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第20話 最終日

三日が経った、それは、早く、そして、濃い日々であっただろう。

最後に、、、、

「あったり、そしたらよ、、、」


「な、何だよ?」


「お前、生き返らないか?」


「は?どういうことだよ?」


「肉体は俺が作ってやるし、魔力の制御も教える。だから、お前はアレンシアさんの執事になれってこと。」


「お、俺が、、、あの、女の執事だぁ~?」


「あぁ、どうだ?」


「そうだな、、、俺は、このまま進んだらどうなるんだ?」


「ん~?そうだな、このままだったら、お前の魂の記憶は消され、新しい肉体にその魂が入って、生きていくことになるな。」


「それは、俺の今までの魔力も消えるし、戦いの記憶も消えるってことか?」


「そうなるな。」


「じゃあ、もし、俺が、あの女の執事になったらどうなる?」


「そうだな、魂の記憶は消えず、戦いの記憶も消えない。さらに、守るためならさらに戦える。魔力も消えず、技術も身に着くってとこかな。」


「それは、魅力的だな。」


「さぁ、どうする?」


「そうだな、俺は、このまま転生する。」


「、、、それは、何故だ?」


「確かに、魔力、魂、戦いの記憶が消えないのは魅力的だが、俺は、自由で戦い、生き、死にたい。俺はこの死に何も不服はない。お前のような、強いやつの魔術で死んで、このように、スカウトされる。それは、俺が強かったってことの裏付け、それだけで俺は、俺のいきざまを貫けた。だがら、俺は、転生を選ぶ。ダメか?」


「は、ははは、、、はぁ~、いや、お前ならきっとそっちを選ぶと思った、だから、俺はこれ以上、お前に絡まない、だが、お前がどこに生まれるかだけは絡ませてもらうぞ。グリーベアー」


「ふ、それぐらいなら、、」


~~~~~~~~~~


「どうでしたか?」


「あぁ、ナビか。いや、あっぱれだよ、あそこまで意志が固いとはね。」


「そうですか、では、生き返りはしないと?」


「あぁ、生き返りはしないだが、転生には、、、、な」


「了解しました」


「さぁ、寝ようか。」


「かしこまりました、おやすみなさい。」


「あぁ、お休み。」


スズキは、そう言い、眼を閉じ、眠りについた。


~~~~~~~~~~~~~~


朝になり、セバスが起こしに来た。


コンコン 「スズキ様、朝食ができましたのでお呼びに参りました。」


「んん?あ、はい、わかりました。」


スズキが返事をし、水魔法で顔を洗い、風魔法で乾かし、扉を開ける。


「すみません。遅くなりました。」


「いえいえ、それでは、行きましょうか。」


「はい。」


そう言い、食堂に歩いていく。


~~~~~~~~


食堂に着き、椅子に座り、朝食を口に運ぶ。


「そういえば、スズキ殿、今日で最終日ですな。」


「ん、、、そうでしたね。三日間お世話になりました。」


「いえ、こちらも、アレンシアに魔法を教えていただいてありがとうございます。」


「そんな、ほんの少ししか教えられなくてとても残念ですよ。」


「そうですか?アレンシアはどうだ?」


「ん?わ、私ですか?私は、もう少し教えてもらいたかったです。教えてもらった魔法はできましたが、まだまだ、足りないくらいなので。」


「そうですか、それは、嬉しいですね。では、こうしましょうか、アレンシアさん、あなたが教皇もしくは聖女になりましたら、また、お教えいたしますよ。」


「!?、、、ほ、本当ですか!?」


「えぇ、本当です。」


「絶対、絶対ですよ。スズキ殿!!」


「ふふ、わかりました。約束です。」


スズキは、その約束をし、朝食を食べ始めた。アレンシアは、喜びを抑えられず、笑みがこぼれ続け、当主は、そんな、アレンシアをみて、心の中でスズキに感謝を言っていた。


~~~~~~~~~


朝食を終え、当主がスズキを呼ぶ。


「さて、スズキ殿、いつごろ出られますか?」


「そうですね、昼過ぎになりましたら出ますね。」


「そうですか、では、これをお渡しします。」


「ん?これは何ですか?」


「これは、ファッシアンラーション家があなたを親愛なる友人であるということを示しています。

これを持っていれば、帝国以外にも、門では引き止められませんし、冒険者ギルドでは、なかなかいい待遇がされますよ。」


「なるほど、それは、ありがとうございます。」


「いえいえ、これは、本当に少しの御礼です。」


「それでは、私は、少し荷物の整理をしてきます。」


「はい、本当にありがとうございます。」


~~~~~~~~~


スズキが、部屋に戻り、荷造りを始める。


「ナビ」


「はい、何でしょうか?」


「何をもっていけばいい?」


「そうですね。ストレージを創生しましょうか?」


「それはなんだ?」


「ストレージとは、「一定の容量ではあるが、荷物や武器の収納が可能」というものです。」


「なるほど、じゃあ、創生してくれ。」


「了解、、、、創生しました。容量は、魔力総量に比例するようです。」


「へぇー、なら、俺のストレージは相当だな。」


「そうですね。では、何をもっていけばよいかですが、まず、衣服、魔本、武器の三種でどうでしょうか?」


「そんなものでいいのか?」


「えぇ、衣服、武器に関しては錬金術で作れますがここにある武器がどれも品質が良いので持っていても問題ないかと、魔本に関しては、手に入りにくいものですので、先ほどもらいましたものは、コートにつけておけばよろしいかと。」


「ふーん、おけ、ならそうするわ。」


「あぁ、そうだ、アレンシアさんに挨拶をしなくちゃな、、、、」

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。

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