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調停者  作者: 風刃
2/14

旅立ち

善と悪の均衡を保つ調停者の資格を持つ家系 門守家

そこからまた一人、少年が調停者になるために旅立とうとしていた・・・



場所 自宅



「よし、お金と刀も持ったし、昨日もらった服も着た。これで準備満タンだな」


自宅の裏口の前でブツブツつぶやいているのはこの話の主人公 門守かどもり 真二しんじ

身長は173cmで、顔は上の下くらい、運動神経はよく、成績も平均よりは上だった。


「ったく、今度はいつ会えるのかわからないってのに見送りひとつないなんてひどいぜ」


門守家では義務教育を終えると異世界アビトに旅立つことになっている。

そんな簡単に異世界に行けるものなのかと疑問に思うかもしれないが、自宅の裏口が《アビト》の森の中につながっているため門守家の人たちは簡単に行き来することができるのだ。

真二はこの間中学を卒業し、アビトに旅立つことになったのだが、そのとき家族が持って行っていいと許可したのは、


【刀に認めてもらえないと、本当の力を引き出すのはもちろん鞘から抜くこともできない】


【防御力がない代わりに、破損してもすぐ元通りになり汚れることもなく、色やデザインを自由に変えられる】


お金

大銀貨10枚【日本円で10万円程度】


の3つのみで、ほかに必要なものは向こうでそろえろといわれていた。


「さて、それじゃあ出発するか」


その言葉と同時に、真二は扉を開けて1歩踏み出した。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


場所 神秘の森



そこには木漏れ日によって明るくさわやかな森が広がっていた。


「ああ、ここにくるのも5,6年ぶりか」


先ほど簡単に世界を行き来できるといったが、なぜか10歳以上のものが世界を渡ると特殊な能力や、普通じゃ持ち得ないような身体能力や特徴を持ってしまう。そのため、義務教育を終えるまで徹底的にアビトで生き残るための技術を教え込む門守家では、能力などは訓練の邪魔になると考え、10歳を超えると旅立つ時までアビトとの行き来を禁じられるのだ。


(っと、そんなことよりどんな力が付いたんだ?さっきからなんか感覚が鋭くなったような気がするから身体能力系の何かしらは上がっているんだろうけど・・・まあいいかそのうちわかるだろ。とりあえず今は町まで出なきゃ)


そう思って歩き始めたが背中になんか違和感があるので見てみると背中から1.5メートルほどの白い翼が生えているではないか


「なんだこれは!というかなんで俺はさっきこれに気付かなかったんだよ」


そうやって落ち込んでいたものの、気を取り直してその翼がちゃんと動くのか試してみることにした


(この服装じゃ翼が動かせないな、しょうがない変えるか・・・背中に穴・・・背中に穴・・・っと出来た)


いつの間にか服の背中に穴が開いていて、そこから翼が出ていた。


(よし、腕を動かすのとあまり変わらない感覚で動かせるな。じゃあ飛んでみるか)


バッサバッサ フワッ ゴツッ


翼を羽ばたき浮かんだ瞬間、真二は頭を木にぶつけてしまった


「いってーな、もう少し開けた場所で練習するか」


その後1時間ほど練習し、時速20キロぐらいの速さで、森の中を飛んでもぶつからないぐらいまで成長し、それに満足した真二は森を抜け、町に向かって歩き始めたのだった


説明多くてぐだぐだになってしまった

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