表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
85/152

76話 超予想外の収穫

主「うおお!俺のハンマーをくらえ!」

ジョー「おお、スタンナイス!じゃあヘビィで頭撃っとくね。」

アイ「あの、この小説に感想がきていましたよ?」

主「俺の!ハンマー!くら……ん?ちょっと待って?アイ、今言ったことをもう一度復唱して?」

アイ「はい、この小説に感想がきていましたよ?」

主、ジョー「やべぇ!こんな前書きで茶番やってる場合じゃねぇ!」

 

 できる場所へ向かう事……なんと1分。俺とアイはとある場所に着いた。


 一「いよっし、まずは本当にできるかどうかのチェックだ!」


 アイ「え、ここって、その……。」


 一「ああ、もちろん《プレイヤー・ファースト・ダンジョン》だよ。」


 目の前にあるは我等がクラン「戯れを好む者共」が誇る城型ダンジョン、《プレイヤー・ファースト・ダンジョン》である。

 何故ここかと言うと、少し前モブAが超越茸の胞子を持っていた事から俺達も恐らくそれらをゲットできるかもしれない!……と考えたからである。


 一「まあ、もっとも俺がダンジョンマスターだから最悪アイテムが取れないって言う可能性があるからな。一応まずは理兎で取れる事を確認するぞ。」


 アイ「は、はい、わかりました……。」


 俺達は中に入る。一階層目は一本道にしている為すぐに理兎がいた。そして幸運な事にプレイヤーはいなかった。……ただ、理猪もいた。


 一「うーむ……そういや理猪いたな、ちょっと堅いんだよな……どうすっかな……あ、()()()()()()()でいいわ。アイ!能力強化(アビリティアップ)でINTを上げてくれ。」


 アイ「はい!」


 まあ多少耐久があろうと関係ない、超火力で貫くだけだ。

 取り敢えずアイにバフをかけてもらい俺は久しぶりの、実戦ではほぼ使ってないレベルの種族特性、(魔王の角)をオンにして発動する。

 効果は自分の攻撃(一回分)を溜めれば溜めるほど威力がまし、最大100秒まって10倍の威力を放つ特性だ。昔は強いと思ってたけど残念な事に今じゃあ天界の裁きを連打しまくる戦法の方が火力は出るから最近はオフにしてたからな……

 ちなみにMPの消費が増えたりしないのでかなりコストパフォーマンスは良い。


 アイ「久しぶりにその角を見た気がします……と言うかかなり溜めるんですね……」


 きっかり100秒溜め、俺はこれまた久しぶり……いや、こっちはおそらく初めて使用する魔法を使用する。


 一「貫け!イクシードレイ!」


 右手から放たれた人間サイズを優に超える太さの超巨大光線はその光の通り道にいた理兎や理猪を消滅させ道にはアイテムが数十個落ちていた結果となる。……結構デカいから地面とかえぐれてそうだったがダンジョンの地形は無傷だった。


  【経験値を5390入手しました】


 一「いやー、流石に約21万ダメージは圧巻だな……天界の裁きの方がダメージは出るがこっちの方が個人的に好きだな。視界的にダメージ表記少なくて楽だし。」


 アイ「いやいや、ダメージが低いって思われてるかもしれませんが18万ダメージは流石としか言えませんよ?……あっ、アイテムが落ちてますよ。取り敢えず拾いませんか?」


 一「ああ、そうだな。さっさと拾おうか。……ただこのアイテムは確認だから1個だけにしておこう。」


 取り敢えず適当に近くにあった理兎の皮を1枚取る。うん、色合いは好きだな。いつ見ても綺麗な灰色だ。素材としての性能は癖が強いが……


 一「うん。問題はないな。インベントリには……よし、入る入る。」


 アイ「ではこれからアイテム収集に向かいますか?」


 一「え?ああ、うーん、今から茸狩りに行きたいのもやまやまなんだけどもっと効率が良くなる気がするんだよなぁ……あ、まず一つ思いついた。」


 アイ「はい、なんですか?」


 一「ちょっとニンビットへ向かうぞ。」


 アイ「わかりまし……え?ニンビット?」


 俺はダンジョン、そして始まりの町から出て全力で空を飛び、すぐにニンビットヘ着いた。


 一「よし、魔法大学校の図書館へ向かうぞ。」


 アイ「は、はい。」


 俺達は魔法大学校の図書館に向かう。途中ジュシヤに何しにきたと声をかけられたが魔法改造に図書館に来た。と言ってどうにか図書館に向かった。


 アイ「あの、【魔法改造装置☆一回10万マルク】って書いてあるんですけど、これで本当に魔法が改造できるんですか?」


 一「大丈夫だ。できるできる。」


 今から改造する魔法は雷魔法だ。

 理由としては

 1.光属性な為種族特性のバフが乗る

 2. 連鎖電圧(チェインボルト)という低威力だが高射程で複数の敵に当てられる魔法がある

 3.複数個の魔法を組み合わせて作る魔法なので拡張性が高そう(願望)

 の3つだ。


 さーて、10万マルクを入れてと……

 《支払いが完了しました》

 《それでは魔法改造を始めます》


 お、久しぶりに見たな。さて、この……なんだっけ?魔法同期装置だったか?それに二の腕まで入れる。


 《しばらくお待ちください》

 《スキル【魔法】同期まで後0/100%》


 待つ事30秒、100%まで溜まる。


 《次に自分のスキル【魔法】から一つ改造したい【魔法】を選択してください》


 まあ雷魔法を選択する。

 そして警告するメッセージが来るが構わずにはいを押す。……これ、雷魔法2つ持っていたから即決だったな。もし1つだったらもっと悩んでたと思う……


 閑話休題


 今回は連鎖電圧(チェインボルト)だけを改造していく。電圧振動(ボルトショック)は改造しない。


 MP消費【100】 属性【光】 強化済み 使用可能魔法ポイント【540】


 名前【連鎖電圧(チェインボルト)

 威力 INT×1 弾数 30【10×300】

 弾速 INT×30km/s 【10】

 弾のばらつき 25【1000】

 再使用可能時間 20s 【400】

 弾の持続時間 5s 【50】

 追加効果 弾反射化 弾連鎖化 状態異常【即死判定】【7000】


 一「さて、こっからどういじってくか、だな……」


 アイ「追加効果のポイントがかなりありますね……」


 10分後


 一「ま、こんなもんかな?」


 MP消費【100】 属性【光】 強化済み 使用可能魔法ポイント【0】


 名前【雷麺(ライメン)

 威力 INT×0.1 弾数 880【1×8800(8800)】

 弾速 INT×30km/s 【10】

 弾のばらつき 100【0】

 再使用可能時間 1s 【590】

 弾の持続時間 60s 【600】

 追加効果 弾反射化 弾連鎖化【2000】


 まあ、うん。なんか色々ツッコミたい所が多いだろう。

 まず名前はアレだ。単純に見た目が細めの縮れ麺にしか見えなかったからそう名前を付けた。

 次に性能だがいつもの低威力高持続再使用早めのばらまき型だ。正直即死とばらつきはいらないと思って消したらかなりのポイントが貰えたからな。それを弾数と持続、そして再使用時間の短縮に振った。

 これにて改造が終了したからダンジョンに向かう事にした。


 アイ「あ、そう言えば最近ダンジョンに人が結構来ますから成長して魔物を増やす事ができますよ?」


 え?それマジ?……確かにそうだよな。なんかゾロゾロパーティ揃えて来た時に成長を確認したくらいで実際なんかしたわけじゃあ無いし……


 一「予定変更。今からダンジョンを調整する事にする。」


 アイ「はい、了解です。」



 一「さて、さっさと済ませるか。」


 俺はダンジョン調整の為に白い部屋に来た。勿論アイも居る。

 まずは今現在使ってないdmpを確認して……おお、230か、結構たまってるな。これを全部6階層の超越茸に使用する。これで超越茸が1時間に2500本増え、更にここからこいつらは+αで相当増えるのでこれでもう効率は上がらないだろう。装備でアイテム増えるとか無かったと思うし。

 ちなみにこのダンジョンは11階層で終了にしたいと考えている。何故かって?そりゃあ簡単だ。俺が中身がぎっしり詰まったダンジョンの方が好きだからだ。ダラダラ20階層とか30階層とか攻略してたら長く感じてしまうからな。そうじゃなしに短めの階層で冗談みたいな内容のダンジョンを攻略したいしされたいからな。


 閑話休題


 そんなこんなで俺は見事?準備を終わらせた。……これ以上なんかあるか?いや、ない。


 一「いよーし!これで準備は万端な筈だ!もう特になんも無いだろう。」


 アイ「はい、恐らくは何も無いかと……」


 一「よし、ならば向かうぞ。」


 俺は白い部屋から出てダンジョンに行こうとした時、アイから衝撃の発言を言われた。


 アイ「あの、コアから自由に階層を移動できますよ?」


 ……マジかよ。律儀に1階層目から登ろうとしてた俺って……


 アイ「あの、大丈夫ですか?」


 一「いや、大丈夫。じゃあ行こっか。」


 俺はコアを用いて6階層目に移動した。



 一「さあ!遂にやってきたぞ!超越茸達!今からお前らを吹き飛ばすからな!」


 アイ「頑張ってください!」


 ちなみに今回倒す超越茸はダンジョンの壁に張り付いている真っ赤で大きいボタンを押すと天井に穴が開き大量の超越茸が降ってくる仕組みだ。


 一「よし、これで降ってくるな。」


 アイ「いつ見ても神秘的な光景ですよね……」


 アイがそう言うのでちょっと観察してみる。

 うーん、降ってくる超越茸はキラキラと光り、さながら雪のよう……いや、どっちかというと鱗粉を撒き散らす蛾の様だな。


 一「さて、見てて嫌になってきたから終わらせるかな。ライメン!」


 アイ「えっ?」


 俺は雷麺(ライメン)を発動させ、一掃する。一発一発の一撃では倒せないが複数回当たる事で倒せ、そこから更に周りの奴らにも雷が当たり、倒し、当たり、倒し……と、それが30秒くらい続き、超越茸は全滅した。


 【経験値を0手に入れました】


 一「うわっ、あいつら経験値0なのかよ!」


 これじゃアイテム収集以外のメリットがまるでないもな。昔うpが倒したジョーの所にあった巨大な岩みたいなもんか?


 アイ「おお!これは凄いアイテム量ですね!」


 そんな事を考えているとアイが驚いていた。見ると6階層の床に大量に白い粉入りの瓶が落ちていた。いや絵面やばいなこれ。

 取り敢えず試しに一つ鑑定してみる。


 超越茸の粉

 超越茸から取れる粉。摂取すると状態異常「優越」となる。


 ……やっぱり違法ドラッグじゃないか。まあ吸ったりするわけじゃあ無いし、別にいいんだけどさあ……。

 ま、取り敢えずインベントリに入れといて……!?


 一「ハハッ!おいおい、お前マジかよ!」


 アイ「あの、どうかなされましたか?」



 一「このアイテム!瓶一個で99個分の粉なんだけど!!!」



 一 男 キマイラ【オリジン】(熾天使 魔王 人間) LV17

 HP.155/155 MP1035/1035

 STR(筋力)30+(94)-20

 DEF(耐力)15+(16)-150

 INT (知力)230+(766)+398

 MND(抗力)15+(24)-60

 AGI (敏捷)60+(150)

 DEX(器用)100+(180)

 LUK(運)490


 種族特性

【熾天使】(熾天使の羽【白】)(光属性強化【真】)(天界の裁き)(熾天使の光輪)

【魔王】(魔王の翼【黒】)(闇属性強化【真】)(魔界の導き)(魔王の角)

【人間】(経験上手)


 スキル

【特殊】

 召喚 (妖精【始祖】) 鑑定 飛翔

【武器】LV3 杖術×16 農具術 鎌術×14

【魔法】LV12

 攻撃魔法

 赤(火属性) 火×13 火炎×2 熱

 青(水属性) 水×13 水流×2 氷

 緑(風属性) 風×13 暴風 音

 黄(土属性) 土×11 大地 砂

 白(光属性) 光×16 光(改造) 閃光 神聖 雷 雷(改造)

 黒(闇属性) 闇×5 暗黒×3 邪悪 毒×2 黒色

 無(無属性) 無属性×9 虚無 草 鉄

 灰(複合属性) 大気 蒸気 溶岩 泥 熱風 砂塵

 補助系魔法

 橙(回復系) 回復×18 治癒×3

 藍(ステータス上昇系) 付与 補助×7 強化 藍色

 紫(その他) 波紋×2 使役×2 物理 理×2

【生産】LV3 農業 【肥料浸透 肥料散布 酸度測定】

 スキル【七つの大罪】傲慢(覚醒)


 所持金1,900, 545,872マルク

はい、感謝しかない後書きです!

いやー!本っっっ当に嬉しいです!マジで嬉しいです!感想を初めて見た時ちょっと涙出ましたもん。滅茶苦茶モチベーションが上がりました!これからも頑張ります!!

今回の様に感想やレビューで指摘や応援を書いて頂けますとこんな風に私が!とても!喜びます!ですので是非今後ともよろしくお願いします!

次回、アップデート!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ