やっと依頼完了
更新遅くなり、すいませんでした。
やっと期末考査も終わり冬休みに入ります。
その間だけでも更新速度を上げられないかなぁと考えている次第です。
では拙い文ですが、本編を…
【真二視点】
つい調子のいいことを言ってしまったけど、どうやって倒そう…
魔眼で見た感じ、あの皮膚は直接攻撃以外のダメージをかなり軽減させるようだ。
まだ太刀風を維持できているがその時間も残りわずか、後一撃当てるのが精一杯だろう。
そもそもこうして考えている時間ももったいないのだ
「とりあえず仕掛けるか、リアは切り取った肩口から攻めてくれ。」
そういって地面に降り立ち、駆け出す。もちろん飛んだほうが速いのだが、まだ飛行になれないため小回りが効かず、ミノタウロスのような強力な魔物相手では攻撃を避けきれない。それに翼をうまく使えば地上でも加速したり、空気抵抗によって急ブレーキをすることが可能だ。
向こうもこっちが降りてきたのを見て寄ってくるが、さっきのような突進ではなく、こちらの出方を伺っているようだ。
もうすこしで太刀風の射程範囲に入りそうになったとき、ミノタウロスが残っている右手を振るい地面を削るように殴りつけた。地面がミノタウロスの馬鹿力で殴られたせいではじけ、こちらに向かって土砂が飛んでくる。
俺はとっさに強度ができるだけ上がるようにイメージした翼で防ぎ、色を透明にして前方を確認すると、すでにミノタウロスは近くに来ていて俺に一撃を加えようと腕を振りかぶっている。
(やばい!俺がアレくらったら一撃で落とされる)
瞬時に翼を振るいその力を使って下がろうとするが、
「気にせず攻撃して!!」
というリアの声が聞こえてきたため、その力を使ってさらに接近し、そこに真横からミノタウロスの腕が襲い掛かる…が、
「ハッ!」
リアが腕が無くなり剥き出しになった肉に炎の槍をたたきつけ、痛みのためかミノタウロスの攻撃がぶれた。
その隙に俺は懐にもぐりこみ、太刀風を振るう。
スパッ ズルッ
ミノタウロスは胴体を斜めに分断され、上半身が横にずれ落ちた。そして時間切れによって太刀風が解除される。
それを見た瞬間今まで張られていた緊張の糸が切れ、座り込んでしまう。ここまで明確に死を感じたのはこの世界に来てから初めてであったため緊張していたのだ。
「シン、まだあいつの生死を確認してないのに休憩しないでよ。魔物と戦うときは相手が崩れ落ちるまでは気を抜かないのは常識。今回は大丈夫みたいだけど相手によっちゃ真っ二つになっても動く奴とかいるんだから今度から気をつけて。」
リアはミノタウロスが崩れ落ちるのを見ながらこちらにそう言ってくる。
分かってはいるがこの世界で自分より強い奴と戦うのは初めてなのだから見逃して欲しいものだ。
しかし言っていることは正しいので、素直に謝るか。
「ああ、すまん。二度とこんな醜態はさらさないようにするよ。」
この戦いをもってして予想よりはるかに難しかった依頼は終わったのだった。




