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9話

9話



盗賊から商人の馬車を助けた後、私達は街まで一緒に行くことになった。


商人は次の街では名の知れた商人でアガレスという名らしい。


娘はマリンという。


マリンによってアガレスは馬車の外に出されて、私が代わりに乗せられている。


正直どうなんだろうと思うけど、疲れていたからいいかって乗り込んだ。


あの瞬間の哀愁漂うアガレスの顔は何とも言えないくらい可哀想だった。


マリンは馬車の中で私に乙女な表情をしているけど吊り橋効果だと思うので適当に相手をしている。


馬車に揺られること3日、ようやく街に入ることができた。


アガレス氏と分かれてまずはギルドに向かう。


そこでいろいろ手続きをしてから宿を探す。


資金は十分あるからそこそこいい宿をとることができた。


アレンはベニスとセリアを連れて武具店に行ってしまった。


残されたエリスとミントも買い物に出ていった。


ようやく一人になれたが別にしたいことがあるわけではない。


村では貧しい村のために娘がたくさんやってきて相手をする必要があるけど街ではそうでもない。


でも勇者パーティーに近づきたがる奴は多い。


外を出歩けば確実に女が寄ってくるだろう。


だから今はただ一人の時間を満喫しようと思う。


久しぶりのベットに体を横たえて眠ろうとしたけど、ドアがノックされる。


この時間を最大限大事にしたいので寝たふりをすることにした。


そうしたらドアを開けて入ってきた。


こうなったら寝たふりをしてやり過ごしてしまおうと思っていたら入ってきた人物はこちらに近づいてくる。


気配からしてアサシンなどではないだろう、なのでもう少し様子を見ることにした。


どんどん足音を立てないようにこちらに近づいてくる。


そして私のベットの前まできて立ち止まった。


誰かもわからないけど自分のベットの前に立たれると緊張してきた。


「はぁはぁ。ジン様眠られているんですの。」


この声は先ほど分かれたアガレス氏の娘マリンの声だ。


何をしに来たのだろうか、適当に相手してたから文句でも言いに来たのだろうか。


「どうやら起きてはいないようですわ。じゃあ少しくらい大丈夫ですわね。」


何が大丈夫なんだろうかって思っていたら衣擦れの音が聞こえてきた。


何をしているのか気になってくるけどこのまま寝たふりを継続する。


そうしたら布団の中にマリンが潜り込んできた。


おそらく裸になったのだろう、彼女の柔らかさがダイレクトに感じとれる。


しばらくして私の手をとって胸に押し当てているようだ。


「ジン様もっと強く触ってくださいまし。」


と小声で言ってくる。


どうしようと思っていたらドアが開く音がした。


だれかが帰ってきたようだ。


マリンが驚いて慌てている様子がうかがえる。


ここからどうなるだろうか。



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