83話 ７つの交流会
主「ふっふんふーん！」
ジョー「ん？なにそれ？みかんの皮？」
主「これ？陳皮だな。みかんの皮を干したやつ。」
ジョー「へー、うまいの？」
主「うーん……まあ食ってみ？」
ジョー「そうだね。いただきます。はむっ……ん？特に味がな！んん！渋っ！水水！」
主「うん。渋いよね〜……はい水。」
ジョー「んんんんん！！」
煙seru「交流っつったって何すんだよ！ケケケケ！」
一「そうだよな……」
こまったな……なんかこんな時に面白い事が言えればいいんだが……
ジェノサイド「なあみんな。１つ頼みたいんだけど、聞いてもらえるか？」
カオスポテト「どうした？」
ジェノサイドが手を挙げて発言する。全員(.は寝ているので除く)が頷くとゆっくりと話す。
ジェノサイド「みんなの七つの大罪のスキルの情報を共有したい。」
情報か……
ミル「どうしてですの？」
ジェノサイド「ああ、そうだな、理由も説明するか。まず今回の交流会はまあ……おそらく我々の親睦を深めるのが目的と考えたんだ。」
何故かはわからないけどな。
ジェノサイド「それで今回はいい。だがもし次があったとしたら、今度はおそらく何かとても重要なイベントがある……気がする……」
煙seru「ケケケケ！凄い曖昧な理由だな！」
カオスポテト「そうだな。ちょっとわかるけど。」
ばはむーと「わかるのか。」
まあ……なんかわかる気がする。ゲームとかでこういう何もない敵役の紹介シーンの次くらいに何か良からぬ事がある事も結構ある……あるっけ？
ジェノサイド「ま、まあ、という訳で七つの大罪スキルを教えてほしい。どうだ？」
一「うーむ……」
カオスポテト「よりによってジェノサイドってのがなぁ……」
正直な所情報売られそうなんだよな……
ジェノサイド「な、なんでだ……ボクが何をしたっていうんだ……」
ばはむーと「ん？言うか？」
ミル「あら？情報ですの？」
カオスポテト「お、言ってやれ言ってやれ！」
一「ん？そんなヤバい情報なのか？」
煙seru「ケケケケ、お前さん知らねえのか？」
一「なんだ？金さえ払えば的な奴か？」
カオスポテト「おいおいwww最低だなぁ！」
ジェノサイド「いや待ってくれ！誤解だ！ばはむーとも変な事言わないでくれ！」
一「なんだ誤解か……変な奴だとは思ってたがやっぱりか……」
ジェノサイド「ちょっと待て！ 一はボクの事をなんだと思ってるんだ！」
印象か……
一「大会で負けて……ダンジョンで負けて……」
煙seru「ボロ負けじゃねーか！ケケケケ！……おん？お前らどうした？」
見てみるとカオスポテトとばはむーとは少し俯いて落ち込んでいた。……ああ、そういえば2人も居たな。
カオスポテト「いや！大会で直接は会ってないけどあのダンジョンは無理だって！なんだよあの罠！あのキノコ！」
一「まあ、触らぬ神に祟り無しという事で。」
実際あのキノコは雷魔法無いと辛いからな。次回からは触らないだろうな……
ばはむーと「……大会、もし次があったら負けない。私達も強くなった。」
一「あ、ああ、あったら戦おうな。まあ俺達も強くなったけど……」
ばはむーと「……アレより強い……？」
場所によって変わるけど光粉か雷麺で一掃だからそれの対策ができているかだな。うん。
カオスポテト「……で、話を戻すが……情報、どうする？」
ミル「……提案がありますわ。」
ジェノサイド「なんだ？」
俺達はミルの発言に耳を傾ける。
ミル「私、正直情報を渡したくはありませんの。」
ふむふむ。
ミル「何より貴方に情報を渡したら金額によっては情報を話してしまいますわ。」
ジェノサイド「ぐぅ……」
ミル「ですけど……まあ、私は情報を売られても仕方ないと思いますの。」
ジェノサイド「お、本当か ミル「ですが、条件付きではありますわ。」……まあ、そうだろうな。条件はなんだ？」
ミル「まあ、条件は貴方じゃなくて買う人にですの。」
煙seru「ケケケケ、なんだなんだぁ？」
全員が注目する。
ミル「単純よ？」
そう言うとこっちを振り向き言い放った。
ミル「かの最強鬼畜のダンジョン、《プレイヤー・ファースト・ダンジョン》を全階層突破できた人ならその情報を売られても構いませんわ。」
……マジ？
ばはむーと「……一、現在何人のプレイヤーが突破してる？」
一「0だな。」
ばはむーと「よし、それのった。」
カオスポテト「ははははは！俺もそれ乗った！」
煙seru「ケケケケ！いいなぁそれ！乗ったぜ！」
ジェノサイド「待て！待て！」
一「まあ良いんじゃないか？俺も攻略した回数はわかるから攻略してない奴に売ったとかはわかるからな。俺も乗ろう。」
カオスポテト「お？これで5人だな。もう勝ち目はないから諦めて交渉するぞー。……というか攻略した奴の攻略情報の方が欲しいなそれ。」
と、言う訳で全員の……ちょっと待てよ？
一「ところでそこの……ピリオド？はどうする？」
他5人「あー……」
そう、馬鹿騒ぎしている中1人ずっっと寝ている奴がいる。それが.。どこから取り出したかはわからないがフワッフワで見ているだけで眠たくなりそうな枕を置いて寝息をたてている。見ているだけでこっちも眠たくなりそうだ。
ミル「どうしますの？起こすのも気が引けるくらいにはぐっすり眠ってますわよ？」
ジェノサイド「……怠惰の情報はまた次回聞くことにしよう。」
まあ、うん。そうだな。
閑話休題
ジェノサイド「ボクは強欲だ。」
カオスポテト「リアルにな。」
ジェノサイド「うるさい。効果は対象の種族特性1つを奪える。まあ、3回くらい殴られるか奪った対象が倒れたら返すけど……まあいいや、次。誰でも良いよ。」
ジェノサイドが周りに頼むが誰も言おうとしない。
一「まあ、なら俺がやろう。」
ジェノサイド「ああ、頼む。」
一「俺の七つの大罪スキルは傲慢、効果は同じ敵を殺した数だけその敵に対してのダメージが上がる……だな。まあどこが傲慢なんだろうとは思うが……」
ジェノサイド「なるほど、上限は？」
一「さあ？500とかじゃないか？」
まあ、永続だから火力が増えすぎてもなって……待てよ？これ常に効果が発動しているのか？前超越茸に相当なダメージを与えていた様な……
ばはむーと「強いような弱いような……」
一「まあいい、次は？」
カオスポテト「じゃあ俺が。スキルは暴食、効果は攻撃した時相手のHPの最大値にダメージを与える+与えたダメージ分貯蓄して解放時にそのダメージを上乗せする、だな。」
一「おお、結構強い。」
カオスポテト「いやいや、そうは言ってもアレだぞ？HPが減っている敵にやってもあんまり意味無いからな。まあ解放すればいいけど。次は？」
なんか、ブラックシックルの保持と保持解放みたいだな。
ばはむーと「私が行こう。憤怒、効果はダメージを受けた分ダメージが増える。」
ジェノサイド「ほう？どのくらい？」
ばはむーと「知らん。検証してない。次。」
ズコッとこけそうになったが耐えた。危ない危ない。
煙seru「ケケケケ！なら俺が話そう。俺のスキルは色欲！効果は俺以外の対象を選択してそいつに対するダメージを全て肩代わりするって言うスキルだ！」
一「うーん……盾役なら強……うーむ……」
煙seru「ちなみに俺はタンクじゃ無いぜ！ヘケケケケ！」
えぇ……
ミル「最後は私ですわね？私のスキルは嫉妬ですわ。効果は対象のステータス実数値の1つを私と一緒にする、ですわ。まああんまり強くは無いですけど……」
ふむ……はぁ！？
一「おいおいおいおい……」
カオスポテト「1番壊れてるだろそれ！ヤバいな！」
煙seru「ケケッ！俺らの数倍強いじゃねぇかよぉ！」
ミル「え？そ、そうですの？」
そうですの？ってさぁ……
ばはむーと「ミルのステータスにもよる。でもこの中だったら最強だと思う。一のINTとかカオスポテトのAGIとか奪ったりできる。これが弱いわけが無い。」
一「そうじゃなくても他の奴のステータスを上昇させる目的で同じにしたりできるから汎用性は高いな。」
ミル「そ、そうでしたの……初めて使った時に微妙だったのですわ。それで弱いと……」
俺達はその後ミルのフォロー？をして、怠惰の能力を考えていると、時間が来たのかppが現れる。
pp「やあ！時間が来たよ！みんな！交流会は終わり終わり！飲み物閉まって！」
カオスポテト「いや飲んでねぇよ。」
pp「飲んでないの？そこにビールとかウォッカとかあったのに……」
煙seru「なんだって！？」
一「おい、あのケケケケ！見たいな笑い方忘れてるぞ。」
煙seru「あ、そうだ。ケケケケ！なんだって！？」
pp「いや、もう終わりだから！次回、次回にね？」
煙seru「ああ、わかったな！次回無かったら帰るからな！ケケケケ！」
いや、どこに帰るんだよ。家か？
pp「もう、話が逸れちゃった。戻すよ！交流会は終わり！みんなを元の場所へ返すよ！その前にやりたい事とか無いの？」
カオスポテト「はい！」
pp「返事がいいね！なんだい？」
カオスポテト「また会うんだろ？他の奴とフレンド登録でも、と思ってな。」
pp「ああ、いいよ。」
カオスポテト「という訳で、みんなフレンド登録しようぜ！」
……この後、眠っている.以外全員のフレンド登録をさせられた。
pp「じゃあ？返すよ？」
一「ああ、頼む。」
pp「じゃあ、またね！」
ppが指パッチンをすると一瞬にして元の場所へ戻っていた。さっきまで飯を食べていたベンチに座っていた。……うpは居ない。
一「……とりあえずうpを探すか。」
うp「お、戻ってたのか。心配したぞ？」
一「え？うp？」
うpが遠くから歩いてくる。
うp「メッセージを読み出したかと思ったら、急に地面に飲み込まれていったからな。他の奴と探してたぞ。」
一「……ああ、まあ問題はない。何があったか話すよ。……ギルドで。」
うp「わかった。」
その後、俺はうpに何があったかを話した。
はい、七つの大罪そのものの後書きです。
今回はシンプルな説明会ですね(白目)
どうでもいいですけど私事を１つ。
私、たっま〜に友人にこの小説を勧める事があるんですよ。面白半分で。
でまあ、勧められた人はとりあえず「まあ、読んどくよ。」と言うわけですね。まあ社交辞令ですね。
この段階では何も思わないんですけど、友人に「読むわ。」と言われて1話の画像を送られると何故か恥ずかしいものですね。なぜでしょう？
更にその友人から今まで書いたエピソードを言われたらもう顔中が熱くなりましたね。キャー！
と、そんな事は置いといて、
次回、……未定！
