書き換え1/2
「何だってんだよっ!ちくしょう!!」
科学同好会 部室。
そこにはサヨさんを始め、部員全員が揃っていた。俺は名古屋市公会堂での出来事話した。
「・・・。失敗ね。」
サヨさんがそう告げた。
「いい?よく聞いて。鏡睦美を救える上、彼女の姉もNACA200人の強制送還も可能にさせる方法。」
「っ!?」
俺は声にならない声を出していた。
「どうして、その場空間を宇宙に出来る装置や光学装置を着けたあなたを発見することが出来るの?」
―そういえば、あいつ自転車のことを指差していた・・・。
そして、ガリレイ冷蔵庫が出来たのに呼応するかの様に投資を始めようとした・・・。
「あいつは・・・未来から来たのかっ!?」
「その線が濃厚ね。」
「じゃあ、未来じゃNACAがガリレイ冷蔵庫を回収したんでしょうかね・・・?」
長川が話に交じる。確かに、俺たち以外の人間が宇宙に関連する装置を持っている。つまり、誰かが汎用させたということ。
「いい?方法は大きく二つ。一つはオーロラの発動タイミング。もう一つは、ガリレイ冷蔵庫の破棄・・・。」
「・・・!そうか。破棄すれば未来に影響が起こわよね!」
花月が閃いたかの様に叫ぶ。
「でもいいのぉ?世紀の発見って谷岡も言ってたしぃ・・・。」
そこでケイコが不安げな顔を見せる。
「ケイコ。皆と一緒にいることと、その皆のうちの誰かが死ぬのとどっちが良いんだ?」
「・・・そうだ・・・よね。」
□■
「ガリレイ冷蔵庫には起爆装置をつけておいたわ。」
「あぁ。そっちはサヨさんに任せた。」
「・・・そう。任せちゃうのね。」
―何だ?意味深な言い方だな・・・。
不安が俺を襲う。が、今はそんなこと関係無い。
□■
同日 谷岡が咲の死体を発見する3時間前。
自転車の置かれた部屋。
―もうすぐだ・・・。。
過去を変える。変えてしまったらどうなるのか?その考えが支配していた。
ざわざわ・・・。
遠いが廊下から女の怒鳴る声。ついで男の怒鳴る男。
―きたみたいだな。
「お前はいつだって~~~なんだ?」
よく聞き取れない・・・。
ガチャッ!
「どうして!NACAに投資したのよ!」
「そんなことお前らには関係無い。」
「って、貴様は誰だっ!?」
自転車に跨った俺を見て鏡は指を差す。
「あばよ・・・クソ野郎!」
時空転送を始める。
―よし、今だ!
同時に俺はサヨさんに渡された時空の狭間を無線LANが飛ぶ装置の起爆装置を押した。
□■
数時間後 名古屋市公会堂。
ただの部屋に俺は侵入する。人通りも少ないしもってこいだ。
「さて、始めるか・・・。」
俺はオーロラ発生装置とコントローラーを手に取る。
―何だか重要なことを忘れている様な・・・。
それは今より数時間前に戻る必要がある気がする。
「今はこっちだな・・・。」




