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第5話 馬車内での質問

 馬車に乗ったスズキはアレンシアの質問に答えていた。

なぜそのような魔法が使えるのか?いったいどこで習ったのかなどを聞かれていた。

質問に答えていると、従者が到着を知らせる。

ファッシアンラーション家に向かう途中の馬車の中で、スズキは質問を投げかけられていた。


「さて、私の屋敷まで行くのにまだまだ時間がありますので、いくつか質問させてもらいますね。まず、モンスターを倒したとき魔法がモンスターに向かっていったように見えましたけど、あれは何なんですか?そんな魔法は宮廷魔術師の一握りしかできないものですよ。」


「あ~、それですか。実は私には、師匠がいましてね。その人がこの追尾魔法を教えてくれたんですよ。それとついでにって無詠唱も教えてくれたんです。」


「そうなんですか?それでは、その人は宮廷魔術師だった人なのですか?」


「いいえ、師匠は宮廷魔術師ではなかったそうですが、「魔境の森」というところで暮らしていたそうで、そこで独学で魔法を習得したそうですよ。」


「「魔境の森」!?そ、それはまた随分と物騒なところで育ったんですね。なるほど、それなら追尾魔法も無詠唱も使えるのに納得いきました。次に、何故、初級魔法であそこまでの威力が出たのですか?私や宮廷魔術師でも、初級魔法ではあそこまでの威力にはなりませんよ。」


「それも、師匠が「魔力は少ないと色々と不便だし、威力が出ないと身も守れんから鍛えといたほうがいいぞ」と言っていたので言ってた通りに鍛えていたらこの威力になったんですよ。でも、まさか、あそこまでの威力になるとは思いませんでしたがね。」


「そうですか。それなら、随分と鍛えましたね。魔法の種類も豊富そうですしね。」


「あははは、褒めていただいてありがたい限りです。」


そんな、話をしていると馬車を引く従者が口を開く


「そろそろ屋敷の方に着きますよ。お嬢様方、お客様降りる準備は大丈夫ですか?」


そう言って従者は、光り輝く門を通り、長い庭の道を走り、でかい扉の前に着いた。

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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