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第2話 School closure [休校]

11時40分 3限終わり


キーンコーンカーンコーン


「気おつけ、礼、」

「「ありがとうございました。」」

「ふう〜、やっと終わったぜ。なぁ山岡、外の雪やばくね?こんな天気になるのになんで休校になんなかったのかな?」

「知らねえよ。でも電車止まってないからな、」


ガララ


その時担任の先生が入ってきた。


「みんな席に着いてください。今から放送があると思いますが、このあと電車が雪により止まるそうなので下校の準備をしてください。」

「「いいぇ〜い!」」


ピンポンパンポーン


「全校生徒にお知らせします。現在、天候が悪くなってきており、あいの風とやま鉄道が12時58分の電車を最後に今日の運行を停止すると発表しました。したがって、電車に乗る生徒及び電車に乗らない生徒は12時30分までに下校を完了してください。今日部活があるところは部活がありません。」

「今の放送があったとおりすぐに下校の準備をしてください。」


放送のあと、生徒は一斉に動き出した。


「やった!!休校になったぜ。」

「もう、休校になるんなら今日一日無しで良かったじゃん。」

「今日家に帰ったら何しようかな?」


25人25通りの愚痴やこのあとの話で教室が盛り上がる。盛り上がっていると、廊下が慌ただしくなる。そう、この原因は電車に乗る生徒だ。このあと吹雪が強くなってくると、歩いて10数分かかる道のりが視界不良と吹雪のせいで、駅に到着するのに時間がかかってしまう。だから、電車に乗る生徒は皆、すぐに準備を済ませて廊下を歩いているのだ。


「よし、俺らももう帰るわ。幹人(みきひと)バイバイ。」

「おう、じゃあな伊野崎(いのざき)尾田(おだ)。」

「よし、俺も準備してバス停に行くか。あッ、山岡(やまおか)。お前帰りバス?」

「あぁ、そうだよ。車で来たけどちゃんとバス定期持ってきてるし。」

「よし、じゃあ一緒に帰るか。」

「おうよ。」


俺は同じバスに乗る山岡(やまおか)を連れて帰ることが決定した。その後、俺と山岡(やまおか)は帰る準備をして教室から出る。まだ廊下は慌ただしい。俺と山岡(やまおか)は、流れに乗って3階、2階と階段を降りる。


「なぁ、山岡(やまおか)。バスが来るまでどうする?」

「あぁ?どんぐらい時間あるん?」

「えっと...1時間、くらい?」

「はあッ〜?どうゆうこと?」

「11時2分にあったけど、もう行っちゃったし。次来るの13時12分だよ。」

「はぁ〜、仕方ないか。行っちゃったんだもんな。じゃあ、時間ギリギリまであったかい部屋にいて、その後はバス停の中で待つか。」

「うそ〜。あのバス停、ドアなくて寒いって。」

「じゃあどうすんだよ。」

「まぁ、それは...あッ、コンビニなんてどうだ?風も入ってこないし、あったかいし。」

「いいけど、迷惑だろ。何も買わずに居座るなんて。」

「まぁ、そうだよn」

「ごめんねッ!」

「うわっ。危ねえだろ!」

「急いでるんだっ!ホントにごめんっ!」


会話を遮って走っていった男子生徒はそのまま走り去っていった。その生徒は頭に雪を被り、バッグは持っておらず、土足のまま廊下を走り抜けて職員室に向かっていった。


「なぁ、山岡(やまおか)。あいつなんかおかしくなかったか?」

「ん〜ん。ただ忘れ物取りに行ったんじゃないか?」

「じゃあ、なんでバッグ持ってなかったんだ?」

「友達に預けてたんじゃないか?」

「その可能性はあるけど、じゃあなんで土足のまま廊下はしってたんだ?」

「えっ?そうだったの?いきなり過ぎて靴まで見てなかったよ。でも、そうだな。土足のままっておかしいよな。」

「なんかあったのかな?」

「さあ?俺らには関係ないよ。何かあっても先生がなんとかs」

「キャー!!」

「やめて、やめて!!」

「どけどけ!!」

「おい、なんか玄関からおっきい声が聞こえるぞ!」

「そうだな、なんかあったんだろうな。ちょっと様子見に行こうぜ!」

「危ないって!ん?ちょっと待てよ。おい、幹人(みきひと)外見てみろ。」

「それよりも、様子見に行こうぜ。」

「いや、そんなことより早く外見ろよ!!」

「はぁ、わかったよ。はい、見たよ。相変わらず吹雪いていて、外真っ白だよ。吹雪のせいでビュービューうるさいし。ん?なんだ、あの動いてるの?生徒か!?」


窓の外には、廊下にいた生徒の数を軽く超すくらいの生徒が、玄関に向かって走っていた。中には転ぶ生徒もいた。


「おい、ヤバいって。なんでみんな戻ってくるんだ?」

「わかんない。でも、ここから離れたほうがいいよな。」

「なんで?」

「だって、ここ階段だからすぐに人が集まるぞ。」

「そうだな。いっかい教室に戻るか。」


俺と山岡(やまおか)は、また階段を2階、3階と階段を登る。途中から勢いよく階段を登る音が聞こえてくる。僕らは、階段を登り終わると走って教室に戻って扉を閉める。


「ハアハア。どうしたんだろう?」

「わかんない。でも、ここにいたほうがいいよな。」

「まぁ、そうだな。ちょっと窓から下見てみるわ。」

「おぉ。」

「うぉッ。なんかすごい沢山学校に入ってきてる。ッん!?」

「どうした?」

「いや、見間違いだと思うんだけどひt...」


ガラッ!!


勢いよく教室のドアが開く。

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