第3話 腕試しと救出
風魔法で飛んでいった鈴木、女性たちとモンスターの間に飛んではいることに成功。
腕試しと救出を兼ね、ナビにモンスターの首に標準を任せ、炎魔法を使用し、モンスターを倒す。
炎魔法で周囲の煙が晴れ、女性たちの前に、鈴木の姿が現された。
飛んで行った、その先には考えていた通りの貴族の女性が、いまにもモンスターに襲われそうになっていた。
そこに、モンスターと女性たちの間に入るように、「鈴木」は粉じんを巻き上げ着地をした。
「え?なんですか、この粉じんは?」
「わ、わかりませんが何かが私たちの間に飛んできたようでしたよ。お嬢様。」
「あ~、これ成功でいいのかよ。確かに、体痛くないし、女性とモンスターの間に入れたから成功か。」
女性たちは口を開け、モンスターは獲物を見失い怒り狂い叫んでいた。
「ぶもー!!!!」「げ、ぐげー!!!」
「なんて言ってる分からないな。そういえば、ナビ、こいつらの言葉ってわかるのか?」
「可能です。翻訳しますか?」「おう、お願い」「了解しました。それでは、翻訳します。」
「ぶもー、女どもはどこいるんだよ!!それになにもみえないしよ!!(オーク)」
「わ、わかりません!!煙がいきなり巻き上がり、前が見えなくなりました!!(ゴブリン)」
「うーん、このままほっといて逃げてもいいけど、他の人が襲われたら厄介だから、ここでやっつけとくか。」
「ナビ、モンスターの首に標準を合わせて」
「了解。オーク 三体、ゴブリン 十五体の首に追尾を付けます。使用魔法は何でしょう?」
「使用魔法は、死体の処分も合わせて炎魔法「ファイアーレンス」を使用、スピード重視で発動。」
「了解。スピードを加速、炎魔法「ファイアーレンス」を使用し、モンスターの首にあて、燃やします。」
「おけ、それじゃ、発動。炎魔法「ファイアーレンス」」
そう言った、「鈴木」の魔法は煙の中を裂きながら、的確にモンスターの首めがけ、飛んでいき、刺さり、炎がモンスターを焼くその様はまさに炎上が如く、炎は柱のように巻き上がり、周囲の煙を吹っ飛ばし、女性たちの前に「鈴木」の姿を現した。
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