大地を司る人外者との絆を断ち切ってみた

優しくないものはもういらない



傷つけるものはもういらない



長年不遇を強いられてきたルウィエラは、喜怒哀楽の感情がない子供だった。


嘲りと蔑み。躾と称した暴力。無邪気で非情な扱い。
禁忌道具による魔力の強奪。絆が繋がる筈だった相手からの侮蔑。


そして母親の惨憺たる死の真実を知った時、全てを覆そうと復讐を決めた。



これは、かちこちの心を持ったひとりぼっちの少女が、逆境から這い上がって外の世界に飛び出し、様々な出逢いや、癒しの生き物、美味しい食べ物、魔力の魅力等、沢山の経験を経て、幸せを掴み取り心を柔らかくしていくお話。


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