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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

男女8人?物語

作者: 猫背鳩胸

ご覧になってくださりありがとうございます。

軽い気持ちで心霊スポットなどいくことは辞めた方がいいですよ、、


これは地元で有名な心霊スポットの廃病院での出来事である。

あれは自分が18歳のときに遭遇した。

元々心霊スポットが好きというより噂を確かめたいだけのためにいろいろな心霊スポット巡りをしていたときサイトで見つけた廃病院。4階建で上に屋上があるといった普通の病院。火事で全焼したとか書いてあったけど真相はわからない。

自分自身は2回ほどいったことがありあまり怖いという印象はなかった。

1回目は友人とナンパした女の人2人、自分含めて4人でいったとき。入って懐中電灯を照らしながら進んでいるとドアが勝手にバン!っと閉まって階段から数人と思われる足音がドタバタ聞こえてきた。驚きはしたがさほどそれ以上はなくそれからも隅々まで回ったが消火ホース?と思われるものが部屋中に広がってあり、布団などはそのままに敷いてあった。他の人達だろけどゴミや空き缶など散乱していた。屋上まで上がってもこれといったことはなかった。ただ夜中の廃病院のトイレの鏡が異様な雰囲気だったが怖いと思う感じではなかった。


その出来事を他の友人に話して数日後、他の男の友人4人といった。前回いったときと全く変わらずまた周りを見て屋上までいくことに、その途中!

上からあきらかに人の声が!さすがに驚く。


おそるおそる屋上のドアを開けると、、


他県からきたという大学生のサークルの人達だった。

その人達としばらくの間話してるとその人達は心霊スポット巡りのサークルだった。(その人達の話なので本当かどうかはわからない)逆にそのサークルの人達から今までいった心霊スポットの話の方が怖かった。


そして問題は3回目、

そのときは自分からではなく地元の先輩達から誘われていくことになった。おそらく場所もわかるから呼ばれたんだと思う。

男女6人、自分と友人含めて計8人。


元々の予定かなんでそうなるかはわからないが廃病院のところでビールなど買ってきて飲もうという流れだった。自分はお酒は飲まないので自分ともう1人の女の先輩が運転で2台でいくことになった。

廃病院の前につき皆で輪になり飲み始めた。

しばらくすると1人の男の先輩Aが

「ジャンケンで負けたやつが屋上までいって手を振ろうぜ!

と言い出した。正直なところこの先輩Aは基本仕切りたがりであまり好かれていない印象があった。

他の人達も1人は怖いって言いながらもジャンケン付き合ってた感じだった。

自分と友人もジャンケンに加わっから覚えてるがそのとき先輩Aが見てない隙に目を合わせてグーを出してアイコンタクトを送っていた。


案の定、(逆だった先輩Aのひとり勝ち)先輩Aが負けていくことになった。

自分が言い出しっぺなので引くに引けずいった。


しばらくして建物を懐中電灯を照らしながらみていると2階の窓から手を振っている先輩Aがいた。


自分達からすれば

(全然屋上じゃないじゃないか)って感じで

先輩Aに電話したら、、

先輩Aは

「まだ階段を登ってるから待って!』

とのこと。


皆が見ているので皆頭の中はクエスチョンマークだったと思う。

するとしばらくしたら次は2階と3階から2人手を振る何かが、、


さらにしばらくすると2階、3階、4階、屋上から手を振る何かが、、


さすがに何かがおかしくないかと皆ザワつき始めすぐさま先輩Aに電話して

もういいから戻ってきて!って伝え先輩が戻ってくるのを待った。


わりかし普通に戻ってきた先輩。

そのとき手を振る何かはいなかった。


先輩は戻ってくると

『具合が悪いから家まで送って』

とのこと。


その段階で解散して自分と女の先輩が運転し先輩Aは女の先輩の車に乗って帰っていった。




1週間くらいたったあと、

女の先輩から電話がきた。

『先輩Aと連絡つく?』

自分

『いや連絡してないですよ。なんかあったんですか?』

女の先輩

『先輩Aの親から電話がきて、あなた達と遊びにいってから帰ってきてないけどどこにいるか知らないか聞かれた』

自分

『先輩が家までちゃんと送ったんでしょ?』

女の先輩

『ちゃんと家まで送ったよ』


頭の整理がついてこず理解できなかった。


その日の夕方、廃病院にいった人達と集まりあの夜のことが気になりもう一度行ってみようとなった。その日自分は都合が合わず行けなかったので聞いた話だが



皆で廃病院に入り一応探してみると、



先輩Aが首を吊って亡くなっていた。


皆テンパってすぐに救急車を呼んだ。



鑑定の結果、死後1週間たっていたらしい。



ってことはよく考えてください。






じゃあ、、




具合が悪いから家まで送って



と言ったのは一体誰なんでしょうか















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