88.5話 ダンジョン攻略!その後……ん?
はい、.5話でございますので、前書きでございます。
いやー……ダンジョン攻略はしましたが、これから先、どうなっていくのでしょうか。と、次の話を進めようとしましたが……まあ、個人的に入れたかったシーンがあったので、今回.5話にしました。という訳で!
次回、……あ、言っちゃダメだコレ。
追記、誤字編集しました!
モブA「じゃあ、やるぞ?」
うp「おお、まかせた。」
ダンジョン攻略後、うpの「打ち上げやろうぜ!」の一言によって、俺達は打ち上げを開く事になった。
モブA「えー……まず、今回のダンジョン攻略おめでとう!これからも……頑張っていくぞ!」
モブD「真面目……」
一「真面目だな。」
アイ「真面目ですね。」
モブA「うるさい!もう……乾杯!」
「「「「「「「乾杯!」」」」」」」
中年とアイはビールを、未成年組はジュースを、ジョッキ片手に乾杯をする。
一「久しぶりにビールを飲むな……」
モブA「このビールはあのドリンの所で買ったやつだから。美味いぞ。」
太刀魚「ドリン?どなたでしょうか?」
ポーー「さあ?でもまあ、今は飲もうぜ。」
太刀魚「そうですね。」
ちなみにこのゲームではアルコール飲料には「酔い」と言う状態異常の判定があり、例えばこのビールは飲むと5%の確率で酔いになり、様々な効果……そう、泣く、とか寝るとか……まあ、そんな感じの効果が起きる。さらには飲んだ後数時間後には同じ確率で「アルコール中毒」という状態異常になり、2日酔いの症状……みたいになるらしい。
でもまあ、たかが5%だ。大丈夫だ。現実世界ではアルコール消毒でちょっとヤバいくらいだが、ここはゲーム。しかも5%ときた。これで酔うはずはないだろう!
あとこのゲームだと未成年でも普通に飲める。まあ、アルコールの中毒なんかも当然あるし、勉強にはなるとは思う。当然ながら飲ませる訳は無いが……
まあ、そんな事は考えずにビールを一気に飲む。
一「あー、これうめぇ……」
うp「あ、一寝たな。」
モブA「ええっ!?あんな自信満々に「5%だから大丈夫だろ?」とか言ってたのに!」
モブD「フラグ回収……乙……」
うp「あー……モブA、モブD、ちょっと手を貸して。」
仕方がないから俺と2人で一を部屋の隅へと移動させておく。一、ゲームでも下戸なのか……
太刀魚「お、このビール結構おいしいですね。」
ポーー「飲みやすいよな。うまい。」
アイ「スッキリしています!」
うぽつ「そうですよね、美味しいです。」
太刀魚+ポーー「!?」
アイ「あ、み、未成年飲酒は、ダメですよ!?」
うぽつ「……冗談ですよ?この手に持っているのはただの麦茶ですからね?」
うp「さあ!飲め!食え!今日は楽しむぞ!」
俺はあらかじめアイモの所で購入しておいたフライドポテトやさっき調理した土砂崩れ鰐の串焼きを食べる。
うp「ん〜、やっぱり素朴な味がして悪くない味が続いていくな。」
太刀魚「うpさん、実はニンビットでお刺身を買ってるんですけど……食べます?」
うp「ん?おお!いいなそれ。食べるぞ。」
太刀魚が持っていたものはマグロ、タイ、サーモン、そしてエビやカイの切り身がいっぱい盛り付けてあるとてもうまそうな刺身を出してくれた。
うp「おお!」
ポーー「醤油もありますよ。ガチャ産ですが……」
うp「え?いやいやいや、大丈夫だ。さて、みんなで食べよう。……せっかくだからこいつも食べてみるか。」
俺はさっきのやつとは別に土砂崩れ鰐の切り身を取り出す。
太刀魚「うpさんそれは?」
うp「ああ、なんかどっかで見たことあるんだけど、鰐肉の刺身があるんだってよ。」
ポーー「へぇぇ……まあ、食べましょうか。」
うp「そうだ……あれ?サーモン無くなってないか?」
モブD「サーモン……うま……」
モブA「サーモンだけは食べれるんだよな……」
うぽつ「2人とも他のやつ モブA,D「生臭い。」あ、はい、そうですね……」
アイ「貝肉は久しぶりですけど美味しいです〜!」
うp「あーっ!あいつらめちゃめちゃ食ってやがる!」
太刀魚「これは負けられませんね!私達も食べましょうか!」
ポーー「おう!」
そうして飲み食いする事30分。ついに……
アイ「うえーん!わたしだってがんばってるんですよー!はじめさんともぶえーさんがつよすぎてわたしのさぽーといらないじゃないですか!」
ポーー「アイさんはいいじゃ無いですか、サポートはできてたんですから……俺なんて……ダンジョンで目立った活躍できてないんですよ!畜生!」
モブA「い、いや、2人とも十分活躍できていたと思うぞ?」
アイ「そりゃあもぶえーさんはそうでしょうよ!」
ポーー「モブAに俺達の気持ちはわからない。」
モブA「え、えええ……」
太刀魚「太刀魚!芸やりまーす!dimensionの、黙示録!ん〜んん〜んんん〜んん〜!」
モブD「www……うまいwww」
うぽつ「えへへ、にいさ〜ん。大好きです〜。」
うp「いやいや、お前飲んでねぇだろ!」
なんということだろうか。宴会が始まる前とは大きく変わって意味のわからないくらいにカオスな空間となってしまった。予想通りっちゃあ予想通りだが……
結局、この状態が30分程続いた後太刀魚とポーーとアイも眠ってしまったので、打ち上げはお開きとなり、とりあえず未成年組と一緒に片付けをする事になった。
モブA「……うp、お前何本ビール飲んだ?結構飲んでなかったか?」
うp「あー、確かにけっこうのんだっけな?そうだな……だいたい普段飲んでる缶ビール10本くらいだな。」
モブA「そ、そうか……」
モブA「コソッ(うぽつ、うpが飲む缶ビールってどんなやつだ?」
うぽつ「コソッ(えっ、だいたい500mlのやつだったと思います)」
モブD「コソッ(うp……5lも……飲んでるの?)」
モブA「コソッ(そう言うことだな。……あれ?うp、酔ってないよな?)」
うぽつ「コソッ(……そうですね。なんででしょうね?)」
モブD「(胃袋どうなってるんだろ……)」
うp「どうしたそんな所でコソコソと……何か企んでないか?」
モブA「い、いや、企んではないな。うん。」
うぽつ「そうか。」
その後、俺と太刀魚以外は2日酔いとなって辛そうにし、未成年組は酒の怖さを知る事となった。
一「俺、変なこと言ってないよな……?」
うp「安心しろ。いっつもそれ言うけどお前は無いから。」
一「そうか。ならよかった。」
とある一軒家にて。
「なあ、結局、リーダーどこ行ったんかな?」
「さあ?本人達に聞いても教えてもらえないからわかりませんわ?」
「まったく……リーダーもDもいなくなったせいで客がちょっと減ったじゃないか……」
「おい!ちょっとちょっとちょっと!大ニュース大ニュース!」
「どした?また取引が無くなった?」
「怖いこと言うなよ……ただでさえ武器防具と装飾品が作れなくなったのにさ……」
「いや、いつだったか……ダンジョンに行った時があったろ?」
「ああ、そんな事もあったな。」
「あれからしばらくしてモブDが消えたよな……」
「そうそう、で、だ。あそこにはあれっきりで情報とか無かっただろ?」
「そうだな。……まあ、あそこから出てくる素材を仕入れる事はあるけど。」
「あー、わかるわかる。理兎とか理猪なんかの皮とかちょっと面白半分でつかうよな。」
「で、ミスるんですわ。」
「そうそう……どこまで話したっけ?」
「……ダンジョンの情報がどうとか、じゃなかった?」
「そう、それそれ。ダンジョンなんだけどさぁ……リーダーとモブDがいるかもしれない。」
「……モブDも?」
「ああ、リアクション薄っ……まあ、置いておこうか。で、と言うのもさ、前々からあのダンジョンの入り口の店にリーダーの装備が売ってただろ?」
「そうですわね。だから前々からあそこはリーダーは居るだろうと読んでましたわ。」
「そうそう、でだ。……こいつを見てくれ。」
「これは……アクセサリーだな。」
「これがあのダンジョンで売られてた。」
「それだけでモブDがいるとでも?」
「……ここ見てみろ。」
「あー……モブD、今も名前彫っているのですね。」
「……まて、あいつクオリティ上がってない?」
「まあ、そのようですね。これは負けてられませんわ!」
「まあ、まて。その考えもいいと思うんだが……あいつら連れ戻さないか?」
「無理だろ。」「無理ですわ。」
「あの強情な2人のことだ。無理に決まってる。」
「あー、やっぱり?いやでも、せめて、せめて理由聞かないか?」
「……それもそうだな。今度全員で乗り込むか。」
「え〜、面倒ですわ?」
「もし……あのダンジョンの方が高待遇だったらどうする?」
「というかそれしか考えられねぇ。」
「まあ、一旦行ってみようよ。それで判断しよう。」
「はぁ……そうですわね。わかりましたわ。」
ジョー「やったー!前回は言えなかったけど遂に登場できたー!」
主「いや、正直一年経ってたとは思わんかった。すまぬ。」
ジョー「まあいいよ!じゃあお祝いとしてビールとか飲もうよ!」
主「お前……俺もだけど飲めねぇだろ。」
ジョー「あ……」
主「まあ……ジュースでも飲むか。」
ジョー「おお、コ○ラとかあるの?」
主「いや、ド○ぺしかない。」
ジョー「あー、まあ、美味しいし、いいんじゃない?」
主「……よし、準備したぞ。」
ジョー「うん!」
「「乾杯!!」」




