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第17話 上級回復魔法

 中級回復魔法は無事、習得ができた、アレンシア

そして、上級回復魔法に挑む、、、、

「それでは、上級回復魔法の習得にかかりましょう。アレンシアさん。」


「はい。スズキ様、上級回復魔法は何ができるのですか?」


「そうですね。上級回復魔法は、腕や足の接合が可能です。」


「?、、、接合というのは、どういうことですか?」


「接合というのは、血管、神経、骨なのを治し、くっつけます。そういった意味の接合ということです。」


「なるほど。分かりました。」


「それじゃ、やってみましょうか?」


「わかりました、と言いたいとこですが、どのようにするのですか?」


「あぁ、それなら」


スズキがそう言うと、自分の腕を握り、形状を覚え、複製した。


「え?ス、スズキ様の腕が二つ?な、なんでですか!?」


「ん?あぁ、これは人体複製というスキルですよ。(ナイス、ナビ)」


(ほめていただき、ありがとうございます。人体複製の能力を見ますか?)


(いや、後で見る) (了解)


「はぁ~、そんなスキルもあるのですね。」


「えぇ、これなら血は出ませんが、血管、神経、骨はありますので、これで練習をします。」


「わかりました。」


「では、最初に形を覚えてください。」


「はい、わかりました。」


アレンシアが、返事をし、さわり、形を覚えていく。


「大体、わかりました。」


「では、直してみましょう。」


スズキがそう言い、腕に力を入れ、骨を折り、血管が切れた。


「うわぁ、気持ち悪くなってきました。」


「そうですよね。初めてでは、中々きついものがありますよね。でも、これが回復であり、治療なのです。慣れましょう。」


「が、頑張ります。」


「それなら、やってみましょうか。アレンシアさん。」


「は、はい」


アレンシアが、そう言い、詠唱を始める。


「我らが大地よ、我らが海よ、我らが空よ、守り、癒し、導きたまえ」

「上級回復魔法「ホーリー・ジョイン」」


アレンシアが、詠唱し、膨大な魔力が腕に流れ、体表が直っていく。しかし、肝心の内部は直らずにいた。


「はぁはぁ、傷の治療はできました。でも、骨や血管の治療が難しすぎです。」


「そうですね、骨や血管の治療は難しいですよね。人間の血管は非常に長いです。すべてつなげるとこの世界の約二周半になります。ですので、先に骨の治療からしましょう。」


「骨の治療ですか?」


「えぇ、骨の主な成分はカルシウムになります。ですので、骨の中にある、カルシウムを魔力で増やし、傷口をくっつけ、治しましょう。」


「わ、わかりました。やってみます。」


アレンシアが、再び詠唱をする


「我らが大地よ、我らが海よ、我らが空よ、守り、癒し、導きたまえ」

「上級回復魔法「ホーリー・ジョイン」」


今度は、骨の治療のみに集中し、直していく。すると、骨は傷口を中心に直っていく。

アレンシアの手の光が消え、スズキが骨を触る。


「うん、治っていますね。骨本来の硬さに戻っていますし、手を放しても大丈夫なので、ちゃんと治ってっていますね。」


「よ、よかった~。」


「それじゃ、次は血管を治しててみましょう。」


「わかりました。コツなどはありますか?」


「コツですか。そうですね、血管自体は細い血管、太い血管があります。ですので、先に太い血管を治し、次に細い血管を治しましょう。」


「どうして、太い血管なのですか?」


「太い血管には、動脈、静脈の二種があります。この二つの血管は、心臓から血を流す役割と心臓に戻す役割があります。ですので、大量出血を防ぐため、先に太い血管から治します。今は、腕の接合ですので、太い血管体と言いましたが、脇などの場合は、細い血管から治してください。」


「わかりました、では、今は腕ですので太い血管からですね。」


「えぇ、そうです。」


「ふー」とアレンシアが、息を吹き、詠唱をはじめ、先ほどと同じように血管に集中をし、直していく。


数分が立ち、アレンシアが汗を腕で拭いながら、スズキに対し口を開く。


「はぁはぁ、ス、スズキ様。終わりました。」


「お!、お疲れ様です。どれどれ、、、」


スズキが、血管を触り、確かめる。


「うん、血管自体の弾力もありますし、傷も治っていますね。成功です。」


「やったー!!」


「よかったですね。では、最後に、神経の接合をしましょうか。」


「し、神経ですか、できますかね?」


「できるのではありませんか?それはやってみないとわからないことです。」


「わ、わかりました。」


「あ、あと、神経を治す際は触らないでくださいね。」


「どうしてですか?」


「神経というのは、私たちを危険から守ったり、動かしたりするうえで必要なものです。ですので、傷などがついていまった場合、うまく働かず、腕が動かなかったり、足が動かなくなってしまう可能性があるので気を付けてください。」


「わかりました、細心の注意をもって治します。」


アレンシアが、そう言い、覚悟を決め、詠唱を始める。


先ほどの骨、血管とはまた違う緊張が、アレンシアに襲い掛かる。だが、アレンシアはその緊張に打ち勝つかのように、全神経をめぐらせ、集中する。


数十分が立ち、アレンシアが、息を切らし、顔を下げて口を開く。


「はぁはぁはぁ、、、お、終わりました。スズキ様。」


「お疲れ様です。よい集中でしたよ。」


そう言い、スズキは、腕を触った。


「うん、きちんと反応していますね、アレンシアさん、神経の接合に成功しましたよ。」


「あ、ありがとうございます。」


「これで、上級回復魔法の習得ができましたよ。だいぶ疲れてでしょう。部屋まで歩けますか?」


「ち、ちょっと、、、、む、難しい、、かもしれない、、で、、、す」


「そうですか。では、少し休憩をしてから、戻りましょう」


「は、はい」

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字などありましたら、コメントなどしていただけると幸いです。

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