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5話

5話



別に私だって女が嫌いというわけではないんだ。


ただ村にはお風呂なんてないから、いつも女が綺麗とは限らない。


だから臭いがきつい子もいることがあるし、キレイに手入れしている子ばかりではない。


むしろそんな娘は少ないのだ。


こんな現実に打ちのめされるとは思わなかった。


アレンは満足しているだろうが、私は不満が募ることもある。


そして今日は私の不満が爆発してしまった。


だから部屋にやってきた裸の娘の手入れをしてしまった(今日は一人だけだった)。


やっていてかなり興奮してしまったが何とか自制を働かせた。


朝になって銀貨7枚を渡したら喜んで帰って行った。


その日はパーティーでダンジョン前までの道の確認とモンスターの駆除を行って村に帰った。


そして夜になったら大変なことになった。


娘が10人以上来たのだ。何でこうなったのか。


聞いてみたら昨日ここへ来た子がとてもきれいになっていて自慢してきたとか。


それでこぞって来たようだ。


正直言って疲れてるのもあって全員は無理なので明日と明後日と3回に分かれてもらった。


くじで順番を決めてもらったけど何も無しで帰すと評判が悪くなるから今日帰ってもらう子にも銀貨を1枚ずつ配っておいた。


残ったのは4人順番に脱いでもらって手入れしていく。


夜中まで時間がかかってしまった。


妙な達成感を得たのとツルツルになった女の子に囲まれて眠ったので思ったよりは疲れは残ってなかった。


そしたら今度はスキル、エステティシャンというのが増えていた。


朝起きて女の子たちに銀貨7枚渡して帰ってもらう。


朝食を食べたらダンジョンまでの道のモンスターを狩っていく。


アレンは絶好調なようで次々とモンスターを倒している。


私が疲れたそぶりを見せるとすぐに休憩をとってくれる。


そんな私をなぜみんな追い出そうとしないのか不思議で仕方ない。


今日も帰ったら約束した女の子が待っているのだと思うと気が重い。


しかし村にお金をおとしていくので村長は大喜びだろう。


村人の平均収入は大銅貨5枚くらいらしいので銀貨7枚あれば1年分くらい余裕ができるのだ。


休憩も終わって今日の調査を終わる。


帰って体を拭い寝る準備に入るころに今日の4人がやってきた。


スキルが派生したおかげで作業スピードが上がった。


おかげで昨日より早い時間にすべて終わって女の子たちを満足させて寝ようと思ったら扉の前に誰かがいる。



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