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第27話 「観測者」

グリフォンが地に落ちた、、、

スズキとグリフォンが言葉を交わす、、、

スズキが、グリフォンに駆け寄ろうと、、、、

グリフォンが背を向け、落ちていく、、、、


ドサッ、、、

そんな鈍い音が、周囲に響きく、、、


「おい、大丈夫か?」


「はぁ、、はぁ、、ちくしょうが、、、あともうちょっとだったか?」


「そうだな、もう少し頑張れば届いたかもな。」


「そうかよ、、、」


「なぁ、グリフォン、お前、、、俺にテイムされてむねぇか?」


「は?テイムだと、、、私は、私は誇り高いグリフォンだ!!!」


「知ってるよ、だがらこそ、俺にテイムされて、研鑽を積み、俺を超えてみないか?って話だよ。」


「ふん、勝者が敗者に意見を求めるな、私はお前に負けたのだ、お前の好きにしろ、、、」


「そうかよ、なら、テイムしてやるよ。」


スズキがそう言い、スズキとグリフォンの周りが光り輝き、契約の炎が登り立つ。


「我、スズキ・マサムラは「暴風の怪鳥」グリフォンをテイムする。」


「契約の内容は、以下の通りに示す。」


一 グリフォンは、自身の命が危なくならない限り、その力を使えず


一 己の力におぼれず、研鑽を積むこと


一 人的被害、自然被害を起こさず


「この三条をもって、グリフォンと契約を交わす。」


スズキがそう言い、炎はスズキの手に刻印を刻み、グリフォンの首に炎のあかしを残し、契約が成立した。


「これで、お前は俺の仲間だ、よろしくな。」


「ふん、頼んでなどいないわ。」


「あ、そう、じゃあ、名前を付けないとだな。」


「名前?何故だ?」


「ん?それは、お前がちゃんと俺の仲間になった証としてな、、」


「そうか、よい名前で頼むぞ。」


「おう。」


返事をし、スズキは「神風の剣」のメンバーのもとへ行き、名前の案を聞いた。


「なぁ、何がいいと思うよ?」


「え?な、何がですか?」


「ん?だから、グリフォンの名前だよ。」


「あ、あぁ、グリフォンの名前ですか。って、名前!?」


「うぉ!!何だよびっくりした、、、」


「い、いや、名前って、テイムしなきゃ付けられないですよね?」


「??そうだが、、、何か?」


「て、テイムしたんですか?」


「え?そうだけど、、、」


「そ、そうですか、、、あ、名前でしたね。」


「うーん、何がいいんでしょうかね?」


「そうだな、風魔法が得意ならそれにちなんだ名前がいいんじゃないのか?」


「リーダー、今日は意外とさえてるんだね。」


「だろ!!って、今日はってどういうことだよ!!!」


「あははは!!!」 「ふ、ふふふふ」


「いいノリですね、、」


「ま、まぁ、、風にちなんだ名前ですか、、、」


「なら、古い言葉で熱い風を現す、「カエトーラス」なんてどうでしょうか?」


「「カエトーラス」、、、いい名前だな、よし、おい、グリフォン!!」


「ん?なんだ!!」


「お前の名前は今日から、「カエトーラス」だ。よろしくな。」


「ふ、「カエトーラス」か、、、いい名前だな、、、」


グリフォンがうれしそうに笑い、スズキはグリフォンまで走っていこうとした、その瞬間、スズキ以外の時が止まる。


「あ?なんだよ、風も、鳥も、「神風の剣」もみんな止まってる?」


「こんにちは、異常なるものよ、あなたはどこから来たのですか?」


「あ~、こんにちは、ところであなたは誰でしょうかね?」


「ふふ、私に問われて、聞き返しますか、では、あなたの名前を教えてください。」


「それは、どっちの名前だ?こちらの名前か?それとも、元の名前か?」


「そうですね、では、こちらの名前でお願いします。」


「そうかい、なら、名前は「スズキ・マサムラ」です。」


スズキは名乗り、声がした方に振り替える、するとそこには、まるで氷をまとったようなドラゴンがいた。


「おや、聞き返すだけではなく、振り返り、私を直視できますか。」


「綺麗だな。」


「ふふ、ありがとうございます、では、私の名前ですね。」


「私は、「アルヘ・ペトリス」と申します。主に、時魔法が得意ですね。」


「そうですか、、、よろしくお願いしますね、「アルへ」さん。」


「えぇ、よろしくお願いしますね、「スズキ」さん。」


「ところで、どうして、私の前に現れたのですか?「ことわりの観測者」さん」


「あや、よく知っていますね、あなたのスキル「ナビゲーション」によるものでしょうか?」


「えぇ、そうですよ、まったく、「隠蔽」が効いていないんですね。」


「ふふ、私は「観測者」ですよ。」


「そうですか。」


「あぁ、そういえば、なぜあなたの前に現れたのかでしたね。」


「それは、超級魔法を使ったからですよ。」


「超級魔法?それがどうしたのですか?」


「普通、超級魔法を使う際は、グリフォンのように命を懸け、全魔力を注ぎ込んで、やっと発動ができるもの、それをあなたは涼しい顔をして、撃っていた、それが問題なのですよ、それは、理に触れることになりますから。」


「なるほど、では、なぜ超級魔法を使えるのかが知りたく、来たということですか?」


「まぁ、端的に言えばそうなりますね。」


「で、その答えは分かりましたか?」


「えぇ、大体は分かりました。」


「そうですか、それはよかったです。」


「確認もできたことですし、私は帰ります、くれぐれも理を壊すようなことのないように、、、」


そう、「アルへ」が言うと、周囲に強大な氷塊ができ、スズキの背中に冷たい冷や汗を流させた。


「あれが、「観測者」、、、恐ろしいな、、、」


お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。

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