第29話 報告
依頼を終え、門へと続く道を歩く、、、
門へと着き、門番に止められ、事情を話す。
ギルドへと向かって行く、スズキたち、、、
門へと歩いていく、「神風の剣」のマリンダが口を開く。
「あ、あの、どうして、スズキさんはいきなり足を止めたんですか?」
「足を止めた?何のことですか?」
「カエトーラスさんに向かって行く途中でいきなり止まって、空を見上げていましたので、、」
「あぁ、、、あれですか。あれは、予想外のことが起きたのでついね、、、」
「予想外のこと?それは、、、」
マリンダが、聞こうとしたが門が見え、スズキが話を切り上げる。
「あ!門に着きましたよ、マリンダさん。」
「え?あ、本当だ。」
門へ歩いていき、門番が話しかける。
「お!お疲れさん、どうだった?」
「ありがとうございます、今、依頼を終えて、戻ってきたところですよ。」
「そうか。で、そのグリフォンは何だ?」
門番がそう言い、鋭い視線をグリフォンに向ける。
「あ?なんだ、喧嘩するか?」
「まぁまぁ、このグリフォンは私がテイムしたんですよ。その証拠に首輪もついてるでしょ?」
「んん?あ~、本当だな。すまなかったな。」
「ふん、まぁ、許してやろう。」
「そうか、ありがとうな、さて、冒険者証か通行証を見してくれ。」
「はいよ。」
「よし、通っていいぞ、次の方~」
「それじゃ、ギルドに行きましょうか。」
「そうですね、行きましょうか。」
マリンダがそう言い、スズキが承諾し、ギルドへと歩いていく。
~~~~~~~~~~
ギルドへと着き、受付嬢に用件を伝える。
「こんにちは、ギルドマスターはいますか?」
「ギルマスですか?何の御用でしょうか?」
「実は、ギルマスに頼まれてた、依頼が終わったのでその報告をしようと思いまして。」
「かしこまりました。では、只今お呼びいたします。」
受付嬢が言い、階段を登っていった。
少しして、階段を降りる音が聞こえ、ギルマスが姿を現す。
「おぉ、帰ってきましたか、どうぞ、上がってください。」
「あぁ、ありがとうございます。」
階段を上り、ギルマスの部屋に着いた。
「それで、スズキ殿はどうだった?フゥレン。」
「あぁ、そんな話もあったな。もちろん、文句なしの合格だよ。」
「そうか、で、何か収穫はありましたかな?スズキ殿。」
「あぁ、そのことなのですが、グリフォンがいまして、、、」
「グリフォン!?それは大変だ、スズキ殿は大丈夫でしたか?」
「えぇ、大丈夫でしたよ、それで、、、」
「それはよかったです。今すぐに討伐隊を編成しなくては!!」
「あ~、なぁ、ギルマス。」
「なんだ!!!」
「スズキの話聞いてやろうぜ。」
「そ、そうだな、何か情報があるかもしれない。スズキ殿、どうでしたか?」
「その、グリフォンは私がテイムしました、、、」
「え?て、テイム?」
「えぇ、テイムです。」
「そ、そうなんですか?」
「えぇ、本当です。」
ギルマスがフゥレンに目を向ける。
その視線に気づき、フゥレンが頷く。
すると、ギルマスが安心したのか、腰を抜かし、椅子に座り込んだ。
「そ、そうですか、なら、よかったです、本当に、、、」
「ところで、テイムということは、そのグリフォンは喋るんですよね?」
「えぇ、喋れますよ。」
「なら、だいぶ長いこと生きてますね。」
「そうなのですか?」
「えぇ、グリフォンなどの知性が高いモンスターは、何百年単位で生きることにより、寿命や魔力が増加するんです。」
「そうなんですね。」
「これらのモンスターは、まとめて古代種と呼ばれています。ギルドで定めている、古代種は言葉を話せる、上級魔法を使えるなどがありますが、どれもAランクモンスターに指定されています。」
「Aランク、、、それはだいぶ高いのですね。」
「えぇ、本来ならあなたに依頼したものは、Bランクのものでしたが、まさか、Aランクが出てくるとは思いませんでした。」
「それはまた、で、私はどのくらいのランクになります?」
「文句なしのAランクです!!っと言いたいところなのですが、、、いろいろと批判の声が出てきそうなので、Bランクからのスタートでお願いします。」
「そうですね、新参者がいきなりAランクというのは不満もありますでしょうし、それで大丈夫ですよ。」
「あ、ありがとうございます、では、発行をするので、少し待ってもらえますか?」
「えぇ、大丈夫ですよ。」
スズキがそう言い、扉を開け、部屋を出て行った。
「さて、フゥレン、こんなこと頼んで悪かったな。」
「別に、いいよ。」
「しかし、Aランクのお前が、まさか、乗ってくるとは思わなったぞ。」
「少し、気になることがあっただけだ。」
「そうか、それで、お前の見立てでは、スズキ殿はどんな感じだ?」
「あれは、一種の化け物に近い、到底人間には見れなかったな。」
「それは、亜人や魔人の類ってことか?」
「いや、それはない、マリンダの鑑定魔法で見たが、ちゃんと人間だったよ。だが、やってることはとても人間業ではなかったな。」
「そうか、ランクはどれぐらいだと思う?」
「低く見積もって、Aランク、、、将来性を加味すれば、Sランク上位には入るだろうな。」
「そ、そんなにか、、、それは、また、、、」
「ま、頑張れよ、ギルマス。」
「他人事だと思ってよ。たく、、、」
フゥレンが部屋を出ていく、ギルマスが一人で悩む。
「あの、フゥレンが認める実力か、、、フゥレンはAランクの中でも上位に上がる、そんな奴が化け物と称す、それだけでなく、古代種のグリフォンをテイムできるだけの技量と強さ、はぁ、話の分かる人でよかったと思うしかないか、、、」
ギルマスが独り言を言い、受付嬢を呼ぶ。
「おい、誰かいるか!!!」
「はい、何でしょうか。」
「これ、スズキ殿の冒険者証、渡しといてくれないか?」
「かしこまりました、それでは、失礼します。」
「おう。」
お読みいただきありがとうございます。
誤字脱字などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。
高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。




