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第26話 終劇

互いが、中級、上級へと、、、

撃ち終え、スズキは、、、 グリフォンは、、、、

「スズキさんが、雷魔法を撃つよ。」


「お、おう」


マリンダがそう言い、スズキとグリフォンがいる上空に顔を上げる。


「さぁ、撃つぞ。グリフォン」


スズキがグリフォンに問いかけたと同時に、雷魔法「ボルトスパーク」を放つ。


グリフォンは、スズキの放った、雷魔法「ボルトスパーク」を防ぐため、自身の得意な風ではなく、水魔法を準備する。


だが、魔法、魔術にも得意不得意がある、皆それぞれ違えど、種族ごとに得意なものは偏りがある、例えば、グリフォンは「暴風の怪鳥」という、異名の通り、風が得意な魔法、魔術であり、水魔法は主に海、池などに生息するモンスターが得意とする、故に、海と真逆に位置する、グリフォンは水魔法が不得意なのである、しかし、スズキの放った魔法は雷魔法、自身より弱ければ風魔法で打ち消せる、逆を言えば、自身と同等、もしくは、強ければ、雷魔法に強い、水魔法を使い、身を守らなければならない。


グリフォンは、スズキの放った魔法を見て、思うことはたった一つ。


それは、、、


「あいつは、俺と同等もしくは上位、ならば、不得意であっても水魔法を使い、防ぐしかない。」


グリフォンの考えはこれのみ。


そう考えたグリフォンは、中級水魔法「ウォーターグリーズン」と唱える。


なぜ、スズキの放った水魔法「ウォーターシーフル」ではないのか?


その理由は、プライドである、人間の使った魔法を使うことはグリフォンのプライドが許さなかったのである、だが、それ以上に本能でスズキの雷魔法「ボルトスパーク」は自身の命に届くものであることを理解した。


そして、グリフォンの水魔法「ウォーターグリーズン」はグリフォンの前に数十個の水球が姿を現す、その、水球にスズキの雷球が当たり、破裂する。


「はぁ?なんで、触れたら破裂すんだよ!!!」


「ははは、やっぱり、知らなかったのかよ、雷魔法「ボルトスパーク」は数個の雷球しか出さない、それは、その数個で十分に倒せるからだ、雷魔法「ボルトスパーク」は雷球の中に小型の雷を生み出し、当たった瞬間に防壁が消え、中で起こっていた雷が一気に放出する。それが、雷魔法「ボルトスパーク」だ。」


「くそが!!大体、人間が雷の仕組みを理解してんだよ!!」


「さぁ、それは答える理由はないな。」


「あぁ、そうかよ。」


グリフォンがそう言い、自身のかぎ爪に中級風魔法「かまいたち」をまとわせ、振りぬいた。


「おぉ、器用なことするんだな。なら、雷魔法「サンダーシールド」」


グリフォンの風魔法「かまいたち」がスズキに向かって行く、スズキの雷魔法「サンダーシールド」が音を立て、自身の前に展開する。


「かまいたち」が「サンダーシールド」にあたると、両者が音を立て、激しく分散する。


「これじゃ、キリがねぇな。」


「そうだな、ならよ、これなんてどうだ?上級風魔法「テンペス・グリガージス」


「はは!!そう来るのかよ!!グリフォン!!」


「なら、俺もそれに応じてやる。上級雷魔法「ライディン・ボルディクス」


上級魔法同士がぶつかり合う、それは、地響きを起こし、天空が暴れ、海上が渦を巻く。


だが、互いが上級魔法、それは、魔法の出力勝負になる、しかし、スズキは雷魔法を遠隔にし、同時に超級魔法を放とうとしていた。


グリフォンは、それを目が見て、行動に移す。


「超級魔法は、人間が数十人いる、だが、こいつは規格外、一人で撃つことは可能だろう、しかし、時間はかかる!!ならば、その隙をつく!!!」


「って、考えてんだろうな~。でも、残念。」


「はぁ?なんで、もう出来てんだよ!?」


「ふ、ほらよ、プレゼントだ、超級雷魔法「アストラ・チーブィ・キーピリング」


スズキが、超級を放った、それは、グリフォンに向かって行く、その雷害は、激しく音を立て、周囲のものを燃やし、ゆっくりと落ちていく、グリフォンには、この魔法を防ぐすべはない、、、


だが、グリフォンの眼は死んではいなかった、己の限界を認知したことにより、魔力量が膨大に増えた。


「ありがとうよ、お前のおかげで踏ん切りがついた。俺はまだ、生きたかったよ。だが、お前に勝てるなら、俺は、この命捧げよう。」


「ちっ、命を魔力に変える魔法か、、、いいのかよ、それは自殺行為だろ?」


「知ったことか、言ったろ踏ん切りがついたって、、、」


「は、なら来いよ、「怪鳥」、お前の全力、受けてやるよ!!!」


「ありがとうよぉ!!!超級風魔法「シア・エア・レスラ」!!!」


グリフォンが超級魔法を唱えた瞬間、暴風が起きる、巨大な雲を天に開き、その暴風は一つ一つが刃になり、進んでいった。


「ははは、すげーな、お前。」


スズキの超級魔法、グリフォンの超級魔法がぶつかる。


それは、上級魔法の比にならない被害を出す、ぶつかり合った瞬間の衝撃で山は消え、天を覆った雲を吹き飛ばし、暴風と雷が吹き、なり続ける。そして、超級魔法同士のぶつかり合いは、互いが互いを削り、消滅し合った。


「まじかよ!?これは意外だな、超級になると相性も関係ねぇーんだな。」


「くそ!!」


グリフォンが言葉をこぼした、その言葉が合図のようにグリフォンが吐血した。


「おいおい、大丈夫かよ?」


「てめぇになんか心配されたくねぇーよ。」


「そうかい、、、」


超級魔法はあまりにも強力すぎた、、、


互いの超級魔法が消える、しかし、そこにあったのは、更地になった地形と穴が開いた山々であった。


「ははは、やっば。」


スズキが笑い、グリフォンが地に背を向け、落ちてゆく。






お読みいただきありがとうございます。

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