街へ
場所 商業連合ビジネピアの首都リビネピア入り口
(何とか日が暮れる前にたどり着いたな)
ここは商業連合ビジネビアの首都リビネビア、多くの商人たちが集まり大陸中のものが集まるといわれている場所だ。高さ10メートルほどの壁に囲まれていて、中を直接見ることはできないが常に明かりが消えない街である。日が暮れてしまうと門が降りてしまい、翌朝まで誰も入れなくなってしまうため真二は急いでいたのだった。
(しっかし、町並みこそ変わっているものの、にぎやかさだけは昔と変わらないな)
真二は大通りを歩いているのだが、道の脇には出店や露店が立ち並び、食べ物や日用品、アクセサリー、小物、武器、防具、服、怪しげな薬、宝石などといったいろんなものが売られている。
(そういえば朝から何も食ってないな・・・っお、あれなんか美味そうだな)
きょろきょろとおのぼりさんのように落ち着きがない真二は肉の串焼きを売っている出店に近づいて行った。
「おっちゃんそれいくら?」
「おっちゃん言うな坊主、一串小銅貨7枚だよ」
この世界の貨幣は大金貨、小金貨、大銀貨、小銀貨、大銅貨、小銅貨の6種類あり、全国共通である。小銅貨10枚で大銅貨1枚、大銅貨10枚で小銀貨1枚、といった風に10枚でひとつ上の価値の貨幣1枚に値する。
小銅貨が日本円で10円ほどの価値なので、大金貨などは1枚で100万円に相当することになり、大金である。お金の単位はないため、普通にその貨幣の枚数で商品価格が書かれていたりする。
「じゃあ、6つもらうよ。代金はこれでいい?」
「あいよ、6つだね。代金はしっかり貰ったよ」
「あ、あとさギルドってどこにあるか知ってる?」
「知ってるが、坊主みたいなのがギルドに何の用があるんだ?」
「冒険者登録をするためだよ、これでも腕に自信があるからね」
「へぇ・・・意外なもんだな、ギルドはこの街の入り口を入ってすぐ右にあったはずだけど気付かなかったのか?」
「え!そうだったのか気づかなかったなぁ・・・おっちゃん教えてくれてありがと」
「だから俺をおっちゃん呼ぶな!・・・って行っちまいやがった。まだおつり渡してないんだけどなぁ」
――――――場所 ギルド前
「あ、ほんとだ。こんなところにあるじゃん。何で気づかないかなぁ」
そんなことをつぶやきながら入っていく
入ると中には受付が並んでいて市役所などを連想される違うのは利用する人の多くがにごつい人であることか・・・
ギルドは大きな町に1つはあり基本2階建てで、地下がある。
1階には冒険者の登録や依頼の受注や報告、魔物を倒したときに残る素材を買い取るところなどがある
2階には壁で隔たれた個室が並び、高ランクの冒険者が依頼を受ける時や話し合いをする時に使われる
地下1階は簡単な食事ができ、いつも冒険者でにぎわっている。
「すいません、冒険者の登録をしたいのですが」
真二は空いている受付に行きそこにいるおねえさんに声をかける。
「ではこの書類を読んでサインをしてください」
そう言われて渡された書類には「死んだとしてもギルドは責任を負わない」などといったことがいくつか書かれてあり、最後に名前を書き入れる場所があった。ちなみになぜ真二がこの世界の文字が書け、言葉をしゃべれるかと言うと、自動翻訳の力などが働いているわけではなく幼少期をここで過ごし、なおかつ親に教えられたからであって、意外と苦労しているのだった。
書類にサインをしてそれをお姉さんに渡す。
「はい、ただいまギルドカードを作っているので少々お待ちください。それともこの間に説明を受けますか?」
「あ、はい。よろしくお願いします。」
「まず冒険者には力量に合わせたランクというものがあります。ランクにはAからGまであり、それぞれAAA、AA,Aのように3つに分かれていて、Aに近く、数が多いほど高くなります。冒険者になったものはランクGから始まり依頼や討伐に応じて高くなっていきます。ここまではよろしいでしょうか?」
「大丈夫です」
「では次に依頼について説明させていただきます。別にどの依頼を受けてもいいですが、依頼によっては何かしらの条件があるものもありますのでご注意ください。一応ギルドの推奨ランクが書かれているのでそれを参考に選ぶといいでしょう。討伐依頼については、討伐したときに残る素材を見せれば倒したことの証明になります。また、難しい依頼や、大規模な依頼についてはギルドのほうから呼びかけることもあります。その場合依頼を拒否すると何かしらのペナルティが付きますのでご注意ください。ほかにも細かいことがありますが、とりあえずここまで知っていれば大丈夫です。」
「わかりました」
(よくこんな一気にしゃべれるなぁ・・・)
事務員らしき人が奥から何かカードみたいな物を持ってきた。
「ちょうどできたようなので最後にこのギルドカードについて説明します。これは名称こそカードですが、実際は情報端末で、持ち主のランクやこれまでこなしてきた依頼、魔物についての情報、現在地などがわかり、なおかつ通信機としての役割をも果たす非常に優れたものです。紛失された場合は小金貨1枚を再発行料としていただきます。身分証明書としても有効ですのでご活用ください。これで説明を終わりますが、何か質問はありますか?」
「いえ、特にありません。ありがとうございました」
(もう日が暮れてるから、今日は適当に宿を取って依頼を受けるのは明日からにするか)
真二はちょっと安めの宿に泊まって眠りに落ちていった・・・
1週間もあけてすみません
まだ書き方が固まっていないため、不定期更新が続くと思いますがご容赦ください
説明が多くなってしまった




