いよ!


『ボク人間じゃないんでwwゴメンネーw』


んだとゴラ。

年頃の乙女としてこの言葉は口に出さないけど、今のは私への挑発と見て良いんだね?

あと草生やすなよ!イラッとするだろ!


『………シーラネwそれと次の問題行くよー』


私が声に出さない抗議をしているのを無視して、神は勝城に対して新たな問題を出した。


だけど、その問題はもっと難しい無理難題で………


『六種類の正多面体のサイコロを同時に投げて全て1の目が出る確率は何パーセント?ただし、それぞれのサイコロには1から順に数字が書いてあるものとする。なお回答は小数点以下切り捨てで、かつこの問題を読み終えてから三秒以内に口頭で答えよ』


訳わかんないよ!三秒でそんな計算できるわけ………


「そもそもこの問題は前提から成り立ってないから、パーセントも何もない!0だ!」


やっちゃったぁぁぁ!?

ついに勝城がやらかした。少なくとも正多面体6個を投げて全部位置になる確率は………確率は………

あれ?


『正解………今のやつも正解者いなかったのに、また記録を破ってくれやがんのかよフザケンナーwでも悔しいからもういっちょいくよ!』


………あ、そうか。正多面体は五種類しかないから、そもそも六種類を投げるって前提な時点でありえないのか。

正直言ってこれは難しいとは言えないけどうざいと言う意味においてはさっきの問題にも比肩するよ。

ハッキリ言おう、君はウザい問題を出す天才だ!


『ハイハイ、それじゃ次次ー』

「「いや問答無用すぎでしょ」」


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


………そして、あれから何十時間かが経過した。

すでに出された問題は百を超え、千を超え、いよいよ一万の大台にすら到達してしまっていた。

アホか!なんでボーナス決定のためのクイズで一万問超えるんだよ!神様アンタは何がしたいの!?

ボーナス1つでもそれなりに有利になるだろうに、それが一万とか規格外どころの話じゃない、もはやチートやバグの次元を越え………何が何だか分からない領域だ。

何だってんだい神様。何がしたいんだい神様。


「「はぁ………あの馬鹿どもは………」」


私は誰へでもなくそう呟いた。


「いやもう一体何を目指してるんでしょうねぇ?」


………あれ?あなた誰?

私が見るに綺麗なお姉さんって感じだけど、なんでここに?


「あ、自己紹介してませんでしたね。あのバカの妻です」


うぇぇぇぇぇい!?神様の妻!?つまりギリシャ神話におけるヘラ!?

何それしゅごい。でも神の妻って知ったらそんなすごい存在が何故私の前に居るのか余計に理解不能になったよ。

まぁ多分勝城と神様のクイズバトルの件で来てるんだろうけどさ。


「えと………埜上和乃です」


とりあえず名前を言ってみた。

おばあちゃんが言ってたんだ。誰かと話すときとりあえず初めて話す人だったら自己紹介しとけってさ。

これまでおばあちゃんの知恵は百戦錬磨の負け知らずだし、私の足りない頭で何か考えるよりもおばあちゃんの知恵を活用した方が人生うまくいくんだよね。


ただおばあちゃんの知恵にも弱点があって、話す相手が突如としてぶっ飛んだ話題を持ってきたら対応不能に………


「ところで、彼とあなたはどういう関係なんですか?」


しまった神に常識的な流れを期待するのが間違いだった。

いきなり私と勝城の関係を聞かれちゃったんだぜ。

ふははは、これを聞いてきたのはこれまでにお母さんしかいないんだけどなぁ、その記録を死んでから数十時間で更新されるなんて驚きだよ。

まぁこういうのはなんでもないように至って平常心で答えれば無害だよきっと。

だから落ち着いて………


「い、いやただの幼馴染ですよ?」

「………」


あらま、落ち着いてとか言った次の瞬間に落ち着けなかった。むしろその逆を行っちゃったぜ。

混乱の極みに達した挙句嚙みながら『ただの幼馴染です』なんてこれ完全に誤解を招いてるよね!

しかも弁解の余地もない感じでさ!

あぁ理不尽かな現実よ、何故私にとんでもないタイミングでの失敗を与えてくれやがんだ!


「あらあらあらあら、そうなの?なら私の娘とでも引き合わせようかしらねぇ?あの子と彼なら結構相性良さそうだけど………」


その上神様の妻………女神様?は私を煽ってきてるし………ダメだもう否定するのは難しいよ!

ここで躍起になって否定するのはむしろ肯定しているようなものだし、このセリフにはどう返せば良いんだよ………分かんないよ………

私はどうやって弁解したものか、頭を抱えるのであった。


そしてそうなった直後、不意に耳を痛めるかと思うくらいの大声が響いてきて、私の思考はバッサリと中断された。

その声の主は、恐らくだけど勝城だろうね。

昔からアイツ、何か嬉しいことがあるとメチャクチャ叫ぶんだよねぇ。だからこれはきっと、勝城が神様からのボーナスチャンスをいい感じに終了した合図………みたいな?

まぁあくまで想像に過ぎないし、勝城が戻ってきてからじゃないと何とも言えないんだけど。

出来るものならこれがとんでもないキチガイ記録樹立の合図でないことを祈っておこう。


「おい和乃!ボーナスがぴったり10000個になったぞ!」

「ホントに何してくれちゃってんの!?」

「ちなみに今後数万年は破られないであろう大記録らしいぞ!」


しかし私の祈りは通じず、それどころか三秒と経たずに勝城がとんでもない記録を樹立したことを教えてくれた。

一万個って、どうするんだよ。何と何と何を選びまくってどこまでチート化すんだよ。

もうわけがわからないよ。

私の思考はもはや収拾がつかないレベルの混乱に襲われていた。

だが、勝城はその混乱するさまを何を選べばいいのか分からない不安でこうなっているとでも思ったのか、追撃に新たな爆弾を落としてくれやがった。


「それとボーナスは選んどいたから安心しろ。俺のチョイスは的確だぜ」


違う!違うんだよ勝城!私は………私は………


チートは良いからモテたいんだよぉぉぉ!


私は心の中で全力で叫んだ。

何故かって?だってこんな願望を人に聞かれたくないじゃん。

というか突如として叫び出すJKとか絶対にモテないって。今時愛が重くてもダメ女でも需要のあるご時世だけど、いくらなんでも叫び出す女はモテないはずなんだよ………だよね?


「あ、それと言い忘れてたんだが」


そんな突如として心の中で叫び出してしまったことへの自己弁護の最中、不意に勝城がそんなことを言い出した。


「なに?くだらないことなら腹いせに殴るけど」


とりあえず私はイラッとしている時に言う定型文のような形で返した………が、次に勝城の口から発された言葉は私のイライラを一瞬で吹き飛ばした。


「………お前の種族はエルフにしといたから」

「………」


どうやら勝城は私の種族を薄い本やら何やらで豚っぽい奴等に大変な目に合わされる種族第一位にしてくれたようだ。

コノヤローふざけんなー!

なんでよりによってエルフかなぁ!私もしも生まれ変わってもエルフはその手の被害者になりたくはないから嫌だとか思ってたのに!

マジで殴ってやる。そう決意して私は勝城に詰め寄ろうとした。


「あと、転生はボッシュート方式だってよ」

「いや人の種族勝手に変えn」


だが、残念なことに私は勝城に拳を当てること叶わず、狙ったように現れた穴に落下していってしまった。

………転生したら、いつか絶対に殴ってやるかんな!覚えてろよ!

私は気持ちだけ叫びながら、第二の生を迎えていくのだった。

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