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89話 モブ!参じょ……さ、参上……

【朝】

ジョー「あ、雪だ!」

主「あ〜、雪か……」

一「……雪!?」

アイ「ど、どうしましょう!こ、このままじゃ……」

ジョー「な、なんか、雪嫌そうだね……どうしたの?」

昇「あ〜……雪かきとか面倒だなって……」

一「……うわ、しかも明日まで続くようだな。」

アイ「困りました……」

ジョー「……え?アイも車持ってるの?」

アイ「そうですね。私はハイゼット系の軽トラの物を乗ってますね。」

ジョー「え?軽ト、え?」


 昇「んなっ!?」


 一「お?どうした?」


 ダンジョン攻略から2日。やっと2月に入った今日、仕事も風呂も飯も済ませてのーんびりとリビングで寛いでいた所同じくパソコンを見ていた昇が叫ぶ。


 昇「やばい……やばい……ついに来た……」


 一「なにがやばいんだ?」


 パソコンを見てみるとそこには幻次の公式のサイトが貼ってあった。


 一「公式のサイトか?一体……ああ、ヤバいな。」


 そこには【2/14から!バレンタインイベント!チョコを送りあってプレイヤー同士で交流しよう!特別なアイテムも出現するぞ!】と、デカデカと表示されていた。……え?ヤバそうに見えない?

 まあ、そうだろう。何故なら今回やばいのは昇1人で俺には関係ないからな。


 昇「バレンタイン……思い出した……」


 一「まあ、仕方ないだろ。そう言う日なんだ。諦めてチョコを食え。」


 昇「くっ……」


 この昇という男。バレンタインの日に華ちゃんからチョコを貰うのだが、華ちゃんはかなり張り切ってしまい、大変な事態を起こす。


 一「さて、去年は……なんだっけ?ホールケーキだっけ?」


 昇「直径30センチ高さ20センチのの生クリーム使用冷凍チョコホールケーキな。うまかったけどさぁ……重いし甘いしで正直次の朝飯がいらなかったんだよなぁ……」


 まったく。羨ましい悩みしやがって……俺なんて今年も無いんだぞ!


 と、そんなこんなしてると昇が「幻次の画面を見たからちょっとやりたくなったな。やろうぜ。」と言ってきたのでログインする事となった。


 【THE Fantasy Dimension へ ログインしました】


 ログインしてとりあえず合流。


 うp「さて、……どうする。」


 一「そうだな……ちょっと待ってくれ、なんかきてる。」


 メッセージが来ている。一体誰なんだろうか。


 うp「おいおい、また消えたりしないだろうな?」


 一「いや、それは無いだろ……って言い切れないのが怖いんだよな。」


 とりあえず宛先を見るとモブAから来ていた。どうやら1日前に送信したらしい。


 一「モブAからだな。」


 うp「ああ、なら問題なさそうだな。内容は?」


 内容を確認する。


 [いつの日でもいいから現実世界で6時になったらクランの寺に来て欲しい。]


 一「……現実世界、何時だったっけ?」


 うp「え?……6時半とか?」


 うーん、おしい。


 一「もう30分早ければすぐ行けたんだけどな。」


 うp「いや、一応今からでも大丈夫か聞いてみたらどうだ?」


 一「あ〜、それもそうか。メッセージを送ってみる。」


 俺はモブAに[今から寺に行っても大丈夫ですか?]と、送ってみた所数分後[ああ、たのむ]と来た。


 一「お、どうやら大丈夫だそうだ。」


 うp「よし、なら行ってみるか。暇だし。」



 俺達は寺に入る。するとそこには!


 「「「「すみませんでした〜!!!」」」」


 ……何があったんだ?

 俺達の目の前には土下座をした4人組と前に手を組んだモブAがいた。


 一「……モブA、これはどういう事なんだ?」


 モブA「ああ、説明しよう。正直この状況だけで理解ができるわけがないからな。」



 昨日、私はいつものように木炭を作っていた時の事だ。


 一「いつ……も?」


 うp「いつも作っていたのか……」


 モブA「う、うるさい!」


 まあ……作ってたんだが、その時急に外からこいつらが「たのもーう!」って来たんだ。


 一「ほうほう、それで?」


 そう、それで2人も居ないし、丁度作業もひと段落ついた所だ。行ってみることにしたんだ。そうしたら、こいつらが居た。


 うp「なるほどな。……ちなみにこいつら誰だ?」


 一「うーん、名前は覚えてるけど顔は一致しないな、


 モブA「……ああ、そうか。お前たち覚えてないか。」


 こいつらは私が元々居たパーティ、「モブ達の狂乱」のモブB.E.E.Fだ。


 うp「ああ、初戦の!」


 モブA「ああ、初戦で負けたアレだ。」


 で、その4人が来て、何をしに来たんだ。と、私は言ったんだ。そうしたらこいつら……帰ってこいって言ってきたんだ。


 うp「なるほど、それで?」


 それで、私は正直に今の方がいいから遠慮する。って言ったんだ。すると今度はこいつら、「なら勝負して俺達に勝ったら戻ってくれ!」と、お願いをされてしまったわけだ。


 正直4対1で戦うのはどうかと思ったけどまあ、一応戦ってみたわけだ。


 一「それで……勝ったのか……」


 うp「なんだかんだモブA強いな。」


 モブA「な、何故わかった?」


 一「モブAが負けてこいつらが土下座する意味がないだろ……」


 モブA「あっ……」



 一「で、こいつらどうするんだ?」


 俺は座ってブルブル震えている4人組を見る。


 モブA「えーと……その……」


 うp「まさか……考えて無かったな?」


 モブA「い、いや!ちゃんと考えてるぞ?ただ……ちょっと言いづらくてな。」


 「ここからはわしが説明しょう。」


 モブA「なっ、モブF!?いいのか?」


 モブF「いや、これは俺達が言ってこそ、じゃからな。」


 お、なんだなんだ?丸坊主に白目に白黒ローブのモブFさんが何か説明するそうだ。


 モブF「一さん。頼みたいことがある。」


 一「なんだ。」


 モブFは俺に向かって、堂々とした姿で座りながらハキハキと喋った。


 モブF「わしらは今日、モブAとモブDをモブ達の狂乱に戻ってきて欲しいっちゅうわけでこんな行動を起こした訳じゃ。」


 一「ああ、まあ気持ちはわかるぞ。」


 モブA「モブFの方言久しぶりに聞いたな。」

 モブB「珍しいですわ。」

 モブC「これはなにかありそうだ……」


 冷静に考えて自分たちのリーダーと仲間の1人がいつの間にか違うパーティに入ってたら戻ってきて欲しいと思うわな。


 モブE「アレ?そういえば理由を聞くはずだったような?」

 モブC「あ……忘れてたな。」

 モブB「やられ損ですわ……」


 モブF「まあ、忘れてしまった事はしゃあない。」


 おいおい……


 モブF「でまあ、正直わしはダンジョンに住んどるんかって思ってたんじゃけど、ダンジョンの従業員?の方に聞いたらここにおる言われてな。来た。」


 いや来たって言われてもさぁ……


 うp「……それで、何を頼みたいんだ?」


 モブF「そうじゃな……はっきり言おう。」



 「わしらもなかまにいれてくださいおねがいしますぅ……」


 そう言ってまた深々と、なんなら最初にやったよりも深々と、それと声も今までの声から情けないような声に様変わりして、俺達に懇願するように話をした。


 うp「ふっ、ちょ、ちょっと……ふふふ……」


 一「あー……」


 モブA「モブF!?何を考えているんだ!?」


 モブF「おねがいしますぅ……」


 うp「ふはっ!やめてくれぇ!ははははは!」


 今までの緊張した空気から一転。和やかな雰囲気と化してしまった!というかうpがツボった。なっさけないの好きなんだよな昇……


 モブE「これはひどいwww」

 モブC「あ〜……これはひどいね。俺が話そうか?」


 モブA「ああ、モブE、頼んだ。」


 今度はこの一連の騒動に苦笑いをしている青年に話を託した。


 モブC「まあ、それで、ここのダンジョンの方が待遇が良かったりするのかな?って考えた訳だ。」


 一「……そうか?」


 モブC「それで、負けた後適当に見せてもらったんだよ。……見てしまったというべきか、正直、すごかった。」


 モブF「感動すら覚えた。」


 モブC「それで!モブAやモブDもいるし!俺達もその中に加わりたいな〜って思ってるんですけど……どうです?」


 俺はモブAに目を向ける。すると、モブAは目を背けた。


 一「いやなんで目を背けた?」


 モブA「いや……ただの自慢のつもりがまさかこんな事になるとは……すまない。」


 一「いや、謝る事じゃ無いんだけど……」


 うp「くくく……まあ……ふっ……一は……ふふ  一「一旦落ち着け?」……そうだな。深呼吸するわ。す〜〜は〜〜す〜〜 「おねがいしますぅ〜」ははっははははは!やめてくれ!ははははは!」



 5分後


 うp「ふぅ〜落ち着いた。」


 一「よし、なら何が言いたかったか、もう一回話してくれ。」


 うp「ああいや、そんな大事な事じゃあ無いんだけど……一はどうなんだ?この4人クラン加入に賛成反対。」


 俺?俺は……


 一「まあ、概ね賛成だな。強いのはある程度保証されているし、モブAが知ってるからこの4人をまとめるの上手いだろうし。」


 そういうと4人は緊張がほぐれたのか


 モブA「いや、そんな褒めても困るぞ……」


 うp「あ〜……だ、そうだみんな、よかったな。」


 モブ達「「「「よかった〜!」」」」


 と、いう訳で、この4人もクランに加入する事になった。……そして、一応自己紹介もしてもらう事になった。何ができるかわからないからな。


 モブA「よし、なら順番に自己紹介をしてくれ。」


 モブB「なら私からですわ。」


 まずはモブBからだ。見た目は青髪ロングで薄茶色の目をしているエルフの女の子で装備は茶色いキャソックを着込んでいる。


 モブB「わたくしはモブB、モブ達の狂乱の僧侶を担当してますわ。そして主にこういったローブ系の服を作ってます。よろしくお願いしますね。」


 一「よろしくな。」


 モブB「はい!頑張って作りますわ!」


 モブC「じゃあ次は俺か。」


 そういって話すのは赤い髪でピンク色の軽装でオレンジ色の長弓を担いだ青年、モブCだ。


 モブC「俺はモブC。モブ達の狂乱で遠距離攻撃専門だ。そして主に料理とこう言った木を使った武器なんかを作ってる。よろしくお願いします。……うpさんあとで料理教えてください。」


 うp「え?いや、まあ、いいけど……俺でいいの?」


 モブC「はい!」


 この後後悔するだろうな……同じ材料、同じ調理法なのに何故か上手くなるうpマジックによって……


 モブE「次は僕だね。」


 次はさっきからやけに笑っている黄緑の髪色の黒目で緑と灰色の迷彩色の軽装に身を包んだ少年に声をかける。


 モブE「僕はモブE!モブ達の狂乱では斥候を担当して、主に爆弾とかクナイみたいな投げ物とかの小道具を作ってた。よろしくぅ!」


 うp「よろしくぅ!」


 な、なんか2人ともやけに仲良いな……


 モブF「最後はわしだな。」


 一「おお、そうだな。」


 最後は今回色々した白と黒のハーフアンドハーフみたいなローブに身を包んだ丸坊主に白目の男だ。


 モブF「わしはモブF。モブ達の狂乱ではタンクを担当していた。主に錬金術でポーションと毒、そして趣味で花を育てていた。よろしくお願いする。」


 ……


 うp「なあ一、多分だけど、一緒の事を思ってるぞ。」


 一「そうだな。」


 うp&一(モブF……キャラが濃すぎる……)

はい、こうなるとは思ってなかった後書きです。……まあ、いいんですけどね。

さて、仲間になったモブ達の狂乱ですが……ここまでキャラが変わるとは……主にモブFが。

さて、次回から主人公達はある事に着手する事になります!いったい何をする事に……あ、

次回!何かに着手!

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