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異世界転生〈転生前〉
「んー!バイト終わったぁぁあ!」
あ、こんばんは!私の名前は篠原凛花!
今を生きる2次オタゲーマー腐女子だお☆((
って自己紹介はさておきね、
現在高校生である私はバイトから帰宅中なのですよ!!
帰ったら推し達とうはうはしてやるんだぁぁあっ!!
……あ、はい、煩いですね…ごめんなさい
とにかく今はバイト帰りでテンションがおかしいのですまる。
「んひぁ、テンション可笑しすぎて頭も可笑しくなっちゃうよ…………あ、元からか!」
独り言をブツブツ言いながら歩く私はさぞ奇人のように見えているのだろう。
周りの視線が痛いです。
そ、そんな哀れみの目で私を見るなっ
「疲れてるんだもの…ちょっとくらい騒いだって………駄目か、もう11時になるわ」
そんなこんなで歩いていると、いつも渡る横断歩道が見えてきた。
信号が青になったのを確認する。
渡って数歩、いきなり、全身を鈍い痛みが走った。
「これ………ガチのカゲ○ウデ○ズ(((」
なんて呑気に言ってられる自分を褒めたい。