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【プロットタイプ】罪と罰

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/10/04

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

恋愛です。R15です。

苦手な方はご注意下さい。


朝って清々しいものじゃないよね。

朝目覚め、カーテンの隙間から覗く光は鈍色だった。夜這いをしに来た隣人は、昨晩の覚醒を引き摺ってか、まだ寝息を立てている。瞼が涙で腫れ上がっているのは、気の所為ではない。

荒んだ朝だった。嵐が過ぎ去った様な朝だった。

俺は眠っている隣人を跨ぎ超すと、静かにカーテンを開けた。光が入って眩しいのか、のっそりと体を起こし、瞼を擦る。

パジャマ、というよりかは寝巻きに近い格好。自分の体より一回り大きいサイズのダボついた布が、適当に素肌に纏わり着いている。腹まで伸びる前立ての釦は全て開け放たれており、昨夜の荒事を物語る。

「るいたん。昨日の曲……掛けて……」

「プレイヤー、リビングだろ」

「持ってきたスマホからで良いから……。音量最大にして……」

指差すのは俺の机。其れからまた、二度寝をする為にその場で崩れ落ちる。

溜息が出る。気張るつもりは無いようで、やる気のない休日はそうやってダラダラと過ごす事が鉄板となっている。

そうしてそのまま部屋を出て、家事を済ませる予定だった。しかし部屋のドアを開くと、唐突に声が掛かる。

「瑠衣たん、こっち来て」

答えるべくもない今の呼び掛け。気にせず部屋を出て、そのまま洗面所に向かおうとした時の事。グズる様な、間延びした様な発情期の猫の様な声が俺を引き留める。

「こっちぃ……」

振り返る。

「いいから」

ベッドの上でゴネ続ける此奴の隣りに膝を置いた。布団に散らばった長髪。昨夜、振り乱し続け、艶を失ったもの。それでも縺れる事なく一本一本が線を描いていた。思わず手を伸ばし、掌で撫でると、『もっと……』と強請る様に頭を擦り付ける。

「朝ってさ、清々しいものではないんだよね。大抵は何時も荒んでいて、爛れていて、其れを発散させる為に、また似たような行為に及びたくなる」

昨日の荒んだ行い。明日が休日と分かると、勝手に俺の布団に潜り込み、適当に一人盛り上がり、最後にはどうしようもなくなって縋り着いてくる。その余韻を今、引き摺っているのだろう。

「朝ってそんなもん」

朝って清々しいというものではない気がします。

あ、寝起きです。起きてから一時間後はもう清々しい。


髪がぐしゃぐしゃしていて、瞼が重くて、睫毛が変な方向に乱れてる。

だからさっさと落ちぶれたくて、ぐしゃぐしゃになりたい。


死ぬ最後のその時に、そうなっていたら良いな。

全てが合致した人にそうされて、最高潮で死にたい。

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