第2話 スキル創生と悲鳴
スキルボードを見た、「鈴木」あまりのスキルの多さに驚きつつも、自分の状況を冷静に見て考え
スキル創生を使い、三つのスキルを作り出した。
しかし、その瞬間女性の悲鳴が「鈴木」の耳につんざくように入った。
「多すぎないかな、神様」そう言った、鈴木は広い草原に一人立っている間に考え事をしていた。
「あ~、とりあえず。この草原にいてもやることないし、何よりどこに行けばいいかわからないから、町にでも行きたいな。」
そう考えている鈴木は、スキル「スキル創生」のことを思い出し、実行に移した
スキル創生を発動
「何を創生しますか?」
「そうだな、「ナビゲーション」、「超聴覚」、「千里眼」の三つをスキルとして創生する。」
「了解。「ナビゲーション」、「超聴覚」、「千里眼」をスキルとして創生します。のち、スキルの欄にこの三つが追加されます。」
~~~~~
数分が経ち、鈴木は「スキルボード」と念じ、スキルを見る。
スキル
ナビゲーション(自分の行きたい場所に案内、詳細を聞いた範囲で答えてくれる) 超聴覚(百キロ先の些細な音もはっきりと聞こえ、人の会話なども聞き取ることが可能) 千里眼(指定した範囲で自分が見たいものをはっきりと映し、他のスキルと併用可能)
「おお~、本当に追加せれてるし、わかりやすく書いてあるね。」
そんなことを言った矢先、いきなり遠くの方で女性の悲鳴が聞こえた。
「キャーーーーー」
「あぁあ、超聴覚のせいで鮮明に聞こえてしまったな。はぁ~、「ナビゲーション」悲鳴の聞こえた方角に案内。」
「はい、了解しました。八時の方向、距離 三十キロ先、オーク 三体、ゴブリン 十五体、女性 二名、瀕死の騎士 五名。」
「へぇー、そんなことまでわかるのか。これは便利だな。でも、騎士がいるってことは貴族様かな?関わるとめんどくさそうだな。でも、助けないと寝起きが悪いしな。しゃーない、助けるか。」
「ナビ、風魔法でそこまで飛べるか?」「上級なら可能かと。」「おけ、ならやり方を教えてくれ」
「了解。まず上級風魔法のタイフーンを圧縮し、身体硬化で黒曜石まで硬くなれば割れないかと思われますので、硬化し、体を風魔法で浮かせれば、最速で着くことが可能です。」
「おっけ、やってみるわ」
そう言った鈴木は、風魔法「タイフーン」を圧縮し、身体硬化で「黒曜石」まで硬くなり、風魔法「フライ」で体を浮かし、飛んで行った、、、
読んでいただき誠にありがとうございます。
誤字脱字などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。
高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。