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筆者はなぜ「それ」

作者: 遠海宝珠

翡翠色の瞳が、こちらを睨みつけて離さないでいる。瞬き一つしない。その目元には、涙の跡がある。微かに赤くなっている。微かに濡れている。自分は、肘掛け椅子から肥えた尻を離すと、その方に進んで、無言でこちらを睨んでいるそれを抱き締めた。嫌がってそれが身体を動かすたびに生娘の良い匂いがした。しかし程度甚だしく、それの頭が自分の鼻に当たった。自分の鈍角の鼻は、角栓の多い黒ずんだその鼻は、痛んだ。そして憤慨した自分はそれの頭を右の拳骨でぶん殴った。すると、勢いが良く、当たったところが良かったのか、それは自分の胸の中にだらりともたれ込んできた。女をベッドに運び込むと添い寝した。

特に面白くも無い。

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