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スキルを作って習得!僕の趣味になりました  作者: すみ 小桜


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第11話 今日もご機嫌

 レベル2――2%


 この%って取得率みたいだな。ダッシュに暗記に木登り。3つで2%か。コンプリートの道のりは長いな。


 しかし暗記は便利だ。待っている間、結局薬草の暗記をしていた。絵とかは無理だけど、説明文は暗記した。

 速読を覚えようかと思ったけど、めんどくさくなった。って、どうせなら冒険者に役立つ物にする。


 そういうわけで、素振り300回! 棒を持って素振りをする。


 「1、2、3……」


 300回って結構大変だな。この素振り、総合計じゃなくて、一度に300回なんだよね。

 腕が痛くなってきたぁ~!!


 って、何かいやったっけ? わーん。わかんなくなった!

 そしてなんとか300回になったみたいだ。


 ――『腕力UP』の条件が整いました。『腕力UP』を作成しますか?


 「はい……」


 ――『腕力UP』のスキルを取得しました。


 「腕痛い……。きょ、今日はここまでにしよう!」


 そういえばお金増えたなぁ。木登りしただけで500テマだもんな。あの依頼がある時は、必ず受けよう。

 そうだ。ポイントも入った。1ポイントだけど。


 Fランクの依頼は全て1ポイント。Eランクからは1~10ポイント。Dランクは10~20ポイントとなっていく。

 Fランクは、毎月5ポイントは稼がないといけない規則だ。まあ仕事として冒険者をやっていれば、5ポイントなんてすぐだろう。

 Eランクになるのには、累計10ポイント必要で、なんとあのラビット草を採取してくる事だって。

 勿論一人でする。採取はね。一角兎が出た場合は、倒してもらってOK。


 Eランクにはなった方がいいかな? Fランクだと報酬が500テマが最高みたいだし。まあ複数受けてやるって言うのもあるけど、Fランクの依頼ってそもそも少ないんだよね。


 Fランクの依頼自体、モンスターに襲われる様な場所にない採取だから、自分でも出来るって事だろうなぁ。



 「ふんふんふふん♪」


 馬車を降り僕はスキップをして冒険者商会へと向かう。

 とうとう朝に、筋力(足)UPを取得した。累計1万歩歩いたようだ。そして今、スキップを取得中。スキップを3分間するだけでOK。うん。何も役に立たないけど、コンプリートに近づく。

 あぁ。コンプリート特典とかあればいいのになぁ。知らないだけであったりして。


 ――『スキップ』の条件が整いました。『スキップ』を作成しますか?


 「はーい♪ふんふんふふん♪」


 ――『スキップ』のスキルを取得しました。


 「ご機嫌だな……」


 「あ、おはようございます」


 「おはよう」


 朝から元気だなと言う顔でユイジュさんは挨拶を返してくれた。

 僕はそのままスキップして向かおうとしたら恥ずかしいからやめろって言われちゃった。


 「おぉ、二人共おはよう」


 ダダルさんも元気だ。


 「あぁ、今日はFランクの依頼ないんだ」


 「え~~!! じゃ、Eランクの受けていいの?」


 「まてまて。出来ないのは受けるなよ!」


 「はい!」


 と元気に返事も返すも、なんで全部討伐なんですか!!


 「出来るのがありません……あ、Dランクはある!」


 「だから出来るのを選べといってるだろう! 冒険者になったばかりでDランクって死ぬ気か!」


 え! 採取なのに危険なの? あ、でも確かに危険そうな名前の花だ。アリジゴクの花だって。


 「まあまあ。二人仲良く見回りに行って来い」


 「え? 見回り? 僕がついていっていいの?」


 「こいつ、役に立たないのに!?」


 「どうせ、敵なんてでないんだから、行って来い」


 「わーい。やったぁ!」


 「何がそんなに嬉しいんだか……」


 ユイジュさんは、ため息をついた。この人、ため息多いんだよね。


 「幸せ逃げちゃうよ?」


 「お前のせいだろうが!」


 「え~」


 僕何もしてないのになぁ。

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