第25話 初戦
馬車に乗り、目的地に着くまでの間に名乗り合いをする。
少々話をしていると、目的地に着く。
少し歩き、強風が吹き、、、、
馬車に乗り、目的地に行く間、「神風の剣」の一人が口を開く。
「あ、あの、スズキさんであってますか?」
「えぇ、あっていますよ。」
「よかった、私は「神風の剣」の魔術師の、マリンダ・アイリスです。」
「よろしくお願いしますね。マリンダさん。」
「じゃあ、次は俺かな、俺は、「神風の剣」の盗賊の、グリス・テクトルだ。」
「えぇ、よろしくお願いします。」
「では、私ですね。私は、「神風の剣」の騎士の、シングリー・タイランクです。よろしくお願いしますね。」
「はい、こちらこそ、よろしくお願いしますね。」
「ほら、リーダーも、、、」
「はぁ?なんでだよ、、、ちっ、」
「俺は、「神風の剣」のリーダー兼剣士の、フゥレン・ブリージスだ。」
「ふふ、ありがとうございます。」
「では、私は、スズキ・マサムラと申します。今日、冒険者登録をした、新人です。」
「そ、そうなんですね、初めてでこんな依頼大変でしょう、、、」
「そうかもですね、でも、ギルマスに頼まれましたので、、、」
「そうだったんですか。」
そんな会話をしていると、御者が口を開く。
「お客さん方、もう少しでつきますよ。」
「でも、危ないから、お客さん方が下りたら、私は帰りますからね。」
「えぇ、それでいいですよ。気を付けて帰ってくださいね。」
「はは、優しいね、あんたらも命大事にな。」
御者が、笑いながら言い、少し馬車を走らせた。
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「よし、到着だよお客さん方。」
「はい、ありがとうございます。」
お礼を言い、賃金を渡す。
「毎度、じゃ、気をつけてな~。」
御者がそう言い、手を振りながら帰っていく。
スズキたちが前を向き、口を開く。
「さて、ここが「暴風の怪鳥」グリフォンがいる、森ですか。」
「えぇ、ここには、何人か冒険者が来ていますが誰も帰ってきていないようです。」
「そうでしょうね。この奥から、だいぶ荒々しい魔力を感じますしね。」
「え?そんな、魔力、感じませんが?」
「そうですか、では、相当頭が回るのですね。」
「では、行きましょうか。足元に気を付けながらね。」
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スズキたちが歩いて、数分が経った。
「だいぶ、奥まで来ましたね。風も強くなってきましたね。」
「そうですね、入り口では感じなかった魔力も感じます、、、」
「そうですか、では、近いのでしょうか?」
スズキがそう言うと、殺気がスズキに刺さる。
その殺気を感じ取ったスズキは態勢をとった。
「ど、どうしたんですか?スズキさん。」
マリンダがスズキにそう聞くと、いきなり強風が吹き、スズキを飛ばす。
「!?す、スズキさん!?」
「ちっ、ただの強風でこの威力かよ。」
「な、何が起こった!?」
「神風の剣」がそう驚いていると、頭上に巨大な影がかかる。
「な!?あ、あれは、グリフォン!!!?」
「はは、来いよ、「暴風の怪鳥」グリフォン!!!」
「ぐぇーーーーーー!!!!」
「ナビ、グリフォンを翻訳」
「必要ありません」
「あ?なんでだ?」
「あの、グリフォンは喋れます。」
「ほぉー」
「おい、グリフォン!!お前、喋れるのか?」
「なぜ、それを知っている?人間」
「ふ、さぁ、なんでだろうな?」
「まぁよい、我が住処に土足ではいよったものは殺すのみ。」
「て、ことは、今までに来た、冒険者たちも死んでんのか?」
「冒険者?あぁ、あの、防具で身と包んだ者たちのことか?それなら、生きてはいるぞ。」
「へぇー、意外と優しいんだな。」
「血の匂いがつくのが嫌なだけだ。」
「あ、そう、じゃあ、返してくれる?冒険者たち。」
「あぁ、いいだろう、ただし、、、」
「ただし?なんだよ。」
「我と戦え、強き人間よ。」
「そんなんでいいのか?それくらいなら、いいぜ。」
「なら、行くぞ。」
グリフォンがそう言い、中級風魔法「ウィングバレット」を放つ。
スズキは、その魔法に違和感を覚えた。
「なんだ?なんでか、周囲の景色が歪んで見える。」
そう、グリフォンが放った、中級風魔法は周囲の空気をねじりながら、加速をし、スズキに向かっていたのだ、故に、スズキからの景色はゆがんで見えていた。
そのことを理解した、スズキ、、、
「なるほど、そういうことね、なら、、、」
そうスズキがいい、中級水魔法「ウォーターシーフル」を唱え、目の前に出す。
「ウォーターシーフル」に「ウィングバレット」が当たり、巻き込みながら、スズキに向かって行く。
だが、「ウィングバレット」はスズキの目の前で止まった。
「なぜ、我が魔術が止まった、、、」
「さぁな、なんでだろうな。」
「そうか、摩擦による力の減少と水を操り動きを止めたか。」
「すご、一回見ただけでわかるんだ。」
なぜ、スズキの目の前で「ウィングバレット」が止まったか、それは、「ウォーターシーフル」にあたり、貫通するために回っていたが、その時、摩擦が発生し、熱エネルギー、運動エネルギーに変わり、水を操ることにより、更に回転する風にまとわせ、重くし、止めたのである。
「それなら、次は俺だな。」
スズキは、中級雷魔法「ボルトスパーク」を放とうとする。
「ちっ、お前は雷も操れるのか。」
「な、なぁ、マリンダ、なんで、グリフォンは驚いてんだ?」
「え?リーダー、何も知らないの?」
「え?あぁ、魔術は、さっぱりなんだよ。」
「えぇ、あのね。」
「魔術には、基礎魔術、応用魔術にかけられる、さらに、基礎魔術には七つの属性がある。」
七つの基礎魔術
炎、水、風、雷、木、光、闇
炎は木に強く 水は雷に強く 風は炎に強く 雷は風に強く 木は水に強い
光、闇は互角な関係
基礎魔術
初級魔法、中級魔法、上級魔法の三つ
応用魔術
超級魔法、極級魔法、古代魔法、神級魔法の四つ
「が、魔術の区分だよ。」
「そうなのか。」
「その中で、人間が使えるのは、一人でなら、上級魔法までで、超級魔法は十五人ほど、いないとまずできない、極級魔法に至っては、人間が扱うことはできない領域の魔術なの。」
「へぇー」
「その中で、無詠唱は技術だけど、上級者が扱える技術なの。」
「その、技術にも区分があるのか?」
「もちろん、あるよ。初級、中級、上級、超越の四つあるよ。」
初級
魔法の発生、魔術の構築、魔術の詠唱など
中級
飛翔、身体強化、簡略詠唱など
上級
無詠唱、追尾魔法、瞬間移動など
超越
世界の理に干渉、七つの魔術の発動、生命の治癒など
「が、あるよ。」
「ちなみに、魔術と魔法の違いって?」
「それなら、魔術は、詠唱などを媒体にして、自分の魔力を消費して放つもの、魔法は、詠唱などの媒体を介さず、周囲のマソ、マナリアなどを使って放つもの、自分の魔力消費を少なくできるけど、ものすごく集中しなくちゃいけない、今は魔術のことも魔法って言ってるけど、それは分けるのがめんどくさいだけだね、だから、今、スズキさんとグリフォンがやってるのは、正真正銘、魔法ってこと。」
「そうなのか、じゃあ、今、あの戦い、相当レベル高くね?」
「えぇ、グリフォンはまだしも、スズキさんは、飛翔をしながら、無詠唱して、魔法を放とうとしてる、とても人間ができそうなことではないよね、それこそ、Sランクか宮廷魔術師ぐらいしか、できないんじゃない?」
「それは、やばいな、、、」
「うん、あ、スズキさんが雷魔法を放つよ」
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