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力の使い方

 その時僕は石を投げられていた。それは明らかにいじめだった。


「や、やめてよ!!」


 思い切り叫んだつもりだったが聞こえていないのかそいつ等はニヤニヤしながら石を投げてくる。

 実はこのいじめが始まったのは結構前だった。僕が思うに目立ってしまったからだろう。

 少年らが女の子をいじめていたときクラス皆が無視するなかつい止めに入ってしまった。


「なんだぁ。お前が代わりになってくれるのか?」

「何で僕がいじめられなくちゃいけないいんだ!?いいからやめろって!」


 理由はそれだけの会話だったが少女へのいじめがなくなった代わりに僕がいじめられるようになり、その仕打ちは子供ながらに容赦がなかった。

 少年らのいじめは日々エスカレートした。


 そしてその日もそんないじめを受けていた。

 もっとも石を投げつけられたのは初めてだったが。


「痛いならかわせばいいだろ!?お前運動神経いいんだろ?」

「こんなにいっせいに投げられてかわせるわけない!それにっ・・・ぐぅ」

「あ?なんか言ったか~最後まではっきり言ってくれよ」


 そして事件がおきた。


  ゴッ・・・     「え?」

 

 少年らの一人が投げた少し大きめな石が僕の頭に当たった。

 その時僕の中の何かが弾け飛んだ。


「ひゅ~、いったそうだねぇ」

「おいやりすぎんなよ。後でゴチャゴチャ言われたくないからな」

「大丈夫だろ。こいつ妙にじょうぶだし。なぁ?おいぶへぇ」

 

 気づいたら名前も知らない少年らの一人を殴っていた。


特に日は決めてませんが早めに更新するつもりです。

よろしく

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