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69話 VS??? 導入

ジョー「誕生日おめ!」

主「あ、ありがとう……って誕生日昨日だよ!」

ジョー「なん……だと……」

 


 フィリ「いらっしゃいませ!本日はどの!よ、用件で来られましたか?」


 モブA「ああ、そうだな。とりあえずあの欲望に忠実なロリコンを呼んでくれ。ちょっと彼等の装備を見繕いたい。」


 フィリ「は、はーい!わっかりましたー!てんちょーー!」


 俺達は現在フロンの店、モブAに連れられてピンクの愛と勇気の武器と防具センターという店にいる。……しかし、


 一「おいおい……えらい言い様だな……」


 モブA「いや、こう言うとあいつは早く来 フロン「おいこらぁ!前も言ったけどなんで俺がロリコンなんだよ!前も言ったが俺はロリコン()()()()からな!わかったか!……で、今日は装備が必要なんだな?」……まあ、わかったろ?」


 いや、その理屈はおかしい……まあ、早く来たから別になんでも良いか。


 一「ああ、俺達の装備だな」


 フロン「ふむ……しかし、今日は無理だな。」


 おや?フロンの顔が険しい物になる。


 うp「ん?なにかあったのか?」


 フロン「いや、実はな……」


 と言うとフロンはとある場所で取れる糸が無いらしく、それらが無いと良い装備が出来ないらしい為取ってきて欲しい!との事だ。まあ、はっきり言っていわゆるお使いクエストだろう。


 フロン「すまん。俺はアレ自体どんな効果を持っているかはわからない。だがアレが無いとあいつは良い装備が作れないらしいんだ。だから頼む!」


 ……まあ、装備が出来ないならやるしか無いな。うん。だから目の前で土下座をするのを辞めていただきたい。


 一「……まあ……そこまで頼まれたら……なあ……」


 うp「あ、ああ……」


 太刀魚「いやー見慣れた光景ですねぇ……」


 ポーー「そういやβ版でしょっちゅうやってたなぁ……」


 見慣れた光景なんだこれ……

 ちなみに後で聞いた話だがβ版ではフロンの土下座は1日に1〜3回はあった様だ。しかし、理由はネタバレになるからダメらしい。土下座にしては多い回数とネタバレになる様な理由の土下座……どっちををツッコミすればいいんだよ……まあ、俺はツッコミ役じゃないからやらないけどな。


 閑話休題


 さて、そういう事で俺達は目的のとある場所に向かう事となった。場所的にはこの最初の町を東門からでて数分、我々が結構前に入った鉱山を登って山の中腹を目指す。……思ってたより近いな。


 一「フロン、なんで自分で行かないんだ?」


 フロン「いやお前さんらは強いからわからないかも知れないが、俺の様な一般人があんな所に行ってもし速くなった草兎に敵対して蹴飛ばされたらここを休まなくちゃいけないからな。」


 ああ、そうなのか。……まあ、冷静に考えて序盤のいわゆるチュートリアル系の雑魚モンスターの強さじゃないからな。条件付きだが伝染するAGIバフ、紅葉化といい低いとはいえ50はあるSTRといい……うん。中盤とかの人によったら詰む敵だなこいつ。


 一「なるほどな……さて、ちなみに聞くけどうp……は行くとして他のみんなはどうする?用事とかあるなら別にそっち優先でも良いけど……」


 うp「いや、まあ、行くけどその言い方はなんかヤダな……」


 一「でも暇でしょう?」


 うp「確かに……」


 俺達が戯れているとうぽつから一言


 うぽつ「あの、そろそろ漫才は終わって頂いて私達も話してもよろしいですか?」


 一&うp「アッハイ」


 太刀魚「彼等はいつもあんな感じなんですか……?」


 うぽつ「まあ、最近はあまり無かったのですが……」


 一「ま、まあ、で、どうする?」


 太刀魚「え、ええ……私は特に用事は無いのでご一緒しますよ。」

 ポーー「俺も同じです。参加しますよ。」

 モブA「我々もやる事ないし良いんじゃないのか?」

 モブD「面白そう……いいよ……」

 うぽつ「いいですよ。」


 フロン「み、みんな……ありがと モブA「ああ、それで報酬の話だが、全員どうする?」……え?」


 太刀魚「そうですね。とりあえず成功したあかつきには一人ずつ欲しい装備1つ……いや、欲しい物を1つ無料なんかどうでしょう?」


 フロン「え、そ、そんな……い、いや、背に腹は変えられないな。わかった、そのかわりちゃんと持ってきてくれよ。さあ行ってこい!チクショー!」


 そう言うと俺達を追い出すフロン。


 一「おいおい、いいのかあんなこと言って……」


 ポーー「そうだぞ。もっとふっかければよかったのに……」


 そうそ、え?


 一「いや、違うよ?」


 β版組「え?」


 うp「いや、逆にやりすぎじゃないか?これであいつとの商談が不成立だったら色々面倒じゃないか?」.


 そうそれ。それだよ。


 モブA「あれくらいなら大丈夫だぞ?」


 モブD「昔は……アレの……3倍は……要求……してた……」


 いや怖っ!




 とまあ、俺達はそんなこんなしながら東門を出てゆっくり歩いて鉱山へ向かう。……道中は敵がいたけど面倒だったのでスルーした。そして、


 一「ここか?」


 うp「まあ、そうじゃないか?」


 俺達は目的の鉱山前まで来た。


 一「いやー、ここを登るの結構キツそうだな……」


 山は見た感じ整備はあまりされておらず、草木が生い茂っている森の様な状態なので、不意打ちなんかに注意しながらそれなりに急な山を登るのは結構なものがある。


 うp「まあ、俺達なら大丈夫だろ。……これをリアルで登れってなったら嫌だけど……」


 太刀魚「それは嫌ですね……」


 モブA「それは同意するな。」


 一「……先に行ってるぞ。速く来い。」


 全く、いつ意味のわからん敵がでても……まあ大丈夫だがそれでもやっぱり警戒は一応しておいた……うん?


 一「ここ、こんなに暗かったか?おい!不意打ちなんかに注意し……いないな。」


 うーむ、おそらく山の森に入った瞬間なんらかの手段で分断されたのだろう。ゲームだし……これ、どうしようか。俺だけ分断ならともかく全員一人一人分断されてたのなら一部、というか俺も不意打ち対策とかできないし辛いのでは?アイでも呼ぶか?いや、アイを呼んだ瞬間分断とかありそうだな。

 そう考えながら森を進んでいると木で出来た看板が目に入る。


 一「なんだ?【コノサキ、オタカラアリ】……なんだこれ?罠か?……それにこの木の看板なんか変だな。色が周りの木の色と余りにも違う。まあ、びっくりするくらい外側と内側の色が違う木とかあるし、木の質感なんかはいいから一概には違うとは言えないけど、ただ一応この看板も罠の可能性はあるな。鑑定するか。


 【糸の看板】

【精霊シスレッドが雑に作った罠用の看板。】


 お、おお、罠だったな。というかアレか。この精霊……シスレッド?が作ったらしいのでおそらくシスレッドもしくはそれに近しいやつがおそらく糸を持っているだろう。……しかし、そうなるとこの精霊シスレッドは敵なのか?


 閑話休題


 俺は罠と分かりながらも奥に進んで行く。すると、遠目からは見えないが木々に囲まれた一つの大きな穴を発見する。内側には所々白い糸が付いているくらいで変なところはない。……まあ、白い糸が付いている時点で大分おかしいからな。間違いなくこの奥にシスレッドなる奴がいるだろう。さて、どんな奴だろうか……ん?声が聞こえてきた?


「オイシスレッド!ソロソロヒトガクルゾ!オレサマノマホウデオタカラガアルトオモッテルバカハオレサマノエサ二ナルカラナ!ハッハッハ!」


「くっ……人の子よ、申し訳ない……」


「アア!?モンクアンノカシスレッド!ドウヤラマタイタイメニアイタイヨウダナ!!」


 ……どうやら面倒な事が起こっている様だ。しかし……もしかしてシスレッドやらは敵じゃないのか?……なら攻撃するのはまずいか?……でもまあ、とりあえず奥に進んでみるか。


 奥に進むとそこには大きな黒い蜘蛛とそれに捕まっている小さな蚕の様な虫がいる。


 蜘蛛「オイ……ウン?オオ!ドウヤラヒトガキタヨウダ!」


 蚕「くっ……人の子よ!逃げてくれ!」


 蜘蛛「ナンダト!?コノウラギリモノガ!」


 蜘蛛は俺に蚕を投げつけてくる。……それが俺と蜘蛛の戦いの合図となった。

はい、後書きです……え?前書き少ない?本編の内容がギッチリしすぎ?……気にしないでください。

さて、新しいキャラクターですが彼等は見た目が蜘蛛と蚕です。グロ注意?

次回、VS蜘蛛!



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