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見えない

作者: 敷居麻衣

あなたにとって大切なものはなんですか?

それは、目と鼻の先にあるのでしょうか?

それはいつもあなたのそばにあるものでしょうか?

それとも手に入らない物?

分からない難しい生きているうえでぶち当たる素朴な疑問からこの作品を書いてみました。

殴り書きが私の主流なので好き嫌いが別れるのでしょうがそんなのはどうでもいいんです。

きっと書いたら書いた分だけ誰かの心に何かを残せるのでしょうから。

暗闇の中彷徨えば彷徨うほどに見えるものが見えない。

僕はただただ無我夢中で僕を生きていた。

恋人がいた。君は本当に傍にいるだけだった。

支えることも無く、重りになることも無く。

隣にいるだけだった。有害でも無害でもない存在。

居てもいなくても変わらない存在。

だからさ、君がいない事に気づいたのは君が僕の隣を去って4日近く経った頃にふと右肩に寄り添う君の温もりがない事に気づいた。

部屋は暗い。テレビの光が部屋を薄暗く照らして僕に目線の道標を指す。

右を見る、居ない。

左を見る、居ない。

どこにも、居ない。

知らず知らずのうちに失っていたものが見えない。

暗闇の中君の温もりだけが頼りだったのにどこにもいない。

僕はただただ自分で精一杯に生きていた。

自分がいた。僕は本当に必死に生きていた。

恋人がいた。僕は本当に君を愛していた。

あなたにとって大切なものはなんですか?

幾つも出てくるでしょう、でも本当に大切な物って生きる上でとか抜きに考えてパッと出るものだと思うんです。

私の場合、素朴な疑問の答えは愛する人、または愛でした。

でも、もうその人は私の目の届く場所にはいません。

だからですかね、皆様の心のどこか隅にこの作品を通してって変な考えを抱くのは。

私はその人の事本当に愛していました。

作品は私の人生そのものです。書ける喜びに、読んで頂ける喜びに感謝します。

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