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隣の席の子が可愛いすぎる  作者: 紫 ヤタガラス
柏木 凛編
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048

「あー。うざかったぜ。弟の悩みなんざ聞きたくもなかったがこう上手く行くくらいなら全然聞いて良かったぜ」


 私狩野はある組のものである。組の名前は荒組。とある組の敵対ヤクザだ。私は荒組の頭から指示が出てそれを調べていた。


「いいかやろうども!ワシらの敵、すなわち柏木組の拠点、もとい家を探し出せ!」


 それが頭からの指示だった。私は荒組ではヤクザに入ってまだ間も無く、協力してくれるものはあまりいなかった。


(私は組の一員としてちゃんと見てめてもらえるようにここで結果を残さねば・・・)


 私は自分の足で情報を探し出す。そして今週の日曜日たまたま見てしまった。黒服の男に私と同じところに通う生徒が拉致されていたのを


(こ、これは怪しすぎる!)


私はその現場にいた柏木という生徒と野楽という生徒を調べることにした。数日でうまく行くとは思わなかったがわりと野楽の方はすぐにしっぽがでていた。そして野楽姉は使えると考え私はレクリエーションが終わった際に彼女に相談を受けてあげると言って近づき野楽姉の拉致には成功した。そして現在に至る。


「さてここからどうするかだけど・・・」


 俺は組の一応兄貴分的な人に電話する。


「おう。狩野。何ようじゃい。冷やかしなら切るぞ」


「ち、違いやすよ兄貴。それより聞いてくだせぇ。柏木組のやつをおびき出す餌を捕まえやした!」


 一応兄貴的な人に電話で言うと


「ほぅ。なら俺の指定した場所にそいつを連れて来い。今座標を電話に送る。そして合流した次第頭にそいつを献上する。後若頭には見つかるなよ。あいつは手癖が悪りぃからな」


 私は了解ですと言って電話を切り、送られて来た座標を見てそこへと野楽姉を担いで向かった。




 俺は風呂に入った後すぐに部屋に戻りまったりしていると


「仁ー!幸助くんが遊びに来たわよー!」


「はーい!部屋に入れていいよー!」


 俺は母さんに言うと、コウちゃんは俺の部屋にまで来る。


「よ!お疲れ」


「コウちゃんも今日はお疲れ様」


 コウちゃんはコンビニかどこかで買ってきてくれたジュースを俺に渡して乾杯する。


「でコウちゃん俺に相談って何?」


「あ、ああ。実はな。その、気恥ずかしいんだが。こ、こ、こ」


「こ?」


「こ、こ、恋の相談だ」


 コウちゃんのセリフに思わず、え?と言う。


「こ、こ、こ、コウちゃん!好きな人出来たんだね!」


 俺は思わずコウちゃんの肩を掴んで号泣していた。

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