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1日1回ランダム召喚、最初に農夫召喚したら荒れた農地へ追いやられてしまうが、辺境地で次々と強い召喚を顕現し見返す物語  作者: 門間奏介


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5/11

005 農夫召喚

訓練場へ着く。


ゼノンより

「それでは、皆様一人一人に、模擬戦をやってもらいますが、私目掛けてスキルを使っていただくだけです。攻撃スキルでなくとも構いません。戦場で有用性があるかで判断します。私一人で皆様全員と模擬戦しますので、一人一スキル使用でお願いします。」


ここで生徒の一人が質問をする。

「武器は使えないんですか?」


ゼノン

「武器は模擬戦用の木刀や木の棒、木の矢など多数ありますので、お好きに使ってください。」


生徒

「スキルってどうやるの?」


ゼノン

「ああ、伝えるの忘れてました。特に発動条件などはないのですが、鑑定で知ったスキル名に因んだものをイメージすると自然と発動するはずです。先ほど、赤城さんも火技のスキルで、炎を拳に纏って攻撃してましたよね。あんな感じで自然と発動すると思いますが、スキルを連想すればより発動しやすくなるはずです。」


生徒

「スキル発動するか試してもいい?」


ゼノン

「そうですねえ。あまり時間がないのですが、15分ほど時間をとりますので、各々スキル発動してみて下さい。あとわからないことは個別に私へ質問して下さい。ではどうぞ。」


それからすぐに

みんなその場でスキル発動し始めた。

ゼノンさんの言う通りすぐに発動している人もいるが、武器探しで手間取っている者もいる。


音永さんはどうしたらいいのかわからず、その場でうずくまっている。それを見た立花さんが音永さんへ歩み寄って何か一緒に探し始めた。


立花さんはさすがだなあと感心していた。この状況でも他人の心配をするなんて。


みんな必死だ。異世界来てまで農場開拓とかそりゃあ嫌だろう。僕もこのままだと農場行かあ。


僕も自分の事に集中する。

召喚ってスキルはどうやって発動するんだろ。召喚って念じるだけかな。


言葉に出して召喚って言ってみるか。



「召喚」



すると、僕たちが転移してきた時のような強い光が目の前を覆って、鍬を担いだおっさんが僕の目の前に現れた。


「はずめますて。あんたさまがオラを召喚しでぐれだか?」


「ブハハハ。」

なんだこの東北っぽいなまりは。思わず笑ってしまった。


「失礼。そう。今召喚スキル試しに使ったんだ。それで、僕があなたを召喚したんだと思う。」


「そうかあ。あなた様がオラのご主人様になるってことだな。よろしく面倒見てケロ。オラ農業しかできねえけど大丈夫が?」


おいおじさん、そんなこと言ったら確実に農場行確定じゃないか。と僕の怒りが表情にでそうになったが堪えて、そういえば鑑定スキルもあったのを思い出したので


「うーん、大丈夫ではないかな。おじさん何か戦闘スキルある?鑑定スキルあるんで試しに鑑定してみますね。」


「戦闘スキルはないはずだ。鑑定してみてけろ。」


自信満々にないと言われた。がっかり。


とりあえず鑑定して、有用そうなスキルあったら使ってもらうか。


「鑑定」


カル

レベル100

職業 農夫 Eランク

ステータス

HP:600 MP:500 力:350 敏捷:300 防御:400 魔力:400

属性 火土水風光

スキル 種生成、土壌開墾、天地返し、堆肥化、肥料撒き、水やり、水散布、除草、害虫駆除、成長促進(光合成ビーム)、焼き畑、他多数…………


え、Eランクなのにステータス僕のより数倍高い。

レベルが100もあるからか。

1レベルBランクくらいのステじゃないかな。


おじさんスキルたくさんあるな。この中で戦闘スキルとして見てもらえそうなのって天地返しぐらいか。


「おじさんの名前カル?」


「んだカルだ。よぐわがったごと。カルって呼んでケロ」


「年上に見えますし、カルさんと呼びますね。カルさんにお願いがあります。これから、そこに立っている騎士さんに向かってスキルを使ってもらいたいんですが大丈夫ですか?」


「オラのスキルは人に使うもんじゃねえよ。けど、主様のお願いだ、やってみっペ。」


「ありがとうカルさん。使ってもらいたいスキルは天地返し…………」


カルさんにスキルの使用をお願いしていると


ゼノンさんより


「それでは15分経ちましたので、皆様模擬戦始めます。一人一スキルのみよろしくお願いします。鑑定順で早速赤城さんからどうぞ。」

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