第12話 勝負の結末
防壁が割れたのは、、、
防壁を割った、魔法の説明をし、スズキは当主に晩酌を誘われた。
アレンシアたちが目にしたのは、防壁が割れたのは、、、当主であった。
その光景を見たアレンシアは、口を開いた。
「な、何が起きたのか分からないわ。だって、お父様が放った「ウィンドレンス」は確かにスズキ様をとらえて、防壁を割ったと思ったのに、防壁が割れたのはお父様なんて。」
アレンシアがそう言った。だが、スズキの相手をしていた当主は何が起こったのかを即座に理解し、笑った
「ははは、そんなこと可能なのですか?スズキ殿。」
「えぇ、私はこんなこともできるんですよ。でも、これを使ったのは初めてでしたが。」
「そうですか、初めてでこれですか。ちょっと悔しいですね。私は、昔は「風炎の魔導士」なんて言われていましてね。風魔法と炎魔法は得意なんですよ。」
「そうなんですか?道理で、攻撃が的確なんですね。危なかったですよ。」
「そう言ってくれると嬉しいですね。」
「ちょ、、、ちょっと待ってください。スズキ様はお父様に何をしたの?何が起こったのよ。」
「あぁ、アレンシアたちは土煙でよく見えなかったのか。そうだね。私から言ってもいいけどせっかくだし、スズキ殿に説明してもらおうかな?」
「ん?私ですか?いいですけど、うまく説明できるかわかりませんよ?」
「いいから、やってみてくださいよ。スズキ殿。」
「はぁ、わかりました。アレンシアさんたちは、どこまで見えていましたか?」
「わ、私たちは、お父様が煙を裂く、「ウィンドレンス」を放って、スズキ様に向かって行ったように見えました。」
「そうですね。それはあっていますよ。アレンシアさん、でもその後は見えませんでしたか。」
「その後?」
「えぇ、今から話しますよ。まず、コンリッシュさんの放った「ウィンドレンス」は、私に向かってきました。私は、煙で目の前が見えませんでしたが、いきなり、目の前に「ウィンドレンス」があってびっくりしましたよ。」
「そうですよね。では、なんでお父様の防壁が割れたのですか?」
「それはですね。上級風魔法「ウィンド・リフレン」を使ったのですよ。」
「ウィ、、「ウィンド・リフレン」?ですか、それは、確か相手の魔法をそっくりそのまま返す、魔法ですよね?でも、それは無詠唱でも3秒はかかりますよ。目の前に来てから、なんて無理でしょう?」
「そうですね、確かに3秒では間に合いませんね。」
「そうでしょう。」
「では、間に合うくらいに早く出せるとしたら間に合うでしょう?」
「そうですけど、、、でも、目の前に来た魔法を返すって1秒もありませんよ。」
「そうですね。1秒もありませんね。でも、私のスキルの中には、魔法を最速で出せるスキルがあるのです。そのスキルを使って、コンリッシュさんの魔法を跳ね返しました。」
「そうですか。それができるということは、相当にレベルが高いのですね。」
「そうかもしれないですね。そのスキルを使うと0,1秒ほどで魔法が発動できるんですよ。」
「え?0,1秒、、、早すぎないでしょうか、、、それがお父様の防壁が割れた理由ですか?」
「えぇ、このスキルを使わないとコンリッシュさんに勝てなかったでしょう。本当に強いですよ。」
「はは、ありがとう。スズキ殿、でも、負けは負け。私にやれることは、何でもやろう。」
「ありがとうございます。では、冒険者として世界を回りたいので資金をくださいませんか?」
「ん?わかった、いいだろう。でも、三日はうちで力の使い方を学ぶといいよ。スズキ殿。」
「そうですね。それでは、お世話になります。」
「よし、では、晩酌と行こうか。スズキ殿」
「えぇ、晩酌をしましょうか。使っていた風魔法や炎魔法を聞きたいですしね。」
そう、スズキは晩酌を受け、当主とワインなどを開け、話をしていく。
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