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高嶺の花  作者: オヤジギャガー
主要登場人物
1/32

高嶺の花 序



作中に書かれた氷上(ひかみ)太郎なる者が、天文年間に海を渡り、山口に来たという確たる記録は現在のところ、見つかっていない。また、かな、という女性と関わりを持ったという記述も、それを裏付ける記録は知られていない。


いくつかの名前は、当時の記録に見られぬものである。かな、が、作中にあるように安芸宮庄(みやのしょう)家の出であるという証拠も見つかっていない。


よって、この作はまったくの架空の話であるともいえるが、もちろん、そうと言い切れるわけでもない。




氷上太郎が、名を換え、後年、山口に向け海を渡ってきたこと。このことだけは、確たる事実として歴史に残っている。


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