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最恐最悪の殺人鬼・桃太郎
・最恐最悪の殺人鬼
この街では連続殺人が起こっている。
犯人が去った現場には証拠が髪一本すら残らず、殺害方法も多岐に渡る。
警察はお手上げだった。
しかし、ある時名探偵が現れた。
そして彼は真実にたどり着いた。
彼は言う。
「残念だが我々には打つ手がない。人々を殺しているのはこの世界を作った作者だからね。」
・桃太郎
あるところに鬼ヶ島があった。
そこで一人の住民が傷を負い、倒れていた。
「死なないで、お父さん!」
子どもが言う。
「俺はもうだめだ」
「一体誰がこんなことを」
「鬼という悪い奴らだ。」
それを聞き、子どもは言った。
「おのれ鬼たちめ、僕が絶対退治してやる!」
これは桃太郎が島に来たすぐ後のお話。