表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/30

第21話 最後の課題

最終日、アレンシアに挨拶をしに行く、スズキ。

そこで、スズキは最後の課題とし、スキル創生を使い、課題を生み出す。

時間になり、門へ歩き始める二人、、、、

「あ、アレンシアさん。いますか?」


「ん?なんですか?スズキ様」


「い、いや~、今日で最後なので挨拶をと思いまして、、、」


「そうですか、、、」


「やっぱり寂しいですね。」


「大丈夫ですよ、アレンシアさんは回復魔法を上級まで習得したんですから。」


「そうではなくてですね。命の恩人に何もできないで送り出すのが、、、」


「あ~、そんなことですか。大丈夫ですよ。」


「そ、そんなことって、私には、大事なことなんですよ。」


「本当に大丈夫ですよ。才能ある者の開花が近くで見れたのです。それだけで、私は満足なんですよ。」


「ほ、本当ですか?」


「えぇ、本当ですよ。それに、屋敷に招いてもらった上に短い間ですが住まわしてもらって、これ以上に何を望むというのですか。私は、それがうれしいのですよ。」


「そ、それならよかったですけど、、、ところで、これからはどうなさるのですか?」


「そうですね。冒険者になって、世界中を旅してみたいですね。」


「それは楽しそうですね。」


「えぇ、その間にアレンシアさんは、教皇や聖女なんかになってるかもですね。」


「ふふ、そうなれるように頑張ります。」


「えぇ、頑張ってください。あなたには、才能がある、優しさがありますから。」


「はい!!ありがとうございます。」


「ところで、いつごろ出られるのですか?スズキ様は」


「今日の昼過ぎですね。」


「それなら、もうすぐですね。」


「そうですね、荷造りも終えましたし、、、、そうだ!!」


「ん?どうしましたか?スズキ様」


「アレンシアさん、今から私がする行為は他言無用でお願いします。」


「??、、、は、はい」


「それでは、ナビ」


「はい」


「!?、、、な、何ですか!?この声は!?」


「初めまして、アレンシア・ファッシアンラーション様、私は主のスキル「ナビゲーション」と申します。気軽に、「ナビ」とお呼びください。」


「あ、あぁ、よろしくお願いいたします。ナビ様」


「様付けは結構でございます。私はスキルですので。」


「で、では、ナビ」


「はい、それで大丈夫です。さて、主よ、何か御用でしょうか?」


「あぁ、「スキル創生」で「医神の加護」を創生し、アレンシアさんに譲渡できるか?」


「可能です。では、創生します」


「、、、、完了です。では、主からアレンシア様に譲渡いたします。」


「俺は何をすればいい?」


「主は、詠唱をお願いします。」


「おっけ、「創生せしスキルよ、我が管理を抜け、我が弟子、アレンシアのスキルとなれ」」


「それでは、譲渡を開始します。

「スキル創生者スズキの譲渡を確認しました、譲渡者は承認を行ってください。」


「え?」


「いいから、アレンシアさん、「私は許可する」って言ってください。」


「は、はい、わ、「私は許可する」」


「譲渡者アレンシアの承認が確認されました。それでは、譲渡します。」


ナビがそう言い、周囲に青白い光が出る、その光に導かれるが如く、スズキからスキルが出て、アレンシアの体へと入っていった。


「こ、これは大丈夫なのでしょうか?」


「大丈夫ですよ。」


「スキル譲渡ができました。両者、スキルの確認を行ってください。」


「ああ」 「は、はい」


「あ、私のスキルの欄に「医神の加護」というスキルがあります!!」


「お、成功だな。ナビ」


「はい、成功でございます。それでは、「医神の加護」について説明いたします。

「医神の加護」は「所有者の自然治癒を高め、回復魔法の効力を底上げする」というものです。この、「回復魔法の底上げ」というのは、自身、他者にかける回復魔法を底上げするようです。」


「なるほどな、どのぐらい底上げするんだ?」


「具体的には、初級は傷の治療の速度を上げます、中級は物の修復にかかる時間を短くし、魔力消費を少なくします、上級は的確に血管、骨、神経を接合できるようにガイドし、魔力消費を大幅に減らします。」


「ほぉ、これは中々いいスキルだな。」


「こ、こんなスキルもらえませんよ。か、返しますよ。スズキ様」


「いえいえ、これはほんの少しの気持ちですよ。それに、今のあなたじゃ、使えないと思いますので。」


「ど、どういうことですか、、、」


「スキルは、強力になればなるほど扱いにくいものなのです。つまり、手腕と経験がものを言います。でも、今のあなたに手腕も経験もない、ですので、このスキルを使えこなせるようになった時、あなたは教皇、聖女になれたということですよ。なので、使いこなしてください。」


「そういうことですか、、、これは最後の試験というわけですね。」


「えぇ、あなたが教皇、聖女になったとき、この試練を達成とし、超級をお教えいたします。」


「は、はい!!」


「さて、それでは、時間ですので行きますね。」


「あ、待ってください。スズキ様、最後ですので、少し歩きながら話しませんか?」


「そうですね、最後ですし、そうしましょうか。」


スズキが、返事をし、スズキ、アレンシアは門へと続く道を歩き始めた。

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ