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最弱の魔王  作者: よーき屋支部
第三章 小人の祈りに想いを重せて
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 勧誘

 新章突入です。


 投稿ペースが少し落ちますが、頑張って書いて参りますので、今後とも宜しくお願い致します。

「パーティメンバーを増やしましょう」


 開口一番。挨拶もそこそこにそう宣う紀久淑茉奈お嬢様。


 公立高校に通うお嬢様というハンデを乗り越えて、晴れてパーティを結成したのはつい先日の出来事。


 昨日は勢いそのままにパーティクエストを回りまくり、帰路についたのは八時を過ぎてのことだった。お陰で二夜連続の説教と相成ったのは、彼女の名誉のためにも黙っておこう。


 一方、彼女の一方的な宣言を受ける側である黒部泰智は、何とも微妙な表情を浮かべている。


 聞こえてきた言葉を飲み込み、咀嚼し、正しく理解したところで、何言ってんだこいつと言わんばかりに胡乱な目を向ける。


 その顔を見て、恐らくよく聞こえていなかったのだろうと曲解した紀久淑が、もう一度同じ句を告げた。


「パーティメンバーを増やしましょう」


「いや、聞こえてはいたよ」


 大事なことなので二回言った紀久淑へ、勘違いしないでよねとばかりに返事を返した黒部。スルー案件にはできなかったかとため息を交えての応対である。


 これを受けたお嬢様は、言葉の裏をあえて読まずにそのまま受け取った。元より空気を読むのに秀でた彼女ではあるが、自分に都合の良い方向へ話を進めるため、あえてのスルーを決める。


「そうですか。では早速作戦会議を始めましょう」


「作戦って……これに関しちゃ、失敗する未来しか見えねえんだけど」


 紀久淑に主導権を握られた黒部も、負けじと食い下がる。このお嬢様を勧誘するにあたって、いろいろとすり減らしてしまった黒豚だ。暫くは二人で大人しくしていたいと願ってしまうのも仕方がなかろう。


 しかし、目の前にいるお嬢様は違った。


 初めこそ待ちの姿勢に終始していたが、本来の彼女はアグレッシブだ。人間関係にその本質が発揮されたことこそなかったが、それは今までの環境があっての弊害でしかない。来るものを拒まずにいれば完結していた彼女には、自ら誰かを欲する必要がなかったのである。


 そんな彼女は今、猛烈に飢えているのだ。多くの仲間と青春しながらファンタジーしたくてしょうがないのだ。


「二人ではまだ足りませんわ!!」


 エメラルドグリーンの瞳をキラキラ輝かせながら、鼻息荒く詰め寄る紀久淑。端正な顔が目の前に迫ってきた黒部はタジタジで、近づいた顔の分距離を取る。


 そういった二人のやり取りを遠くから眺めているのが、一年C組のクラスメイトである。二人に関心を持たない一部を除いて、皆一様に不満げな眼差しを向けている。


 さもありなん。彼らにしてみれば嫌われ者のオークが、ましてや〝黒豚〟が誰かとパーティを組んでいる時点で噴飯モノなのだ。


 しかも相手は見眼麗しいお嬢様で、そのアバターは序盤に活躍するエクス・マキナである。先のクエストで弱点すら克服し、継続した強さすら得たという本人達の言も相まっては、周りだって面白くない。


 その結果、今までは陰口だけで済んでいた周囲が、これを排除しようと直接的な行動をとりかねないところまできていた。



 それでも彼ら彼女らが行動に起こさないのは、今も何処かで目を光らせているであろう黒服を恐れてのことだった。


 学校生活という限られた支配下において、集団という絶対的な力に勝る個の力はないと、これまでの人生で学んできた彼ら彼女らである。事実、一年C組のヒエラルキーにおいてもそれは変わっていない。


 しかし、紀久淑茉奈の存在は、その理屈すら霞むほどに規格外であった。


 先日の自己紹介を受けた者達は触れてしまった。集団圧力という、学校生活における最強のスキルすら歯牙にもかけない圧倒的な存在に。


 本来であれば、学生のうちに触れることなどまずありえない、全てを従えて君臨する圧倒的な個。


 それは、学生の身にしてアイドル活動をこなす篠比谷優斗とは違う。


 圧倒的な美貌と人の良さで祭り上げられる峯村聖とも違う。


 相手の好悪など関係なしにねじ伏せ、隷属を強いる。人はそれを支配と呼び、それをなす者を支配者と呼ぶ。


 その様をまざまざと見せつけられた民衆は、恐怖を持って理解した。理解させられた。


 目の前に雄然と立つ女生徒は、自身が従うべき〝学校〟という縛りすらも麾下に置く存在なのだと。


 一方的にそれを叩きつけられた弱者は、自身が置かれた立場を歯がゆく思いながら、せめて面倒事に巻き込まれないように祈ることしかできなかった。


 あわよくば寝首をかかんと、その気を窺いながら。



 周囲の見る目が変わったのを知ってか知らずか。いや、理解はしているのだろう。


 それでも紀久淑はどこ吹く風で、自身の理論を語り始める。


 一方、そういった視線に肩身の狭い思いをしているのが黒部である。


 今の自分の状況は、だれがどう見ても彼女の威光を笠に着て好き勝手やっている黒豚の図式である。


 平穏無事に高校生活を送るうえでは仕方がないのかもしれないが、罪悪感に駆られるのもまた事実。それどころか、ノアの中ですら彼女へおんぶにだっこなのである。


 男として、寧ろ一人の人間としてそれでは駄目だと思いつつも、この件に関しては重い腰を上げられずにいるのだった。


「そもそも、なんでいきなり仲間探し?」


「何で?いきなり?黒部さん、昨日のアレを覚えておいでですか?」


「あー……」


 お前マジで何言っちゃってんの?とばかりに眉をヒクつかせる紀久淑の顔を見て、黒部も彼女の言わんとしてるところを理解したようだ。


 先ほど、ノアでも真名におんぶにだっこだという話をしたが、これは謙遜でも何でもない。はっきり言うと、クロベーが落ちる前提でこなすクエストが多すぎたのである。その内訳、四回中二回。一昨日も含めれば五回中三回、過半数を超えてしまっている。


 いくら最初に大きな収入があったとはいえ、こうも立て続けに落ちていればあっという間に底を尽きてしまう。


 因みに、先日一回目のクエストでギリギリ生き残った二人は、その足で物品お預かりサービスの登録に行った。取り上げるものがなければ怖くない作戦だ。お陰でクロベーのインベントリは常に閑古鳥が鳴いている。


 とはいえ、その後のクエストで立て続けに落ちているのだから、策としては上々だろう。


「アレを覚えていらして、なおそのような発言をなさったのだとすれば、黒部さんは些末事を気にしない肝の据わった方なのですわね。尊敬致しますわ」


「すいません俺のメンタルなんてミジンコ以下です。頑張って仲間集めするのでガッシガシ言葉で削るのやめてください紀久淑さん」


 鉄のように冷たいにこやかな笑みを前に、黒部も折れる。同時にメンタルやら何やらも折れたようではあるが、メンバー募集に向けて動いていくようだ。


 その様子を満足げに眺めていたキラーマシンは、今のやり取りで気になるところがあったらしい。まずは既存メンバーの改革から始めることにした。本当に自由なお嬢様だなあ。


「……それにしても、その顔でさん付けはどうしても違和感がありますわね。これを機に呼び捨てになさっていただくことは叶いませんか」


「顔って」


 どうしようもない指摘にげんなりする黒部へ、言いたいことはそこではないと言い募る。


「アバターもファーストネームと同じでしょうに……それでは、ファミリーネームの方を呼び捨てになさるのならばいかかでしょう?」


「いや、無理」


 即答する黒部。そういった流れになるのは織り込み済みだ。むしろ、先ほどのツッコミは分かっていたうえで行っている。アバターこそその場の雰囲気で呼べるようになったものの、生身の女子を呼び捨てにする度胸はなかった。


 それでも紀久淑は引き下がらない。共に苦難を乗り越える仲間であれば、互いを呼び捨てにするのは当然だと思っているお嬢様だ。自分のことは棚に上げて。


「では、ファミリーネーム、プラス呼び捨てならば頑張れるでしょう。わたくしも譲歩致しますわ」


「まあそれくらいなら……いや、足されてない、足されてないよ何も。さすがに騙されねえよ」


 二人の間には、高度な心理戦が繰り広げられていた。ああ言えばこう言う。攻め手を変えては上げ足を取る。


 その様は、小狡い知恵を覚えた思春期の言い合いそのものであった。


「あら、惜しかったですわね」


「少しは悪びれよ」


「テンションが上がれば呼び捨てもできますのに」


「ゴメンそれは忘れてください」


 時には論点をずらし、痛いところをつく。海千山千の古強者を相手取り、陰謀渦巻く社交界を生き抜いてきた……両親を見てきた紀久淑には、それなりの処世術が備わっている。


 少なくとも、異性との会話に慣れていない同級生を手玉に取るくらいは造作もなかった。


「常日頃からテンションを上げて生きていけばよろしいのでは」


「三日と持たずに過労死する自信あるわ」


 ここで、彼女が本命の一矢を投じる。先程までの布石を活かした一言は、確実に黒部から譲歩を引き出す。はずだ。


「も、もし、嫁入り前の淑女を名前で呼ぶのに抵抗がおありでしたら、特別にっ、あ、あだ名をお使いになられるのはいかがでしょう!?」


「あだ名?」


「ええ!幸い、クロベーさんはこのままでもあだ名として通用しますので、あとはわたくしのあだ名を考えるだけですわ!今!この場で!!」


 そう。これこそが彼女の本命。紀久淑茉奈は、パーティメンバーとあだ名で呼び合う関係にも憧れを持つお嬢様だった。


 前のめりに捲し立てたせいで、若干あたふたした物言いになってしまってはいるが、急な提案に思考の大半を費やしている黒部には気づかれていない。彼女の策は、綺麗に嵌ったように見えた。


 しかし、ここで思い出してほしい。彼のアバター名を。〝クロベー〟という何とも間抜けな響きを持つ名を付けたのは誰なのかを。


 彼のネーミングセンスは、壊滅的を通り越して、もはや殺戮的だった。何より、こういったボキャブラリーが乏しい人間に即興であだ名を考えさせるなんて、正気の沙汰とは思えない。


「じゃあ……お嬢、ってのはどうだ?」


 女子高生につけるあだ名じゃねえだろ。


「お嬢?何ですの、その呼び方」


 案の定、紀久淑の反応も芳しくない。


 彼女のリアクションを知ってか知らずか、黒部は得意げだ。これは気づいていない顔である。


「お嬢様はかしこまり過ぎだし、短くて言いやすいし、特徴を掴んでいるし、どうだ?」


「黒部さんのお顔には似合っておりますわね。任侠映画に出演している気分になるので、わたくしには何とも言えませんが……」


 お陰様で、彼女の皮肉も切れ味を増して思える。


 それも当然、自身の扱いが大企業の令嬢から反社会組織の跡継ぎに変わるか否かの瀬戸際だ。自分から言い出した手前強く出られないが、できればやんわりと却下に持っていきたいお嬢である。


「顔か、また顔のこと言ってんのか」


「顔……というよりは、眼つきですわね」


 心なしかしょんぼりする黒部に罪悪感を覚える紀久淑ではあるが、そっかー……と言いながら却下の方向に動いてくれた彼へ感謝する。


「まあ、いきなりでは戸惑うのも無理はありませんわね。ゆっくりと慣れて参りましょう」


 軽く謝罪などを入れつつ、ひとまずはこの話題をたたむのであった。





「そういえば、紀久淑さんは何でシーフやってんだ?ゴーレム戦の時、後で教えてくれるって言ってたよな」


「……ああ、そう言えばそんなことも言いましたわね」


 朝のホームルームを終えて。


 チャイムと共に打ち切られた仲間集めの話を少しでも先延ばしにしようと、黒部が別の話題を振る。


 勿論、いつかはその話題に触れることになるだろうし、早ければ今日にも動き出すことになるだろう。


 それでも無駄な足掻きをしてしまうあたり、彼の往生際の悪さは筋金入りだ。


 とはいえ、気になっていたのも事実。背景を思えば暗い話になりかねないので、その時は自分が元気付けなければならないと気合を入れた。


「わたくしの高貴なオーラだと、聖騎士が似合うといいたいのですわね」


「いや、全然」


 だというのに、本人はこの有様である。空気を悪くさせないためにやっているのかもしれないが、紀久淑はその点ズバズバ言う。


 それを見て、余計な気遣いだったかなと思い黒部はホッとする。安心しすぎたあまり、サイズ的な問題でいろいろ足りていないと言いかけたが、不意に感じた寒気に口をつぐんだ。


 ややあって、遠くを見るような眼をした紀久淑が語り始める。


「きっかけは、わたくしが嗜む書物でしたわ」


 よくある話だ、黒部は思った。


 この時代でも英雄譚や冒険ものは一定以上の需要があり、それに憧れてノアを心待ちにしている若者もたくさんいた。


 紀久淑もその一人なのだろう。世間知らずのお嬢様が瞳をキラキラさせて読書にのめりこむ様を想像して、黒部が優しい表情を浮かべる。


 このまま進んでいけば、どれだけ良かったことか。


「その物語には、拳一つで道を切り開く熱血漢や、その剣の前には敵なしと語る達人が日々鎬を削っていたのです。どの作品も、熱く心を燃やす方々で溢れかえっておりました」


「……ん?」


 熱いバトル展開が好きなのかな?ファンタジー世界だし、よくあるよくある。


 この時点では黒部も気づかない。語るお嬢様の目に、キラキラとした光ではなく、メラメラ燃える炎が灯っていることに。


「そういった作品に出てくるキャラクターは誰もが魅力的なのですが、見開きの大ゴマで敵を倒した時のカタルシスと言ったらもう」


「今見開きって言った?大ゴマって言った?」


「?はい、確かに申し上げましたが……」


 あ、これ少年漫画だ。


 ここに来て黒部も気づく。目の前にいる自称淑女は、己の心に一匹の獣を飼っているのだと。時に暑苦しく、時にめんどくさい。少年の心という名の獣を。


「その中でも、個の力に恵まれず、それでも咄嗟の機転を活かし勝機を見出す奇策者や、一撃の重さではなく、機動力に優れた変幻自在の戦法を用いる三枚目が、わたくしの琴線に触れてやまないのですわ」


「ああ、一人はいるよね、そういうの」


「普段こそ、仲間よりも実利を取るリアリストなのですが、本当は誰よりも仲間想いで友情に篤い好人物なのです」


「あるある、男のツンデレってやつな」


「最終決戦前に味方を裏切って逃げ出すものの、後のピンチに颯爽と現れる。という展開がもう本当に好きでして!」


「うん、確かにうおおっ!ってなる」


 なんかもう、紀久淑の独壇場であった。


 黒部の脳内で、暖炉の前でロッキングチェアに揺られながら、紅茶を片手にファンタジー小説を読んでいた少女のイメージが崩れ去る。


 代わりに現れたのは、ベッドの上に寝そべり、パーティ空けしたポテトチップス片手に漫画雑誌を読むお嬢様かっこ笑いだった。


「わたくし、一度で良いので〝何やってんだよ俺は。こんなことしたって一銭の得にもなんねえじゃねえか。全くもってらしくねえぜ〟というセリフを言いながら敵の攻撃を受け止めて登場してみたいのです」


「待って。それ、最低でも一回は裏切るってこと?」


 仲間相手にとんだ犯行予告もあったものだ。


 そもそも、現状黒部がソロでボス戦に臨む予定も余裕もない。もしもその夢を実現させるために仲間を探しているのだとすれば、己が持ち得る全てをもって仲間集めを妨害しようと誓う黒部であった。


「以上ですわ」


「……え?何が?」


「ですから、わたくしがシーフを選んだ理由です」


「……それだけ?」


 黒部が恐らく無駄となるであろう決意をしている間に、紀久淑が話を締めくくる。全くもって以上ではないし、ここで終えられても何も伝わってこない。


 空気が重くならなかったのは良いことではあるが、理由が軽くて良いわけではなかろうに。


「ええ、それだけですわ。それで十分ですもの」


「ああ、そっか、うん。なら良かった」


「おっしゃる意味が良くわかりませんわね」


 きっぱりと言い放つ姿を見て、彼女らしからぬ暗い理由ではなくて安心した黒部。


 訝しげな視線を向ける紀久淑に何でもないと手を振ると、納得いきませんわとばかりにジト目が強まる。


 それでも苦笑いを浮かべるばかりの黒部に追及を諦めたところで、そもそもとばかりに話を続けた。


「元より、あの口約束に大した意味はありませんわ」


「ん?どういうこと?」


 え、そうなの?といった顔で紀久淑を見る。ツッコミどころはあったものの、割と高まるやり取りだっただけに肩透かしを食った気分になる。


 同時に、今しがた自分が感じた“高まるやり取り〟というフレーズに嫌な予感を覚えた。


「思わぬ強敵との最終決戦の最中、ふと仲間がこぼす秘密の共有。〝この戦いが終わったら話してやるさ。だからお互い、生きて帰らなくちゃな!〟というやり取りをやってみたかっただけですので」


 予感的中。同時に、雰囲気に充てられてできなかったツッコミを思い出す。


「ああ、それで思い出した。あの時言えなかったから今のうちに教えておくけど、それ死亡フラグっていうんだわ」


「確かに黒部さんは死にましたわね」


「本来は自分に立つんだよそのフラグは」


 なんてはた迷惑なフラグ建築士だ、この心が少年になっちまったお嬢様は。


「なにはともあれ。熱いお話にモチベーションも高まってまいりましたわ。ここはひとつ、気合を入れて仲間探しに取り組むと致しましょう」


「あ、やっぱり誤魔化せなかったのね」

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