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男の娘って何ですか?  作者: とらいぜん
3章 魔族
38/84

9  アジト探索

現在『世界で最高の身体を手に入れたら・・』

https://ncode.syosetu.com/n0371fz/

と又もや懲りずにコラボ中~。


これらは、同日更新又は前後日更新の物と同時間の物とする予定ですので

興味の有る方は、覗いて見て下さいませ。


今後とも『男の娘って何?』

宜しくお願いします。

イズミ達がミニュ山麓に着いたその日から現魔王側のアジト探索を始めた。

ここまではリオガルド達の隠蔽魔法によって誰にも気付かれずに来る事が出来たが

これからは相手も魔族。

しかも隠蔽魔法を得意とする者も多数居る筈なのでちょとした油断で気付かれるかも知れない

そんな油断ならない状態がこれから始まる。

そのイズミ達がミニュ山麓に着いてから2日目遂に

魔王バクス側のアジトらしき物を見つけた。


シルクにその場所を調べさせると確かに多くの人が居る事が分かったが

そこが本拠地かそれとも一時的にオアニニス兵を隠しているだけなのか迄は分から無かった為

残りの者はその場で待機させイズミとレアにフェスタ、

そしてリオガルドとドリアの5人で確認しに行った。


皆を待機させた場所から約半日ほどの場所にそれは有った。

リオガルドがそっと覗き込むと確かに魔族特有の隠蔽魔法が掛けてあるが

問題はそこが本拠地かそれとも一時的に作られた待機所なのかだ。


そこはミニュ山麓の木々に包まれた中に草木に囲われ分かり辛かったが

洞窟の様な入り口がある。

その中を確認するにはここの結界を破らなければならないが

それをすれば直ぐに気付かれる事になる。


その為誰が洞窟から出て来るのかをその陰から見守るしか無かった。

待つ事約丸一日経った翌日の昼過ぎに1人の女性が出て来た。

彼女は周りを見渡すと部下らしい魔族に何か指示を下すと直ぐに又洞窟内へ戻って行った。


「ジャグリスだ。ここが奴らのアジトに間違いない直ぐにファシズ様に報告しなくては」


リオガルドがそう呟くと隣に居たイズミがシルクにファシズへ報告をさせに行かせた。

シルクなら直ぐに報告を終えて帰って来る。

そう思いながらシルクの帰りを待って居ると突然イズミ達の後ろからレアの大きな声が聞えた。


「てめえ、一体何時からそこに居た!」


「・・・」


レアに見付けられた男は黙ったまま片手を上げると何処からともなく

魔族と思わしき男達が十数名現れた。


「見つかったか。・・・

 レア!あいつらは敵だ!倒してくれ」


リオガルドがそう叫ぶと


「うるせえ!てめえなんかの指図は受けねえ。フェスタ!」


「レア行って。」


「おっしゃ~。」


フェスタの指示に従い魔族の中へ飛び込んで行ったレアは

近場に居た魔族に魔法を放ちその魔族がまるで相手にでもならないかの様に

蹴散らして行った。


「リオガルド御免なさい。レアは私の言う事しか聞かないの。」


「ああ、契約悪魔だったな。それにしても・・凄いな。

たった一人であいつ等をまるで子供を相手にして居るかの様に倒して行ってる。」


そのレアはまるでおもちゃを与えられた子供の様に生き生きと

魔族相手にして居た。

その中からレアの攻撃をかわしイズミの所へやって来た数人の魔族は

イズミの風の力の前に力尽き倒れて行き

結局誰もリオガルドの所まで行きつく魔族は誰も居なかった・・が

今迄隠蔽魔法と結界で守られていたアジトの結界が解かれ中からオアニニス兵が飛び出して来た。


「マズイ。」


その兵士の前に立つリオガルドとドリア

『出来る限り殺さない様にしなくては、』

そう思うも相手は手加減無しで襲い掛かって来る為

リオガルドとドリアは苦戦を強いられる事になった。


「リオガルド。誰が操って居るか探って貰える?」


レアの攻撃を抜けて来た魔族を倒したイズミがリオガルドの隣に並んだ。


「まだ何処に居るか迄は分から無いが必ず見つけ出してやる。それまで耐えてくれ。」


「分かった。頼むわよ。」


イズミは襲い掛かるオアニニス兵の一部を風壁で囲み動けなくすると

残った兵士達に風の塊を放った。

『流石にこれだけの数の兵士を一度に手加減しながらは、無理。

幾つかに分けさせてもらうわ』

出来うる限り気絶する程度に力加減をしながら風の塊を何発も放つと

逆方向から襲い掛かって来た兵士達を竜巻で吸い上げ離れた場所に落とし又襲い掛かって来るまでの時間を稼いだ。


魔族を倒したレアがイズミ達に加勢しようとした時フェスタが止めた。


「レア貴方の力だと殺しかねないからちょっと待って。」


「けっ!仕方ねえな。」


腕組みをしてフェスタの隣でイズミ達を見守るレアだったが

その足は小刻みに動きその戦いに参加したくて仕方ない様子だった。


丁度その時シルクがイズミの前に現れた。


「イズミ大丈夫?待機して居る人達を呼ぶ?」


そう言いながら襲い掛かって来るオアニニス兵士を倒しながら

周りの様子を見て。


「でも、ここは一度引いた方が良いんじゃない?」


「それは出来ない。今引いたらきっと彼等は又何処かに隠れてしまう。

そうなったら又始めからやり直しよ」


「そう仕方ないわね。タルト達を呼ぶわ。彼女達なら急げばそんなに掛からず来れる筈よ。」


「ファシズの方は、どうなってる?」


「彼らは既に出発してるけどここまではどんなに急いでも2日は掛かる筈。」


「分かった。タルト達をお願い」


「分かったわ」


そう一言を残して最後に数発の風の塊を放ちオアニニス兵士を気絶させ

タルト達を呼びに行った。


イズミは直ぐにオアニニス兵を倒しながらリオガルドに近づき

タルト達を呼んだ事を告げると。


「それではイズミ待機部隊が来たら一度引く。」


「えっ!引くって彼等逃げちゃわない?」


「なに。引くと言っても逃げる分けじゃ無い。隠れて彼らを見張り

動き出した所を又攻めて時間稼ぎをする。」


「つまりファシズ達の到着まで彼らをここに足止めさせる訳ね。」


「そうだ。又そうしないとこちらも身体が持たないしな。」


そう言ってニヤッと笑うリオガルド。

その彼を見て居たドリアが仕方なさそうにリオガルドの側に寄って来た。


「まあ人手不足は何時もの事よね。頑張りましょ。」


リガルドの顔を見ながらニコリと笑うドリアの顔が何故か安心感を与えてくれた。


「よ~~し!いっちょう頑張りますか!」


イズミも隣に並び気合を入れると。


「俺も仲間に入れろ!」


フェスタとレアもイズミの隣に並ぶと襲い掛かって来るオアニニス兵達を睨んだ。




挿絵(By みてみん)



ブックマ登録評価有難う御座います。

又これ可笑しいんじゃない?

へたくそ。でも何でも良いです。気軽に感想等頂けると嬉しいです。

是非是非皆様の声をお聞かせ下さいませ。


何時も読んで頂き有難う御座います。

今後とも『男の娘って何?』宜しくお願いします。

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