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68.5話 モブDのDはDexterityのD

ポーー「あれ、主どうしたんだ?そんな険しい顔をして……」

主「いや、ダイエットサプリが効果無いんだよね……」

ポーー「ああ、わかりますわかります。周りに人柱がいないから自分で試して失敗するんですよねーw」

ジョー「いや、二人ともここに久しぶりに来たのにどんな会話してるんだよ……」


 

 モブD「……じゃあ……やってくる。」


 一「ああ、わかった。モブA、案内してくれ。」


 モブA「わかった。うぽつも来るか?」


 うぽつ「ええ、ご一緒させていただきます。」




 クランに入ったモブDだが、まず入った理由を聞くと……え?理由を聞く前に入れるな?いや、ノリとテンションで……ついうっかり……はい、以後精進します。


 閑話休題


 まあ、理由は2つあるそうで、まずは単純にモブA、もというぽつと仲が良く、それで2人が入っているクランに入りたい!という物。

 そして後はモブDが所属しているパーティのモブ達の狂乱では生産系が盛んだったとの事で、モブAがクランの施設には生産系の物が色々ある!という事を知り、私もやりたい!となったらしい。


 で、モブDは宝石類や貴金属をアクセサリーなどに細工するのが得意らしく、「……材料は……持ってきてもらうし……場所も……借りる上に……時間も……掛かるけど……只で作るよ……」との言葉を貰ったのでなにか無いかな〜とインベントリを漁ったところ、奥深くから飴色の宝玉と鬱金色の宝玉という小指の先程のサイズの綺麗に光る宝石のような玉を見つけた。……いつゲットしたんだろう……昔過ぎて覚えてないな。うん。

 とまあ、見つけたのでこれとガチャででた貴金属を渡す。飴色の方を渡した時小声で「玉ねぎ?」と言われたような気がするが無視する。そうしないと俺も見えるから……


 閑話休題


 と、そういった感じで渡したらモブDは作りに行った。……そういえば、


 一「時間ってどれくらいかかるんだろうか……誰か分かる?」


 ポーー「さあ?俺はさっぱりですね。」


 太刀魚「まあ、それなりの時間がかかるのでは?」


 うp「どっかで見た事あるんだよなー……」


 と、そんな事を話しているとうpが「さっき渡していたあの宝玉はいつ入手した?」と聞いてきた。


 一「うーん……俺も覚えて無いんだよなあ……」


 太刀魚「宝玉系のアイテムなら大体モンスターからごく稀に取れますよ。」


 ポーー「ああ、検証班がβ版で散々調べてたな。たしか0.05%とか……」


 うっわなにそれ!超レアアイテムじゃないか!


 一「そうだったのか……一体どこでゲットしたんだろう……」


 謎だ。


 うp「もしかしてこれか?」


 と言って玉ね……飴色の宝玉をいっぱい出すうp。唖然とする俺たち。


 一「え、そ、それ、なにからゲットしたんだ?」


 うp「ああ、土砂崩れ鰐の内臓から偶に出てくるぞ?それで綺麗だから捨てるの勿体無いし……」


 え、な、内臓から?え、これ、も、もしかしてこれ胆石とかの類なのだろうか……


 一「土砂崩れ鰐病持ち説……」


 太刀魚「まあ……長年生きた個体ならあり得るかも知れませんね……」


 閑話休題


 その後10分ほどダラダラとしていたら3人が戻ってきた。


 一「おっ、早かったな。できたのか?それとも足りない物があるとか……」


 モブD「できた……はい……」


 そう言ってモブDは透き通った褐色の玉を中心として綺麗な装飾が施されたネックレスと強いが派手すぎない程度の赤みがかった黄色の玉が付いたネックレスを渡される。


 一「このネックレ モブD「ペンダント……」ああ、すまない。このペンダント、装飾は綺麗だし、かと言って宝玉の邪魔になるほど派手でもないしな。いやあ普通にすごいな……」


 モブD「ほっ……よかった……できたらつけて欲しい……」


 ネックレスとペンダントの違いがわからねぇ……まあそんな事はさて置いてとりあえずこのペンダント……どっちにしよう。まあ飴色の宝玉の方でいいか。これをつける。


 一「つけたぞ。似合う?」


 とりあえず他のやつに聞く。


 うp「そうだな……とりあえずそれはツナギと合わない事だけは分かる。いっそ装備新調したらどうだ?」


 え?ああ、まあ、そうか。俺が今着ているやつは昔フロンの所で買った土砂崩れ鰐と草兎のハイブリッド装備だからな……今でも優秀だがいっそ何か適当なやつに変えてみるか?


 一「まあ、考えとく……」


 モブA「ところでそのペンダント二つはどの様な効果があるんだ?」


 え?ああ、たしかに。鑑定してみよう。



 飴色の宝玉のペンダント

 DEF+100


 鬱金色の宝玉のペンダント

 HP+50 AGI+20


 一「うわっ、マジかよ!」


 うp「おっ、びっくりした!何、何?」


 一「いや、シンプルに強かったから……」


 まず飴色の方だがまずDEF100って結構高いな。草兎のSTRが2倍になってもダメージが0だと言えば伝わると思ったが自分で考えてみても意味がわからないな。

 あと鬱金色の方は一見低い様に見えるがHPを増やす装備は今まで無かったので今後使う機会も……あるのか?


 閑話休題


 これをみんなに説明すると全員に動揺が走った。やっぱりシンプルに100はすごいよな……俺が普段着けている防具の3倍強くらいはあるからな。


 太刀魚「DEF+100!?」


 モブA「暁シリーズの最高傑作である私の鎧の3倍のDEFがあるだと……」


 モブD「通りで……加工する時……硬かった……」


 うぽつ「どっちも綺麗ですね……」


 ……まあ、驚く理由は三者三様だが……


 うp「……これ素材自体は俺達でボロボロ落ちるから量産しまくって……いや加工がモブDしかできないからダメか……」


 ポーー「ゲスかと思ったら自己完結しないでくださいよ……」


 一部変なのがいるし……



 さて、このペンダントどうしようか……え?自分で着けてればいいだろって?いやいや、自分のプレイスタイル。まあ、俺は高火力と範囲攻撃を一方的に与えるプレイスタイルだからこの耐久向けのペンダントは使いづらい。

 と言う事をとりあえず話すと結果としてはモブAに飴色の宝玉のペンダント、うぽつに鬱金色の宝玉のペンダントを渡す事になった。まあ、モブAはメインタンクだったらしいしうぽつは言わずもがな弾を生成するのにHP、弾のスピード等を決めるAGIは必要だからな。まあ言われてみたら当然の結果となった。


 モブD「……でも……絶対に……一さん用のペンダントは作る……」


 ……いや、ありがたい。ありがたいね。ありがたいんだけど……


 一「だったらまずツナギどうにかしないとな……」


 モブA「ふむ……なら伝手があるから今からそこに行くか?」


 え、今から?まあ予定も無いし良いけど……


 そう言うことになり、俺達はモブAに連れられてピンクの愛と勇気の武器と防具センターという店に……ってここ!


 一「フロンの店かよ!」


はい、後書きです。

最近ある病気が流行って色々大変ですよね。私も仕事場に行けなくなってしまい今絶妙に暇になっています。だから最近バイクの免許でも取ろうと思ってたんですがアレですね。自分と同じ考えの人多いですね。バイクは諦めました。皆さんも病気にかからない様頑張ってください!……まあ、今回は.5話なんでアレなんですが……

次回、VS???

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