第19話 音の正体
自分の部屋に戻った、スズキ、爆発音に起こされ、外に目を向ける。
その正体は、、、
そして、魂の世界へと、、、
「戦っているモンスターは、、、グリーベアー」
「グリーベアーは「森の坊豪」、「森の重剛」と呼ばれる。モンスターで、最も突出した特徴は、その外皮にあります。」
「外皮?見たところ普通に苔が生えているように見えるだけだが?」
「その苔に見えるものは、グリーベアーの主食により、形成されています。グリーベアーの生息している森の奥には、魔力を帯びた池があります。そこで、グリーベアーは子育て、出産を行います。」
「つまり、あの苔は魔力の塊ってことか。」
「はい、ですので、討伐方法は物理による、防壁の突破もしくは膨大な魔力による、防壁貫通の魔術を撃ち、グリーベアー本体の撃破が必要です。」
「どちらが、今戦っている人たちで現実的だ?」
「物理による、防壁の突破でしょうか。ですが、あのグリーベアーは、どうやら、特殊個体のようで今戦っている者たちの実力からするに、どちらも厳しいかと。」
「そうか、、、なら、俺が出る。」
「了解しました。撃破でしょうか?もしくはテイムでしょうか?」
「撃破だ。こんな、屋敷に居候させてもらってるんだ。あいつの外皮はいくらだ?」
「「商王の才」を発動します。」
「、、、、出ました。およそ、白金貨50枚ほどです。」
「一撃倒せば、その値段か、、、よし、なら、追尾魔法で倒す。」
「了解、追尾魔法を使用、使用魔法は?」
「前回みたいに、灰にするわけにはいかないから。血抜きを兼ねて風魔法を使用。威力を最小に、貫通力を上げ、当たった際に血を巻き上げろ。」
「了解、、、「初級風魔法「ウィンドレンス」を使用」、「威力を最小に、貫通力を上げ、当たった際血を巻き上げる」で発動します。」
「あぁ、頼むぞ。」
「、、、発動。」
ナビが無機質な声で発動し、スズキの前に、風が収束し、槍の形を成し、グリーベアーに向かっていく。
だが、グリーベアーも特殊個体、スズキが放った「初級風魔法「ウィンドレンス」を察知し、身をひるがし、魔術を使用しようと唱えるが、スズキの魔法は、グリーベアーを追いかける。
それをかわそうと、何度も身をひるがえし続ける、そのさなかでも、グリーベアーは焦らず、周囲を見渡す、その眼にスズキが写る、グリーベアーは本能で察知した。
「この、魔術はあいつの魔術だ。ならば、、、」
グリーベアーは、覚悟を決め、立ち止まり、スズキに魔術の矛先を向ける。
迫ってくる、スズキの魔術、グリーベアーの魔術が間に合わねければ、貫かれる。だが、魔術を放てば、当たるかもしれない。
~~~~~~~~
グリーベアーの魔術は発動した、、、
「ど、どうなった?」
当主が口を開いた。次の瞬間、叫び声が響き渡る。
「グォーーーーーー」
終わると、巨大なものが倒れるが如く、衝撃波、振動が周囲に鳴り響いた。
「はは、見事だな。「グリーベアー」
お前は、俺に防壁を使わせた。それだけ、お前の魔術は、危なく、綺麗であったぞ。」
スズキが、そういった。
それを聞いた、グリーベアーは笑い、眼から光が消えていった。
当主が近づいていく。
「し、死んだのか?」
「そ、そうですね。少し触っても、動きませんから多分」
「そ、そうか。あ、ありがとうございます。スズキ殿、助けていただきありがとうございます。」
「いえいえ、無事でよかったです。」
「では、私はこれで。」
「はい、おやすみなさい。スズキ殿」
当主がそう言い、スズキは自分の部屋へ帰る。
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数分が立ち、眼が覚めてしまったスズキはナビに声をかける
「なぁ、ナビ」
「はい。」
「あの、グリーベアーの転生に関われるか?」
「可能です。「神の権能」を発動しますか?」
「あぁ、頼む」
「了解、では、発動し、グリーベアーの魂を探します。」
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「、、、見つかりました」
「転生への干渉って何ができるんだ?」
「「転生への干渉」とは、「死んでしまった魂、異世界から招かれたものの魂への干渉が可能です。ですが、転生させるには、その魂との対話、願いが自身と重ならない限りできない」という、スキルとなっています。」
「なるほどな、なら、グリーベアーの魂への干渉を頼む」
「了解、では、意識を魂の世界へ飛ばします。その間の肉体には防壁を張っておきます。」
「あぁ、た、、の、、む、、、」
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魂の世界へ来た、スズキはグリーベアーの魂を探す。
「どこにいるかな~」
少し歩きながら探す。すると、スズキの眼に止まる。
「お、いたいた。おーい、グリーベアー」
「ぐぉ?」
「あぁ、今のままじゃわからねーや。えっと、「神眼」を発動」
「なんだ?お前は。どっかであったか?」
「あぁ、あったぜ、グリーベアー」
「?」
「そうだな~、お前の魔術は綺麗だったぜ」
「ん!?それは!?」
「そうか、お前があの魔術の発動者か。」
「あったり、そしたらよ、、、」
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