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80話 藍色の強さとバニーさん

主「いやすごいな……」

ジョー「主、どうしたの?」

主「ああ、最近とある方の小説を読んでてな、普段読まないジャンルだから新鮮な気持ちで読めるなって……」

ジョー「へー、どんな小説なの?」

主「恋愛小説。」

ジョー「ああ、主と対極に位置する小説じゃん。」

主「やめろぉ!」


 一「フリーズ!タイム!インディゴ!」


 俺はある1つの魔法を叫ぶ。


 その魔法は藍を司る魔法である。

 その魔法は前作、Calla Dimensionにて魔王が1人、愛寒理人(ラブマネージャー)が使用した魔法。


 その魔法の名は「時間ヲ凍結サセル藍色」


 一「さて……やはり滅茶苦茶MPを持ってかれるな……この効果の代償だから悪い訳じゃ無いけどさ……」


 MPの消費は1000+α。結構消費するが

 効果は消費したMP分自分の()()()()()()()()に追加される。つまりどう言うことか。その追加されたステータスに種族補正が乗る。さらに装備の補正も乗る。

 と、これだけでも強いがさらに追加でこの魔法を唱えたその瞬間から自分以外の時間が遅くなる。具体的には敵が100mを走っている時間で俺は42.195km走れるくらいには時間が早くなっている。

 余談だがたしかCalla Dimensionの説明には周囲を凍らせ自分を強化し素早く動く事であたかも時が止まったかのような感覚になるらしい。……時、凍ってないって言うね……


 閑話休題


 とまあ、これだけ聞くともうほぼチートであるが、勿論当然ながら弱点もある。

 まずはこの魔法の効果中は飛ばす系の魔法、光粉なんかは使用できなくなる。体内に使用する魔法は大丈夫だけど光魔法を使えなくなるのは痛い。

 次に効果時間の終了が来るか戦闘が終わった時2分間自分のHP,MPを1として他ステータスを1にする。

 効果時間は1分。さっさと決めるぞ。


 一「さて、ちゃちゃっと終わらすかな。」


 俺はブラックシックルを装備する。

 ブラックシックルはガチャで出た☆☆☆の武器で取っておいたものの1つ。片手で持つ刃が黒い鎌だ。これのステータスは


 ブラックシックル (鎌術)

 (STR+100)(DEX+200)

 STR+10

 DEX+10

 武器で武器攻撃時ダメージの1%分HP,MP保持(HP,178 MP,32)

 「保持開放」発動可能

 「保持吸収」発動可能


 となっている。

 「保持解放」とは保持HP,MP分のダメージを、「保持吸収」は保持した分回復する武器だ。この武器で特徴的なのはやはりダメージ分のHPとMPを保持する所、そしてそれを「保持吸収」で保持した分回復できる点だろう。「保持解放」?多分つかわないと思う。……これ、魔法で攻撃した分も保持できたら保持解放も使えて良かったのになぁ……


 閑話休題


 俺はこれを装備して、突撃をしてきている1番前、カオスポテトに近づく。そして首に鎌を近づけて思いっきり振る。大体ダメージは5361くらいだ。まあまあだな。

 さて、次だ次。次に来たのはレオニダス一世か。レオニダス一世の首元に向けて攻撃を仕掛ける。……こっちは5292ダメージか。ちょっと低いのはレオニダス一世は鎧を装備しておりダメージを防がれてしまった。……だがまあ別にどうだっていいけどさ……結局ダメージが高すぎて即死だしな。


 こうして俺は他数十名も1発で切り倒し、見事この戦いに勝利した。


 マー「え、あれ?敵は……一さん??」


 一「ああ、殲滅したぞ。」


 マー「え、でも、40人くらいいませんでした?」


 一「ああ、そうだな。でもまあ……行けたんだから仕方ないな。」


 マー「そ、え、そ、そうですね……そうなのか?そうなんだろうな……」


 一「……マー君?大丈夫か?」


 マー「ああ、はい!え、ああ、大丈夫です!」


 そうか、大丈夫ならいいか。



 さて、3分程時間を置いてステータスを元に戻しブラックシックルの保持吸収を使って回復した後、双六の続きをする。確か後10マスだったな。


 一「さて、コロコロと……出目は2か。」


 マー「じゃあ今度は僕ですね……ああ、1ですね……」


 うーむ、渋いな。とりあえず進む俺たち。イベントマスに着く。


 一「さて、どうだ?」


 マー「ええと、商人到来?すみません、初めて来たマスで……」


 一「ん?……ああ、なんか来たな。アレが商人か?」


 マー君が見て固まった向きを見るとそこには変なピエロ姿の男が牛車に乗ってやって来た。


 ピエロ「ヤァ!ナンカカッテイクカイ!」


 そう言って荷台を見せるとそこには色々な物があった。……え、なんだこれ?


 一「カンペンケースにローラー消しゴムにロケット鉛筆……いや、懐かしいけどコレなんだよ。」


 マー「……この色付きの人形ってなんですかね?指くらいのサイズですけど……」


 一「ん?ああ、それ多分消しゴムだと思う。」


 マー「え、コレがですか?……確かに、鑑定で見たら消しゴムって表記されてます。」


 ……これ、マジもんの文房具かよ。



 一「さて、降るかぁ……」


 マー「一さん、結構楽しんでましたね。」


 まあ、懐かしい物を見ると興奮するから仕方ないな。


 さて、俺たちはサイコロを降る。……出目は3だな。


 マー「自分は4ですね。一さんはどうですか?」


 一「俺は3だな。これで……お!行ったな。」


 出目は7!よって!


 マー「やった!遂にゴールですね!」


 一「おお、やったな。」


 俺たちはゴールに向かい、そして遂にゴールマスに着く!


 【おめでとうございます。ゴール2着目により2500カジノコインを入手します。】


 このメッセージが届くと共にゴールマスが裏返って広く壁が赤い部屋に転移する。


 一「あー、マジか……2着とかあるのかこれ……」


 マー「それでも2500カジノコインゲットしました!ありがとうございます!」


 一「いや、まあ、うん。どういたしまして……」


 「おーい、一!こっちこいよ!」


 一「ん?誰だ……いやまあ、なんとなくそんなことだろうと思ったよ。」


 俺は1着で着いていた人、うpの所へ行く。


 うp「いやぁ、どうだった?」


 一「ああ、俺はそこにいるマー君と一緒に色々やったな。鉱石とか掘ってもらって俺は戦って……ああ、なんか滅茶苦茶プレイヤーと戦ったな。それと昔懐かしい文房具とか……そっちは?」


 うp「ああ、俺はこっちにいるモブCとサクサク進んだな。結構魔物が多かった印象だな。」


 隣を見るとそこには中肉中背で弓を持った……


 一「ああ、モブ達の狂乱の!」


 モブC「どうも、お久しぶりです。」


 マー「一さ、え!うそ!」


 一「え?ああ、マー君か。紹介するよ。こいつはうpで俺の相棒だ。」


 うp「おう!よろしくな!ええと……マー君でいいのか?」


 マー「はい!大会で見ました!あの手が銃の人ですよね!」


 うp「お、おお……」


 マー「強かっ……!モブCさんじゃないですか!?」


 モブC「えっ、僕?」


 マー「はい!β版の大会で優勝したモブ達の狂乱の1人のモブCさんですよね!」


 モブC「うん、そうだけど。」


 うp「あー、道理でサポート上手かったわけだ。」


 マー「ですよね!大会の時もそうだったんですよ!確か……」


 うp「一、お前すごい奴見つけたな。」


 一「いや、うpには言われたくないんだけど……」



 その後、俺達はマー君とモブC2人とフレンド登録をして、別れる。


 一「さて……どうする?」


 うp「いや、そろそろ1時間経つんじゃないか?」


 ふむ……後5分か。


 一「あー、なら入り口近くにあるらしいアイテムの交換所とか行くか?」


 うp「そうだな。」


 そうしてさっさと交換所へ向かう。交換所にはバニーガール……ガール?どっちかというと老婆だな。さしずめバニーオールドウーマン……いや長いな。バニーさんでいいか。


 バニー「何か欲しい物はあるかい?」


 一「あー……何があるんだ?」


 バニー「そうさねぇ……確かここに……あったあった、はいよ、品物表だよ。」


 そうしてバニーさんに渡される品物表。内容は


 カジノコイン2枚→赤い紙

 カジノコイン100枚→HP回復薬

 カジノコイン200枚→MP回復薬

 カジノコイン500枚→カジノコイン形チョコ

 カジノコイン2,000枚→鉄の武器 

 カジノコイン3,500枚→鉄防具一式

 カジノコイン15,000枚→鋼の武器防具一式

 カジノコイン1,000,000枚→カジノ入場永続無料券

だった。


 うp「なあ、婆さ バニー「あ゛あ゛!?」あ、あ、バニーガールさんよ。」


 バニー「はいはい、なんでしょう。」


 うp「この、カジノ入場永続無料券だっけ?これってこのカジノ場だけなのか?」


 バニー「はい、そうですねぇ、まあもっとも、ここ以外のカジノ場をあたしは知らないですからねぇ。……ああ、それとVIP用のカジノ場へは行けませんよ?」


 あー、そうなのか。


 うp「なあ、VIPって赤い紙何枚だっけ?」


 一「どれくらいだったかな……ここで確認できないのか?」


 うp「あ、そうだな。えーっと?ああ、1時間1万枚だから2万枚分赤い紙を交換すればいいな。バニーガールさん!赤い紙を2万枚くれ!」


 バニー「はいはい、わかりましたよ。」


 うp「一はどうするんだ?」


 うーん……赤い紙はもういっぱいあるし、それなら永続無料券をもらったほうがいいな。


 一「なあ、バニーさん、俺はカジノ入場永続無料券を1つくれ。」


 うp「ああ、一それ買うの?だったら俺も買うか。」


 バニー「はいはい、わかりましたよ。ちょっと待っててくださいね。」


 そうして少し待つと束になった赤い紙と銀色の紙を2枚渡される。


 バニー「はいよ、赤い紙2万枚とカジノ入場永続無料券だよ。総数102万カジノコインと100万カジノコインだね。」


 俺達はバニーさんにカジノコインを渡して券と紙を貰う。


 一「さて、じゃあ帰りますか。」


 うp「そうだなー。」


 俺達はカジノ入場1時間入場券に着いていたもう1つの繋ぎ目を切って扉を出し、最初に居た始まりの街へと戻った。



 はい、感想を書き込もうと思ったけど人の小説にまともに感想を書いた事無いからどう書いたらいいか分からない後書きです。

 どうやって書いたらいいんでしょうか。自分も書いてみたいんですけど他の人の感想を見ると萎縮しちゃってできないんですよね…… と、そんな所で

 次回、未定!いや本当どうしよう……

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