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隣の席の子が可愛いすぎる  作者: 紫 ヤタガラス
レクリエーション編
44/116

043

「それじゃ1回目!行ってみようか!」


 てれれ〜と音楽が流れはじめ俺たちは椅子の内側を回る。

 数秒後に音楽が止まると一斉に席にくらいつく。割とやる気はなかった俺だがなんかすんなりと座れたので俺は脱落しなかった。最初に脱落した2人は3年生の狩野さんと、一年生の赤井だった。

 赤井はなぜか悔しそうに泣いていて逆に狩野さんは終わった終わったみたいなサバサバした感じだった。ん?狩野さんどっかで見たことあるような顔してるな?

 俺がそう思っていると会長が


「ほら野楽弟、立ちなさい。2回目を始めるぞ」


 俺は席から立ち上がって会長が椅子を減らす。


「さて2回目も2人減らすぞ!それじゃ音楽スタート!」


 てれれ〜とまた音楽が流れて数秒後に音楽が止まって一斉に席にくらいつく。女の先輩、秋葉先輩?と呼ばれていた人はなぜか桃田さんに席を譲り、豪亜と呼ばれた偉そうな態度を取っていた人は何故かコウちゃんに席を譲る。

 これで2回目に脱落したのは秋葉先輩と豪亜先輩だった。


「秋葉先輩なんで私に席を譲ったの?」


「ふっ。愚問ですわ!そんなの桃田さんを勝たせたいからに決まっているからですわ」


「そっか。ありがとうね!」


 とびっきりの笑顔で桃田さんさ秋葉先輩に笑うと、秋葉先輩は鼻血を出して倒れる。


「せ、先輩!どうしたの!」


「ふ、可愛い後輩の笑顔を見れて我が人生、満足でしたわ・・・」


 がくりと顔が横向きに倒れて、桃田さんは慌てて誰かー!誰かー!と叫ぶ。俺は近づいて


「どうしたの桃田さん?」


「秋葉先輩が私の笑顔で倒れたの!」


 俺は秋葉先輩の顔見て、分かると思いながら頷いて椅子取りゲームの外側にまで一緒に運ぶ。

 運んでいる間、コウちゃんは豪亜先輩に近づいてボソボソと話していた。


「ではまた2人抜けたので3回目行こうか。次も2人だ!」


 残りは俺、桃田さん、柏木さん、コウちゃん、姉と会長の6人だ。


「さてここいらでまた男2人抜けようか!そんじゃ音楽スタート!」


 てれれーん!でれれ、でーれん!

 なんかヒステリックな音楽が急に流れて1分それが流れると止まる。

 俺はまたすんなり座れて、コウちゃん、柏木さんも座れていて、会長が脱落し、そしてもう一つの椅子では


「譲りなさい!この女!私はこのゲームに勝ち残ってもう一度仁と話すの!」


 姉は桃田さんに言い、桃田さんは


「姉弟なら家に帰っても喋れるでしょ!私は勝ち残って仁君に褒めてもらいたいの!」


「ならなおさら譲るわけにはいかないわ!」


 姉と桃田さんの椅子の取り合いは白熱していた。

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