表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時廻少女  作者: 葵希
9/13

第七話

「でもなんで私に言うの?確かに能力はあるかもしれないけど・・・」


「確かにそうだね。実は君の血筋がポイントなんだ」


「血筋っていっても普通だよ?」


特に親戚には特殊な能力を持っている人はいない。

両親だってそうだ


そしたら顔無しさんは少し困ったような少し気後れしている表情で、

「うーん。16年間ずっとこの家で暮らしていたから信じられないけど、今の家庭はフェイク。

 つまり、仮の家庭なんだよね・・」

と、言った。


「フェイク?」


え?信じられない、だって・・・・


「さすがにコレはキツイかな・・・」


申し訳なさそうに顔無しさんは言った


「ちょっと待って、もし仮の家庭としたら、私の本当の家族は何処にいるの?」


一種のショック治療と言えばいいのか、時音は何を聞いても驚かなかった。

逆に冷静に相手に問い返していた。


そしたら名無しさんは心得たように

「それじゃ、時音ちゃんのご両親に会いに行こうか。」

と、言った。


会いに行こうか

え?


「会いに行けるの?」


「もちろん。別に君のご両親は死んでいるわけじゃないんだ」


時音少し迷った。

正直な話今日一日の出来事についていけないのだ

その上本当の両親に今から会いに行くと言う。

しかし、行かないと言えば顔無しさんは困るだろうし、

自分の存在自体が危ういのだ、迷ってはいられない。


「分かりました。私の本当の両親は何処に居るんですか?」

お久しぶりの更新です。

ゆっくりと物語は進んでいきます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ