73.5話 フェスティバル!二つの視点(3:7)
はい、前書きです。今回は新しい取り組みとして、.5話系統は全て後書き担当の私が、後書きの方はあっちの方でやってもらおう、と言うわけです。はい。何故かと言いますと……あんまり深い意味はないですね。気分転換です。いつかの回見たいな意図してない変更ではないのであしからず。後地味に今回も長いです。後書きも長いです。
と言うわけで……どう言う訳だ?まあいいか。
次回、【久しぶり】スレ回【多分】
笛や太鼓の音が響き、人々の喧しい声が聞こえてくる今日、この神冠村では茎葉根花果祭りが開催されていた。
そして、この物語の主人公であるこの俺、降魔一は!
一「はいよ、六発分だぞ。頑張って当たるんだぞ?」
「ありがとうおっちゃん!」
……現在は射的屋でコルクの弾を渡す仕事をしていた。
「ようし!当てるぞー!」
この外にある射的屋では一回300円で六発分の弾を入手して的をねらう。
ここには小中大の的があり、それらに弾が当たる事によってお菓子やアイス、ジュースなどの物を貰える量をを変えている。
大きい的に当てると1個、中くらいの的に当てると3個、小さい的に当てると5個である。
さらに、これは当てれば当てるほど貰えるため、小さい的に先ほど貰った六発を命中させると合計で30個お菓子などを貰える。
しかし
「おっちゃん!全然当たらないよ!もっと近くから撃たせてよ!」
この射的場はそれなりの距離があり、小さい的に当てようとすると結構な集中力を必要とする。また、運が悪いと横から風が吹いて来てコルクの弾を逸らしてしまうかもしれない。
一「そうか?小さい的しか狙わないから外れやすいんじゃないのか?」
まあ、射的はかなり得意な方であり、村では3〜4位を争う程の実力者であると自負している……なぜ1〜2位ではないかというと1位には山田昇が、2位にはその妹山田華が君臨しており、その実力は計り知れない……
一「まあ、とりあえずもうちょっと大きい的、せめて中くらいの的を狙ったらどうだ?」
「そうだね、そうするー。」
と、そんなこんなで射的屋をやっているとお昼の時間となり俺達は
一「お疲れっす。」
暁「お疲れさん!儲かっとるかな?」
一「まあ……ぼちぼち……」
昇「おいおい!お前が儲かってなかったら全滅だっつーの!」
村の民衆「はっはっはっはっは!」
俺達は笑いながら飯を食い、お茶を飲む。ちなみに……
一「やっぱりいつ食ってもまずいな。」
昇「諦めろ。こいつはそう言うもんだからな。」
この祭りの名物料理、万豐菜煮と言う料理はこの農村で取れた様々な食材を全て(ここ重要)ぶち込んで煮込む。それだけの料理だ。ただそれだけと言っては侮れないのも事実。これに入る食材は尋常じゃなく、例を挙げると大根は切るが捨てる所は一切無く、時々葉っぱの苦味が口に広がる。その他にも熊の内臓なんかの臭みが強い食材や調味料が入ってない事もあり、もう形容し難い味となっている。おそらく食べ慣れている俺ら……年が2桁いかない時から食べていた俺らだから耐えれるが一般人はまず無理だろう。
さて、昼飯を食べて午後の仕事に取り掛かったのだが残念な事に特に語る事も無く終わってしまい片付けを始める。
一「いやー疲れた疲れた……」
一人で愚痴りながらも作業をしていると遠くから二人の少し小さな影が見えた。
暁「おーい、はじめくん!片付け頑張っとるかー!」
「あ、あ、ど、どうも……」
1人は暁さんだ。さっきもあったな。
一「ああ、暁さん!もちろん頑張ってますよ!それと……」
そして、その後ろにもう1人、黒髪のショートでアースアイの女の子だ。彼女は……あっ、思い出した!
一「たしか……彩ちゃん……だったかな?」
そう、彩ちゃん。暁さんのお孫さんで今は結構な距離が有る隣町の高校にマンションから通っているらしい。……ちなみに親とは別に住んでいるので今は一人で暮らしている。彩ちゃんの親の暁晶と暁茜さんがこの村にいるからな。
彩「あ、そ、そうです……」
一「久しぶりだね。高校頑張ってる?」
彩「はっ、はい、勉強とかが、頑張ってます。」
一「いや、そんなに緊張しなくていいんだよ?」
どうやら緊張しているようだ。まあそりゃそうか。最後に会ったのいつだったか……まあなんにせよだいぶ打ち解けたと思っていたんだが……
彩「はい、その……す、すみません。やっぱりちょっと緊張します……」
一「そうかい?まあゆっくりしていきなよ。丁度片付けてた所だから余った商品と椅子くらいしか無いけどね。」
私の名前は暁彩、ただのゲーム大好きな今絶賛祭り楽しみ中だ。
時を遡る事1時間前、私はこの神冠村に帰って来た。
今までは正月しか帰っていなかったからどうして今日帰って来たか、と言うと理由は単純。華に誘われたのと祭りが面白そうだったからだ……昔は祭りも来ていたんだけどな……
閑話休題
そんなこんなで戻ってきて祭りをおじいちゃんに案内してもらっていた。村の中心に大きな万豐菜様があ?なぁ……とか思っていると……
華「いらっしゃいませ。」
彩「あ!華!またあったね!」
華「え?ああ、彩、来ていたのですね!」
そう、彩が働いている屋台があった。名前は C.I. と言うお店でを出しているお店だ。
昇「お、暁の旦那じゃねぇか。その子は?」
暁「みてわからんか?ワシの孫の彩ちゃんじゃよ。」
昇「いや、旦那と似てな……いや、確かに、そうだな。似てる似てる。」
そういうこの人は誰だろうか。確かに私やおじいちゃん、お父さんはアースアイと呼ばれるすこし変わった……最近好きになった目をジロジロ見てくる。慣れてはいるがやはりすこし複雑な気分ではある。
華「……兄さん、彩の顔をジロジロ見るのはやめてください。」
昇「ん?うおっ、華、わかった、わかったから、その手に持ってる熱されたフライパンを置いてくれ!」
……なるほど、この人は昇さんか、たしか華の愛するお兄さんで……華のお兄さん……ちょっとまって?
私は華のお兄さんという人物を一人知っている。そう、うpだ……昇さんがうpだと!?と言う事は昇さんはゲーム世界に入るとあんな脊髄で動く様な人になってしまうのか……?
華「まあ、いいですよ。今は接客中ですからね!……華、暁さん、そろそろなにか注文をしてください。」
暁「そうじゃな。彩ちゃんはまだ若いからの、たーんと食べてもっと大きくなるんじゃぞ。ワシは焼きそばを頼む。」
なるほどおじいちゃんセクハラかな?この私が渇望してやまない身体の一部分を見てそういうおじいちゃんをゴミを見る様な目で見てメニューを決める。……まあ、この村に来たからにはやっぱりアレだな。
彩「よし、万豐菜煮を一杯お願い。」
華「わかりました、兄さん。お願いします。」
昇「あいよー。」
注文して待つ事数分、おじいちゃんや華と話しているとその料理が出てくる。しばらく煮込まれていたであろうその料理は我々に恐怖を覚えさせる臭いと見た目をしていた。おそらくこれでも抑えられた方なのであろう。ゲーム内のうpの料理の腕はかなり良い物で、おそらくリアルでも料理が上手いのだろうその手腕でこれの不快成分を少しでも減らしたのであろう。
暁「さて、久しぶりに焼きそばなんて食べるのお……」
彩「こっちはそもそもこの村以外無い料理なんだけどね……」
そう言いながら食べようとする手は震える。久し振りにコレを食べるのだ。味覚はだいぶリセットされてしまっている。
彩「ええい、覚悟を決めろ!」
私は少しだけ口に入れた。
そこからは凄かった。不快と言う名のハーモニーが口内全体を刺激する。おそらく久しぶりに食べたからであろう。身体中から力が抜ける様な錯覚まで覚えてしまうその味は破壊力(味覚専用)を持って舌に襲いかかり口に入れても鼻の方へ臭いが行く上に後味も最悪で、もう、
彩「んんんー!まっずい!」
昇「はっはっは!そりゃそうだな!まずいに決まってる!」
普通は作った料理に対して罵声を浴びせると怒るだろう。ましてや料理人の目の前で言うのはその料理人に対しての挑発であり当然怒るであろう。
しかし、この料理は別だ。
だってまずいんだもん……
さて、どうにか食べた後は他の店を回る。くじや金魚すくいなどの屋台を回る。……残念な結果だったから詳しくは言わないけど……
閑話休題
さて、私が遅くに来た事もあり、もうだいぶ閉まっている場所が増えた。仕方がない。8時からこの祭りの一番の催し、万豐菜様炎上イベント(こう言う名前では無い)が開催されるから7:00にはもう店もない事も多いのだ。
そんな所をおじいちゃんと私は適当に挨拶しながら歩き回る。
暁「ふむ……もうだいぶしまっておるの……」
彩「そうだね……そういえば、おじいちゃんは場所取りしないの?」
場所取り、それは万豐菜様が燃えるのを見る場所をあらかじめ取っておく事だ。近いと熱いし、遠いと見えない。だから丁度いい場所をあらかじめ取っておかないと不便だからだ。
暁「ワシは専用の席があるからの。お前もそこで見るか?」
おじいちゃん専用の特等席?……!あの万豐菜様に近すぎてめちゃくちゃ熱い場所か!
彩「いや……いいよ。やっぱりその時になったら適当な場所を探すから。」
暁「そうかの……」
さて、そうして歩いていると一つの射的屋!と書かれた屋台を発見する。そこには……そこには……
暁「ああ、あそこも片付けとるか。まあ挨拶くらいはしとくかの。おーい!はじめくん!片付け頑張っとるかー!」
ゲーム内の私達、モブ達の狂乱を倒したウィザードカプリシャスのリーダーで、わたしが所属しているクラン、「戯れを好む者共」のクランマスターである超かっこいいあの……あの……
一さん!?
彩「あ、あ、ど、どうも……」
そうして今へと至ったのだ。
いや、緊張しないとか無理だからー!そうか!そうだよ!うpこと昇さんとうぽつこと華がいるんだ!そりゃ一さんもいるよ!
暁「じゃ、彩ちゃん、ワシはそろそろ特等席に行くからな。彩ちゃんも適当な場所を見つけとくんじゃぞ。」
あっ、まっておじいちゃん!今一さんと2人きりは……2人きり……
一「あー……彩ちゃん、場所取ってないの?」
彩「………!そそ、そ、そうですね、取ってないです。」
いかんいかん。ちょっとトリップしてた。危ない危ない。……と言うか場所さがさないといけないな。はぁ……
一「そうだな……今探してもあまり無いだろうしな……一応俺達専用の場所があるからちょっとこれ片付けた後になるし一緒にそこで見るかい?」
場所取り……ん?今この人なんて言った?一緒に、そこで、見るかい?
彩「あ、あの、それはどう言う……」
一「ああ、単純にどう?と思っただけだよ。でもまあ、こんなおっさんの誘いなんか彩ちゃんみたいな子は誘われないと思うけどね、はっはっは。」
彩「あの、一緒に行きます。」
一「……………え?」
こうして、一さんと2人でその場所に向かう事となった。途中で「いや、こんなよくわからないおっさんの誘いについて来ちゃダメでしょ。」とか「彩ちゃん、もし俺が変な奴で……その……彩ちゃんに……あの……変な事しそうな人だったらどうするのよ」とか言って来たけど「そういう事を言う人は言う前にやってるから大丈夫ですよ。信頼してますからね。」というニュアンスの言葉を言い返したら言葉に詰まってた。……一さんなら大丈夫でしょ。ゲーム内でも変な事……しまくってるけどそう言う意味の変な事じゃないし……
閑話休題
そうこうしていると目的地に着いた様だ。……どうやらただの民家の様だけど……?
一「ここ、俺と同居人の家。で、そこの縁側から見えるんだよ。……あ、というかいたし。」
同居人いるのか。奥さんか?と、そう思って表札を見るとそこには
降魔一
山田昇
の文字がはっきりと見えた。え?あ、華のお兄さんと一緒に住んでいるのか……ああ、いや、いやいやいや、そんなわけないわけない。そんな関係な訳ない訳ない。……無いよね?
昇「お、やっと来たか、それで……おいおい、女の子連れてどうした?」
華「え?珍しいですね。一体どなたを……彩?」
彩「え?あ、華か。うん。さっきぶり。実はさ……」
ちょっとぼーっとしていて2人に気付いてなかった。ていうか昇さんと華も来ていたのか。ま、そりゃそうか。同居人……だからね。華もそれに便乗した形なのだろう。
と、そんな感じで説明していたら華に怒られた。
華「全く!一さんだから大丈夫ですが他の……あの……変な事をする……変な輩に……その……変な事をされたらどうするつもりなんですか!全く!」
というか、この3人揃いも揃って変な事、という単語を出すたびに苦渋の決断をする様な顔をするのはなんでだろうか?
彩「大丈夫だって、一さんならそんな事をしないって……確信してたからね。」
もちろんゲーム内での信頼度は高い。女の子がちょっとえっちぃ格好をしてた時にその女の子をみない様にしたり、うぽつがちょっと際どい格好をした時に注意したり……とまあ、そういう理由で大丈夫だと思ったのだ。……100%信頼してた訳じゃないけど……
とは言ったもののここまで2人をある程度見て来たらそんなにその……そういう事をする筈はない……と思うけどこんなに怒られるとは思ってなかったな……あ、信頼している理由を証明できるいい方法を思いついた!
昇「おいおい、その信頼はどこから 彩「全く……仲間の事を信頼してはダメなのか?うp……」え、あ、え?」
私は声色を変えてモブAの口調で話す。
一「ん?……あ、そうだな。モブA。」
昇「え?あ?え?この彩ちゃんがモブA?マジ?と言うかよくそんな一瞬でわかったな。」
は、早っ。わかる事は想定内だったけど早すぎでしょ!
華「よくお気づきになりましたね。私は知っていましたが……」
昇「あ、そうだな。よく俺達がうpと一だって……あ、華か。」
一「まあ、そうだろうなあ……もしかしたら俺の顔変えなさすぎてバレたとか?」
彩「ま、概ねそんな所ですかね。……というか、いつ私がモブAってわかったんです?まさか最初から知ってて?」
そう、気になる。声だけでそんな判断できるか?いっそ最初から知っててやってたって言われた方がしっくりくる。
一「いや、最初からじゃあないな。さっき気づいた。そうだな……まずは声と口調、あとうpという名前を知っていたって所だろ?」
昇「うん。それで?それはわかるぞ。だがそれだけじゃないだろ?」
あ、そうか。名前言ってたな。そりゃあわかるな……まだ理由はあるって感じだけど……
一「後一番なによりそう感じたのは単純に顔だよ。」
3人「「「顔?」」」
え?そんなガッツリ顔を見られた経験ってあったっけ?
一「ああ、その綺麗なアースアイと可愛い顔は間違いなくモブAかなって……」
………キレイ?カワイイ?
華「あ、あの、その……」
昇「お前……」
一「え?……あっ、ああ!ご、ごめんね、彩ちゃん。つい思った事が口にってこれもダメだ!あ、ど、どうしよう……あっ、燃えてる燃えてる!万豐菜様燃えてるって!」
そこから先の記憶はあまり覚えていない。ただめちゃくちゃ恥ずかしかったし超絶ドッキドキした事は確かだ。
その後、燃えた灰を冠にして祭りが終了し、お開きとなった。そして、
彩「ふう……やっぱりお風呂は最高だね。」
午後10時半、家に帰ってお風呂に入った所だ。さてと、適当にテレビをつけていい番組が無いか考える。……あ、
彩「そういえば幻の次元があるか。ちょっとまって見よっと。」
と、考えて適当にホットミルクでも飲みながら時間を潰していたら幻の次元が始まる。そして……
彩「アイドルってすごいなぁ……」
彩「え?襲われてるじゃんというか深○ものじゃん!なんでなんで?」
彩「あ!ダ○ンだ!勝てるの?」
彩「釣ったぁぁぁぁ!!!!」
こうして、私の煩い夜は始まる。
ジョー「うっひゃあー!祭りだー!」
(注、この祭りは今回の茎葉根花果祭りでは無いです)
ジョー「しかも主(抑止力)がいないから自由にできるー!お小遣いとして主からいつももらってるこの500円玉が16枚あるしー!最近買ってもらった手提げ鞄もあるしー!なんでもできるー!ひゃっはー!」
ジョー「まず……よし、最初はあれにしよう!」
「いらっしゃーい!あんず飴とりんご飴、どっちもうまいよー!」
ジョー「おじちゃん!りんご飴一個ちょーだい!」
「おっ、良いぞー!一個500円だぞー!」
ジョー「うん!これでいい?」
「お、ちょうどピッタリだな。じゃ、はい、どうぞ。」
ジョー「ありがとう!じゃーねー!」
ジョー「さて、買ったわけだし、食べてみるかな。いっただっきまーす!はむ!」
ジョー「んー!この甘い水飴とちょっと酸っぱいりんごが相性よくてサイコー!うまうま!」
ジョー「はー、美味しかった!じゃあとりあえずゴミはゴミ箱にポイして〜今は甘い物を食べたからちょっとしょっぱい物が食べたいなぁ……あ!イカ焼きだ!」
「お、お嬢ちゃん、イカ焼きが食べたいのかい?」
ジョー「む?それ僕?」
「そうだよ、周りに君以外の女の子はいないだろ?」
ジョー「なんでさ、僕男だから!」
「えっ?本当か?」
ジョー「そうだよ!僕はちゃんと男だよ!」
「いやそんなかわいい顔して ジョー「うるさいうるさいうるさーい!とにかく!僕は男だからね!と言うかどこが女、しかもお嬢ちゃんとかに見えるってのさ!」ああ、ごめんごめん、悪かった悪かった。お詫びにイカ焼きを一本やるから許しておくれ。マヨネーズもつけていいからさ。」
ジョー「全く、酷い話だよほんと……ニュルニュル……はむ。」
ジョー「んん!美味しい!このマヨネーズと醤油がマッチしたイカ焼きがうまいからおじちゃんは許す!」
「そ、そうかい、よかったよかった、ははは。」
ジョー「うんうん!さて、ちょっと喉が乾いたな……」
「飲み物かい?なら向かいに飲み物屋があるはずだよ。」
ジョー「そうなの?わかった!ありがとうおじちゃん、バイバイ!」
「お、おう……(アレ本当に付いているのか?)」
ジョー「さて、お、アレだな?ねえ!飲み物屋のおじちゃん!」
「お、いらっしゃい。何が欲しいんだい?」
ジョー「ラムネ!前飲んだ時美味しかったからラムネ!」
「はいよ、1本160円だよ!」
ジョー「あー……ごめんねおじちゃん、500円しか持ってないや。おつりちょうだい。」
「ああ、はいはい、500円だから340円だね。はいどうぞ。落とさないようにね。」
ジョー「うん!ありがとう!」
ジョー「さて、じゃあ!……あれ?これどうやって開けるんだ?前は主に開けてもらったしな……」
「おいおい、それはフタの輪っかを取ってT字のそれを穴に入れて押すんだぜ!」
ジョー「え?あ、輪っか取れた。で、……T字?……ああ、なるほど、横から見たら確かにT字だ。で、これをここに……え?本当にあってる?」
「ああ、あってるぜ、それを一気に押し込め!」
ジョー「わかった、よーし、……それっ!やった、ビー玉が落ち、うわわ!泡が!」
「飲め飲め飲め!」
ジョー「わかった!ん、んぐ!」
ジョー「ふー、危なかった、教えてくれてありがとう!」
「お、おう!勿論だ!じゃあな!」
ジョー「うん!またね!」
ジョー「さーて!次はー……」
主「アレ?」
一「どうした?何かあったか?」
主「いや、昔の本編より長い後書きが書かれたんだが、どうしよう?」
一「いや、知らねーよ。」
ジョー「ただいま!祭り楽しかっ……2人とも、どうしたの?」
主「ああ、前書きと後書きも3:7になった。」
一「おいおい……」




