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隣の席の子が可愛いすぎる  作者: 紫 ヤタガラス
それぞれの恋路編
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「それでは今日は新しく来てくれた期待の新人の柏木凛ちゃんからチェーックしたいと思います!」


「・・・え?何これ?あんたら毎回こんなことしてんの?」


 柏木さんはしょーもないと思ったのか俺とコウちゃんに聞く。


「別に俺はなんとも思わんが。どうせ食品スーパーで売ってるパンだからな」


 コウちゃんはそう言って持っていた紙袋の中から菓子パンをだす。


「はぁ。そうなのか?仁はいいのかよ」


「うーん。可愛いからいいと思うよ」


 俺が柏木さんにいうと、柏木さんはふーんとニヤニヤしながらいう。


「リア充?」


「いやいやいやいやいやいや。ないないないないない」


 柏木さんにリア充と聞かれて全力否定する俺。そんな話をしている間にもう桃田さんは柏木さんの弁当の中身をチェックしていた。


「ふむふむ。これはいい感じの弁当だと思います。唐揚げはサクサク、キャベツはシャキシャキ。白飯も美味い!」


 柏木さんの弁当を桃田さんはひたすら褒めていた。


「柏木先生!これは全てあなたが作ったものなんですか!」


 手をグーにしてマイクを握っているかのように柏木さんの口元にまで手を当てる桃田さん。


「ああ。全て私の自作だ。家での飯は私がつくっているからな。何年も作ってりゃこんぐらいはできるさ。上手いかどうかは分からんがな。まぁでも私なりにこの自分で作った弁当は美味いな」


 普通にコメントを返す柏木さんに対して桃田さんは


「先生!いいコメントありがとござます!私からの評価は〜」


 でれでれでれでーん!と口で桃田さんはいいながら


「星3つのうち5つです!」


「おい待て。星2つ多いぞ」


 桃田さんの評価にツッコミを返すコウちゃん。俺はその時でれでれでれでーん!と口で言う桃田さんに可愛すぎると思いながら1人悶々としていた。


「えー。なぜ星が2つ多いか。それは味はもちろん満点。そして私のこの企画に普通に参加した件、コメントの件を評価し、3つのところ5つに評価が上がりました」


「桃田。お前、自覚はしていたんだな」


 コウちゃんは桃田さんに言うと、まぁ目の前で言われたら流石に気付くよと桃田さんは言う。


「星5つは多いけどいい評価ありがとう。それじゃそろそろ食べ始めようか。早くしないとお昼間終わりそうだからね」


 そう言ってコウちゃんも菓子パンの袋を開けて菓子パンにかぶりつく。

 桃田さんも自分の弁当を開けてがー!と口に流し込むように食べる。

 俺はさっき柏木さんにもらったおにぎりを食べる。

 柏木さんにもらったおにぎりは3つあり、具は鮭、昆布、具なしのおにぎりだった。

 食べたらめちゃくちゃ美味かった。なんでこんなに白飯は美味いんだろというくらいに美味かった。


「そう言えば凛ちゃん私たちの前でだけ喋り方違うよね?私は今の方が好きだけど」


 ご飯を食べながら桃田さんは言い、柏木さんはお前たちにはもう昨日のうちにバレてるから別にいいと言ってまた弁当を食べ始めた。

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